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トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

舎利塔と伽藍

2008-10-03 | 小父のお隣さん

『藪下の浄土なりしか朱の伽藍』

Sn3d0125Sn3d0126Sn3d0121笹の上に葛とカラスウリとママコノシリヌグイだろうか ビッシリ覆っている藪の斜面を刈った

地面に白いものが見えたり 赤いものが見えたり はじめは紙やプラスチックと思っていたが

とんでもなかった

美しい朱色のキノコだ  全てが葛の茎の腐植から発生していた

色合いがとても美しい 蒸気のようなものが過ぎるので 水蒸気か携帯蚊取りの煙かとおもっていたら大間違い

せっせと胞子を出していたのだ  風もなかったのに間欠的に舞っていた

菌糸をタオルみたいに広げていたのも初めてみたキノコだ

腹菌類と認識したが  台座が理解できない

近くに幼菌があったが  こちらに台座はなく菌糸から出ていた

こんなことが続いて遊んでしまった秋の一日だった


蝶々初視

2008-10-03 | 小父のお隣さん

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『手を止めてアサギマダラを覗きこむ』

『初見かと図鑑開けどヒラヒラリ』

今日は仕事にならなかった  遊んだ

アサギマダラだと思うけど キクイモの花に止まってくれたのだ

初めて見た

写真を頼りに図鑑を見ても  あんまり頼りにならないのが解った

微妙に違いがあって  解ったのはグループくらいだ

ああ 疲れる   慣れないことはよしましょう


現在過去未来

2008-10-03 | 感じるままの回り道

Img_9748 『彼岸花唄の哀しや怖ろしや』

『月白く我が果て知らず偲ぶ歳』

『還暦も転たなるかな辻の先』

ケアワーカーから今は自称木アワーカーだ

ひばりは「はるか遠く故郷が見える」と歌ったが

目を凝らして見上げる先には  梢が天地を紡ぎ立っているだけだ

なるほどと合点するのは  私には根が無かったこと

繋ぎ止めていたものはあったが  それはなんだったのか  わからない