トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

こりゃ大変だ!

2016-12-08 | 小父のお隣さん
 S先生から播種養成した1ポット5本入りの苗を譲ってもらい、根分けして来春定植する予定のポット養成株キジョランに食痕が多数出てきた。言わずと知れたアサギマダラの幼虫によるものである。
 すべての食痕の周囲に幼虫を見いだせる訳でもないのだが、一匹だけ確認できた。現在5mmほどの一匹を蛹化期まで養いきれるかどうか、庭の定植株でさえ葉の必要量が怪しいのである。どちらにしても自宅で不足するならフイールドの育成株に引っ越しさせるつもりだけれど、あっちも先住者がいて蛹化保証出来る葉の量があるのかどうか皆目見当がつかないのだ。

 もとよりキジョランがすくすくと育つ適地土壌ではない当地なので虫事ではあるけれど因果応報、結果患い事は自分に還ってくる。身から出た錆、不徳の致す事は多い。
 一方、あの方々にとっては「他人から出た銭」「不徳の致す事覆い」である。この国ならず、あの国もあの国も「国、芯中の虫」や「国、心中の虫」に満ちている。まあ、虫というよりバグが感覚に近い。

             食痕        幼虫と食痕