

卵塊が持ち去られた後に崩れ残った卵を自宅で孵化まで見守り、調和水槽に放して様子を見ていたが、ついに上陸する個体が出た。オタマジャクシより小さく見えるがヤマアカガエルで間違いないだろうが、それはともかく上陸したとなれば採卵地へ戻さねばならない。
マジマジ見ていると尾が無いと随分小さく見える。尾があっても水中から全身を出して水辺に居る個体もいる。「飼育した」とは言えない放任状態だったが調和水槽としては貝類も1ヵ月を経過しても健在だし、クロメダカかタナゴの稚魚か不明だけれど稚魚も見られる。孵化時期の異なる稚魚なのでタナゴも存在しているのではと期待は膨らむ。
なんやかや、給餌しなくとも生きながらえているから調和水槽としては一応は合格だろう。水底に目を凝らしてみてもアカムシやイトメ、ヨコエビなどの生物が確認できないので減点だが、これは種水を移植せねば難しいか…。