トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

出来るだろうムーミンハウス 13(土台編)

2018-04-23 | 何よりの楽しみ
 建物の土台をどう装飾するか迷った。当初は実物の瓦破砕片の厚みを揃え貼り付ける心算だった。形が不揃いになるから装飾的には「土台風」に見えると思いつつも、外壁や屋根葺きで一点一点調整せねばならない作業で根を詰めてきたので、作業順序はともかくとしても「もういい」感覚も頭をもたげてくる。

 洋瓦の破砕片に綺麗な青色が残っており、これを使うか素焼きの部分を使うか検討してみたものの、結果的には木材で擬装した。国会議員や省庁で偽装する事とは異なり、どうやろうとも「信義と誠実の原則」には背いてはいないのである。小生、耄碌してきたとはいえ、この程度最低限の矜持は残っている。どだい品格も適性も無い輩が権限を振りかざし闊歩しているグローバルさとはなんだろうと思わざるを得ないのである。
 まあ、耄碌モンの小唄、いいえボヤキと分かっていてもだ…。

 結局は木材でそれらしく見せる事にしたのだけれど、出来上がってみれば「それほど悪くない」。何事も未体験ゾーンはやってみんことには判らんと言う事なのだろう。

      円弧に切り出し彫刻彩色 ➡