トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

秋の夕日に照る山もみじ

2008-10-09 | 小父のお隣さん

Sn3d0196Sn3d0206Sn3d0195『あかね空いわし雲分け月すすむ』

『秋雨の上がりた夕べもみじ雲』

『山もみじ薄紅月の昇りたる』

『イヤー見事萩色変えて錦織り』

野生の萩の色違いは 時々見かける  今回は隣どうしだった

はっきりした相違があると 儲かった気分だ

コレクターの気持ちもわからなくはないが

物ならともかく「やはり野に置け蓮華草」だ

そうは言っても何時まであるかなあ


新旧対称表

2008-10-09 | 温故痴新

新『山塔婆国の綻びただ泣きつ青崖山崩れる山投資失せし』 読み人秘す

旧『大和は国の真秀ろばたたなづく青垣山隠れる大和し美わし』 倭建命

新『朝路の原腰痛む うはいかず明日は行くな』 読み人秘す

旧『浅小竹原腰なづむ空は行かず足よ行くな』 倭建命后等

新『夜蜘蛛起ついつも八重巻き妻ゴミに八重垣に作るそれ八重巻きに』 読み人秘す

旧『八雲立つ出雲八重垣妻籠みに八重垣作るその八重垣を』 須佐乃男命

※国の宝を粗末にした気分 少し気をつけます


秋津の夏は終わりぬ

2008-10-09 | 小父のお隣さん

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『蜘蛛の衣帷子トンボ風の葬』

『ゆりかごでトンボ旅立つお中日』

哀れかな吊るしトンボ風に揺れ』

11月の気温を観測した頃を境に  トンボがめっきり減った

飛び交う種類も少なくなった

トンボが少なくなると秋も終わりの気分

作業には快適な季節だが  手休めの楽しみもグンと減る

結局は  働け働けということか


母こそは命の泉

2008-10-09 | 今日は真面目に

Sn3d0169  『水おもて開けば王手オニヤンマ』

 『秋なれば仕舞いの身体拭くも寒』

 『かけ水の水音母母母音まどか』

所属グループでの清掃活動のおり  放棄された水槽を再利用した

水を汲むにも  身体を拭くにも楽になった

水音も丸くなり眠気を誘う  まろやかと言うか  まどかと言うか  いい響きだ