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トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

アラゲキクラゲ

2016-12-03 | 何よりの楽しみ
 時折、フイールドに訪れるH氏から「キクラゲが発生しているから…」と誘われ、助手席に乗せられて現地に行った。その現地とは現在のフイールドに移る前に活動していた場所なのだが、手入れが行き届きすぎ里山感は全く無くなり公園風になってしまったから、小生的には魅力を全く感じない場所になって、久しく訪れていない。

 我々、ボランティア活動でのフイールドと異なり指定管理者が維持管理するようになった、言わば公的資金をつぎ込んでいるエリアなのだが、とても里山体験を謳える環境とは言えなくなってしまって、正直もう見たくない場所である。
 それはともかく、周囲を見なければ良いので足元だけ注意を払って目的のアラゲキクラゲの場所に行った。有るわ有るわ、降雨の後なら膨張し大収穫間違いなしの状況だった。とりあえず大きいものを採集し食する事にした。

 「芸能人は歯が命」とか言われた時代もあったけれど、キクラゲ食べるのも歯が命である。コリコリした食感は義歯や歯周病で緩くなった歯では「楽しめなーい!」のである。このキクラゲは茹で溢しした後、千切りにしコンソメと砂糖、お酒で佃煮風に煮てみた。千切りにしたとはいえ、そこは大振りのキクラゲで歯ごたえ抜群、生キクラゲなので硬くは無いのだが小生の歯茎には少々荷が重かった。それはともかく十分に堪能できた。

 未採集にしてきたキクラゲは翌日降雨の予報は知っていたから雨後になる翌々日、朝8時に自宅を出て現地に行ったが時すでに遅し、前日降雨の日に採集されていた様子だった。それは構わないのだが、採集する時に原木を広げそのまま放置してある。もう何をか言わんやで、だから言った「イワンの馬鹿!」。これで小生も馬鹿の仲間入りしてしまった…。