トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

登り降りも里のうち

2008-10-29 | 今日は真面目に

Sn3d0339『林内に立ち入る人に尋ねれば引率下見うれし汗の日』

『道普請子等が通ると知りたれば拳握りし僅かに上げて』

『涼やかで身体は楽になりたれど努めて憩うリズム守りつ』

Sn3d0338

『無残なり民有なりし竹やぶは見るも拒絶し荒れるに負かせ』

このフイールドで活動3年目になった

ようやくトレイルを歩こうとする活動に出会った

まだ十分とは言えない状態だが 両脇も見通しもそれなりに安心できるようになってきた

まだ常時 歩く人たちが居るという状況ではないので

夏場は踏み跡さえ見えなくなるほど 草が生い茂る所も有る

刈らねば人は入らないし 刈っても入らないし 夏はジレンマの季節だ

今日 やっとメインルートの人工林内の整備が一段落した

地下水路穴が見つかったので それを避けてルートを移し

斜面に手摺を付けて ルートを明瞭にした 倒木処理が多くて堪えた


渋い花の華

2008-10-29 | 小父のお隣さん

Img_9674 『夏半鐘落葉の秋はかざぐるま』

ハンショウヅルは大好きだ この秋初めて種子を見た

かざぐるまの様でもあり 回転するスプリングクラーのようにも見える

チングルマもこんなようだった記憶があるが 随分と昔の記憶だ

花と同じで控えめだ 気がついた人はいるのだろうか

薄暗い葉陰で凛とした風情が又いい

『なんとまあハンショウヅルだだあい好き』

目立たないけど 目にすると見入ってしまう

手に取ってみたい誘惑があるが やはり野に置けと思い直す

それにしても 低いところで咲いて欲しい まだ手が届いた事はないのだ


あっち向いてチョン こっち向いてガブッ

2008-10-29 | 小父のお隣さん

『迷い蟻パン屑落とす鼻の先』

『何時の間に首に登りし山蟻よ』

『この蟻は何たる無頼噛みに噛む』

『今日もまだ何日続く蟻の列』

卵なのか繭なのか 蟻の行列が何日も続いている

狩りか引越しか知らないけれど 天文学数字に思える行列だ

昼夜を問わずやっているのだろうか