トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

今日のトンボ「このために羽化した」

2016-05-03 | 小父のお隣さん
 羽化後の空っぽになったヤゴの外殻を見てから、飛翔体を見たのは1週間も後、それから更に数日経ってようやくクロスジギンヤンマの産卵シーンを見れた。
 毎年見ているお馴染のシーンであるけれど「ご苦労さん」としか言えないシーンでもある。物の本ではヤゴの期間は数年なんて種もあるのだと知ったものの、小生にはどうでも良い事で、越冬した翌年には羽化し親になる、と思っていたところで差支えはないのである。誰が何と言おうと「このために生まれた」のであり「子のために生まれた」生涯なのだ。
 「極楽とんぼ」なんて言い草もあるが生存競争を潜り抜け命をつないでいく宿命は、群で飛翔している種であっても浮き世に違いない。トンボが群れていると若い頃に遭遇した岩手山のお釜の中を黒雲の様に浮遊していたトンボの巨大な塊が懐かしく思い起こされる。

指折り数えるのは足し算、引き算…

2016-05-03 | 感じるままの回り道
 送電線に迫ってしまったコナラを除伐した跡地、草地でも構わないのだが周辺の土壌より良好な場所なので高生種でない樹木を植えるつもりだった。結果としてスモモとプルーンを二本づつ植えた。どちらもまっすぐに伸ばす樹種ではないし収穫のことを考慮し整枝剪定で樹形を整えられるのがメリットなのである。
 脇はイノシシの通路になっているから成長する前に掘り起こしや折られる被害の可能性もあるのだけれど、四足だから獣道脇でなくとも起こりうる事象である。今から収穫を皮算用してどうなるものでもないが、賞味したくなるのが欲と言うものである。
 そこで指折り数えるのが「結実年数」とやらになるのだが、「何とか年数」は減る一方だから結果は分からない。
  定植準備 ➡  位置決め ➡  水決めし完了