トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

ヤマアカガエル上陸した

2016-05-29 | 小父のお隣さん
  最初の個体       尾がある個体 

 卵塊が持ち去られた後に崩れ残った卵を自宅で孵化まで見守り、調和水槽に放して様子を見ていたが、ついに上陸する個体が出た。オタマジャクシより小さく見えるがヤマアカガエルで間違いないだろうが、それはともかく上陸したとなれば採卵地へ戻さねばならない。
 マジマジ見ていると尾が無いと随分小さく見える。尾があっても水中から全身を出して水辺に居る個体もいる。「飼育した」とは言えない放任状態だったが調和水槽としては貝類も1ヵ月を経過しても健在だし、クロメダカかタナゴの稚魚か不明だけれど稚魚も見られる。孵化時期の異なる稚魚なのでタナゴも存在しているのではと期待は膨らむ。
 なんやかや、給餌しなくとも生きながらえているから調和水槽としては一応は合格だろう。水底に目を凝らしてみてもアカムシやイトメ、ヨコエビなどの生物が確認できないので減点だが、これは種水を移植せねば難しいか…。
 

討たれし閉家の禁達哀れ…

2016-05-29 | 小人閑居して憮然
 食樹として植栽したヤマハンノキ、望まぬお客で現在は丸裸になっている。それ自体は樹の成長を鈍らせる影響があっても枯れ死までには至らないからOKなのだがテッポウムシだけは積年の恨みがある。
 すでに開花するまでに成長した樹を昨年枯らしていて、今回のこの樹も指が入るほどの穴を穿っていた。このままだと枯れ死に直結するから薬剤を購入し空洞内に噴霧した。使用経験のある軟膏状の薬剤と蓋代わりのペーストを用いる殺虫剤は店頭に無くスプレータイプだったから効果を疑問視していたが、翌日に確認に行ったら幹外に脱出してうごめいていた。体長80mmにならんとする大物だった。もう「ざまあみろ!」であるが、小生の生まれと育ちからして、このような言葉使いはご先祖様に申し訳ない。反省した。

             夏草や卑怯者の草場なり

        本丸緊急脱出      幹芯中の虫