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トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

いばらの君に

2008-10-01 | 今日は真面目に

『絡み止め引き止めて刺すノイバラの情の深さか下肢の赤瑕』

『鎌に寄り息整えてイバラ刈る』

大きなノイバラは厄介だ  

根元を切ろうにもガードが固い

枝の先から造林鎌を振り下ろして崩していく

城攻めの気分もかくあらんかと攻め入るほど 

絡んで刺して邪魔をする

風呂に入れば意趣返しだ  赤瑕がヒリヒリする

知らない人が見たら発疹を伴った病気のように思うだろう


胸の内は広大無辺

2008-10-01 | 花の下に長居

Sn3d0424_2 『燃える火に言葉は要らず消えたれば全くいらず曰く不可解』

『火元だな拾い手尽きぬ熱き栗』

ローレライもブラックホールも 魔力が魅力で惹きつける

この世の生き物として性を得て 節理によるか摂理によるかで

よければおお化け あるいは奈落の十年後

それまでおいらに生があるかしらん


強いお隣さん

2008-10-01 | 小父のお隣さん

『心意気拝み太郎の事前事後』

悪者扱いだが こんなに礼に厚いのもいまい

命を頂くから 生きられることを 知っているような

顔に似合わず小癪だ 拝一刀を連想する

Img_9728_3 『蟷螂にガン飛ばされてたじろぎぬ』

頭ををグイと回して 睨まれた

誤解だと思うけど そのまま動かない

六尺の爺にも五分の意地がある

負けじとガン付けしたが やっぱりあほらしい

自分から降りました

Img_9719『蟷螂のバッタ噛み割るバキバキと』

初めて聴いた 小枝を踏みつけたような音だ

目を凝らし見ていると 後退しはじめ

葉の裏に隠れてしまった 音だけ聞こえる

なんとも凄い


猛暑日が恋しい

2008-10-01 | 今日は真面目に

『飲む水も午前で失せし2リットル』

『刈り払い半日一升麦茶飴』

盛夏のネザサ刈り取り

刈って集積 刈っては集積

小半時もやると衣服まで汗まみれだ

麦茶を飲み塩飴をなめる

一升空になったのに 腹は凹んだまま

そういえば

「とっくん とっくん にょろにょろにょろ」って

あったなあ

小学生の時の国語 大関松三郎だ

夏の給水時にはいつも思い出す