トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

棚田部の脆弱性解消

2016-12-28 | 水辺環境の保全
 写真の様に棚田部の脆弱性を解消するための水際線の補強が終わった。写真手前が温み田で奥が作付け田である。水際の補強は結局、孟宗竹で行った。これでも数年は強度を保ってくれる。温み田と棚田の間にある畦は補強せず、猪の掘り崩すままにさせるつもりである。

 世話役のM氏が姿を見せなくなったし、他のメンバーは畔の修復には手を出さないだろうから、いずれ畦は水に没するはずなのだ。小生的には一枚の大きな水域にしたいのだけれど、隣接グループの勢力圏なので小生のプランは実現しない。そこに小生が中畦を強化するなどもってのほかなのである。とは言え水域の囲みが強固になれば下流域の泥水池、トンボ池の健全性も保たれるから脆弱性の緩和には手を出さざるを得ない。

 お節介しなければならぬ事も浮き世だから有るに違いないけれど、ご褒美が足指のしもやけでは「なんともはや…」である。まあ、ぼやいたところで長靴を新調しておけば防げた事態なのだったから、これは小生の脆弱性に他ならなくて「光頭、足元を照らさず」とはこの事である。

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