トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

カワトンボ・ジャコウアゲハ初見

2018-04-04 | 小父のお隣さん
 食草園の横、流路から飛び立ったカワトンボ、恐らく「アサヒナカワトンボ」ではないかと思ったのだが、誤認の可能性も高いのがトンボの判定である。例年そうなのだがトンボを見て確実に断定できるのはシオカラトンボ、オオシオカラトンボ、ショウジョウトンボ、オオアオイトトンボ、キイトトンボ等の10種にも満たないのが現実である。
 何時も言い訳として触れるのは、どう判定しようも他人に解説する訳でもなく、自分で「そう思った」で支障は無いのだ。それで不味くなればとんぼ、いや遁走・・・逃亡すればよい。

 このトンボを川切りに、言いえ皮切りに次々と現れるだろう。まあ、未確認飛行物体に近いのがトンボの楽しみ方なのである。


 帰宅して玄関ポーチに入ったら黒いアゲハが飛び出してきた。ジャコウアゲハだった。我が家の外壁や基礎、ベランダの柱などに10を数えるお菊虫がくっついている。そのどれかが羽化したのだろうと点検しても抜け殻は分からなかった。
 風が強くブロックにしがみついているのをケータイで撮影するには立ち上がりに時間を要す。そこで居間にあるデジカメを出して撮影したのだが、これのピントが難物で、ピンポイントで合わないのである。背景に合うか前景に合うかですったもんだして撮影し、その中でも良くとれた二枚が下の写真。まあ、かろうじてジャコウアゲハと分かるから許して…。
                     


もう一枝欲しいな、もう一枝欲しいな、Oh! まだ先…

2018-04-04 | 小父のお隣さん
 エノキの木立、別々の個体だが二頭のチョウが樹冠から離れずヒラヒラ舞っていた。遠目にもタテハの仲間だとは理解できたがヒオドシチョウの名前は直ぐには出てこない。

 毎年、庭に産卵にやって来るジャコウアゲハの行動にそっくりで、産卵に来たと直感したが、とは言えエノキはまだ芽吹いてはいない。芽吹きに合わせて産卵を調節できるシステムなのか、孵化する頃に芽吹きのタイミングなのか知る由もないけれど、今期もヒオドシチョウの幼虫を見れる可能性が高まった。

 最初に産卵があった年は大発生して、草叢からバイオトイレから至る所で蛹化していたが、ヤマトシリアゲも大挙襲来し大半が吸汁されてしまった。それより先、幼虫の時代はヤマガラやシジュウカラの捕食が盛んで、きっと雛は無事育った事だろう。

 エノキの木立を用意したのはオオムラサキに産卵させたいからなのだが、放蝶をひと山越えた当たりで行っていても小生、まだ姿を見た事が無く、ヒオドシチョウは思ってもいなかった種なのである。


   地上に下りた        コナラに止まる。トゲトゲはカラスザンショウ

出来るかもムーミンハウス 10(窓取り付け枠編)

2018-04-04 | 今日は真面目に
 ハウスの骨格が出来て、ようやく窓取り付け枠までたどり着いた。窓取り付けの方法としては外壁板を張り終えた時点で窓枠開口部を切り取る方法が第一案だったものの、結果的に柱と柱の間に取り付け枠を設置しはめ込む方法にした。

 部材は窓の大きさを決めてから円筒形の外周に沿い外壁の厚みより引っ込まない幅を持たせ糸のこ盤で切り出す。これに縦枠を圧着して窓枠を形成したのだがクランプで圧着し翌日まで作業なし。この間に窓を作る事も出来たのだけれど、全ては部材が出来てからの「逐次処理」なので息抜きとする。

 柱の間隔寸法は、それぞれ微妙に異なっていて同一寸法の部材では用をなさない。これも想定だけで部材加工をしてきた結果で全ては己に降りかかってくるのである。
 骨組みだけの状態に窓枠が入ると「ハウス」の実感がしてきた。縁台で切り出し、炬燵で仕上げの庭と居間の往復で室内に埃と木屑が入り込む。掃除機より昔ながらの座敷ホウキが簡便で重宝する。実にこのホウキ、四半世紀にも渡り使っている。伝統産業が衰退する訳である。だからと言って新し物欲しさで放棄などしない。

 部材の切り出し  ➡   窓枠が出来た  ➡   取り付け終了