トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

クロスジギンヤンマ羽化した!

2018-04-16 | 小父のお隣さん
 水見回りの途中、普段はコースに入れていない三日月池へも行ってみた。クロスジギンヤンマの発生を確認するためである。
 水面から出ているカサスゲの株をひとつひとつ丹念に目を通す。羽化する場所は池の周囲のどこでもと言う事はなくおおむね決まっているから一角だけ狙うのである。結果は3体の抜け殻を見つけた。
 クロスジギンヤンマの羽化は昼近くにまでかかることが多いのだけれど、今回は羽化体は見れなかった。抜け殻の様子から前日の物ではないかと思ったものの、とりあえず羽化はしたことを確認。飛翔がみられるまではまだ時間がかかる。どこで過ごすのだろうか…。

         支柱はカサスゲ         成体は未確認でもクロギンだろう

出来るかもムーミンハウス 12(外壁編)

2018-04-16 | 何よりの楽しみ
 さあ、いよいよ外壁を張るところまで到達した。長尺材を張り付ける作業で楽勝と思えるかもしれないけれど、これがなかなか手こずらせてくれたのだ。
 当然の事だけれど窓有り屋根在りで、写真では隠れる大屋根の下に入る部分は全て上部端面の形が異なるのだ。こういうところに円筒形の手間が出てくる。箱型の形状ではこんな手間暇はなくシンプルのはずだ。

 玄関とデッキの小屋根の部分は二階の窓との間隔が狭く、外壁材を寸法にして押し込んでも接着するだけしか出来ないため安定せず、外周の円弧に合わせ切り出した板で組み込んだ。ここは一枚板ではあるけれど彫刻刀で縦線を入れたのでそれらしく見える。
         切り出した円弧材  ➡   はめ込み 

 釘固定できる部分は二階の床と土台部分の二か所だけで、他の部分は釘固定できる部分が無い。それでも上端の屋根裏と接する部分は傾斜があるから先端外面を削れば入り込めて固定される。
 全ての部材一本一本の寸法形状が異なるので見かけより手間暇を要した。何事も裏方の仕事は表に出ないもので、この部分がしっかりしているかどうかで結果の大半は決まってしまうように思える。

 外壁を張り終えても何となくすっきりしない。理由が分からなかったのだが参考にしたイラストを眺めていて気が付いた。外壁立て板の継ぎ目がないのだ。板接ぎで継ぎ目にする手間は不要でも模型ではないとは言え、この感覚は気持ちが悪い。
 そこでランダムに10カ所ほど長尺部に継ぎ目を切りこんだ。遠目には見えにくいけれど近寄れば「それらしく」見え納得…。
 正面    正面右から   正面左から