トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

この魅惑する世界

2008-10-07 | 花の下に長居

Sn3d0126Sn3d0146Img_9781『タマタマを押せばポッポと煙出で』

『この夏の大蛇四尺タマ縮む』

際どい表現にお思いでしょうが その通りです

芯小膨大でなく針小棒大な表現でした

腹菌類はおおむね球体の中に胞子があって 押すとポッポと出てくる 楽しい

先日ブログに載せたキノコ(左)は エリマキツチグリではないだろうか

中央のものは同じ菌床にあったから 幼菌と考えるのが自然だが

長い柄があるからホコリタケかな?

右はチビホコリタケ?と見当つけたが同定は出来ないです

去年見た場所のツチグリは発生していなかった

ヒトデのような座布団だけが形を留めていた

この夏 蛇にも多く遭遇したが シマヘビが一番大物だった

攻撃されないと解っていても この大きさはギョッとする


生老病死は定めと言えど

2008-10-07 | 感じるままの回り道

Sn3d0158 『草原に君臨したり蟷螂は既に草葉で即身成仏』

『数多なる殺生重ね生きたれば蟷螂死してなお拝みたる』

『ヒサカキに光奪わるドングリよ生まれ落ちては屍累々』

『ただ一人ナイスガイとて思いしのポールニューマン柱と立ちぬ』

『緒形死す負ぶさる人の失せたれば爺姥捨てに一人歩きぬ』


雨の魅道筋

2008-10-07 | 今日は真面目に

Sn3d0110 『道なれば轍ぬかるみ石注ぐ』

『ツルを打つタイヤいじめた笹の株』

『刈り込まれトレイル脇の袖無残』

『裾破れ袖切りうせしこの森の豊かさ管理どこに尺置く』

雨上がりで  作業不適だったから

トレイルを歩いた

足元だけでなく  袖群落まで刈り払われている

ツルニンジン等の蔓植物が無残だ

トレイルの整備は必要だが  作業には複合的見識が欲しい

あの付近の桑の木などは  高いところまで枝を落とされた

同業者?の判断だけに  一層気が重い


我が犬は黄昏

2008-10-07 | ペット

『老いし犬目も見えずして耳遠く愛想も無けど触れば尾を振る』

『過ぎし日に愛嬌溢る我が犬は今は老いたり下肢を汚せし』

『幾数多幾千草木我汝地球に生まれ地球に戻る』

『有島の題名ならば逝く秋は黄泉にいざない命産む春』

昔 週刊誌に「ブロンディ」という犬のいる一家の漫画が連載されていた

アメリカ民謡に「老犬トレイ」というのがある

子どもにせがまれて というよりも思春期の対応に窮して

犬の助けを借りたのだ

たわいなく冒頭のイメージを抱いて

一匹の犬は大きな役割を果たしたが 我がイメージは頓挫した

それは無知に寄るところが大きい  犬種の特徴の理解が足りなかった

愛嬌に優れるが訓練性能は劣る  遺伝的特質として

ドライアイ 心臓疾患などが好発するなどだ

例に漏れず幼少期からドライアイで薬が欠かせず 結局 白内障 緑内障を発症した

生理が無くて 手間要らずと思っていたら 卵巣膿腫で切除する羽目になった

昨年の夏は心不全で間一髪だった 心肥大が著しい

この夏は越せるかと危惧していたが 早めの予防策でなんとか越せた

「老犬トレイ」の世界はとうに私から去ってしまって

退職した今も 我が家でケアワーカーだ