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昨年、自宅池で産まれたマシジミ8個は砂を詰めた水底の籠の中で越冬させた。タナゴの産卵期を迎え、ドブガイやカラスガイを管理しやすいように籠が欲しくてマシジミは水面近くに位置を上げた水草の容器に移してみた。7個しか見つからなかったが殻も見なかったので見落としたかもしれない。越冬前より大きくなって差し渡し10mmほどになっていた。餓死もせず成長していた事は「給餌」に大きな齟齬が無かったとホッとした。
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そこで池には引き続き種を投入するとしても別個に繁殖を試みるために水槽を用意した。日光と酸素が環境として大切な事は繁殖場所で理解したので水槽は陽の当たる場所に移動し、エアーはフイルターを外し直接曝気である。
川から茶漉しで集めた珪藻を投入直後は濁り切っていたものの、しばらくすると沈澱し澄んできた。栄養源が不明なのだが水の中の落葉と米の研ぎ汁プラス豆乳で試していくつもりだ。これでうまくいけば水槽を増やし少しでも自然の餌を給餌できればと思っている。
今季の給餌は適宜採集した珪藻を投入し、豆乳や乳酸菌ビール酵母製剤に植物性乳酸菌とバナナの混合液を与えている。連日でもなく適切な内容かも不明だけれど「駄目」と言う事にはならないだろう…。
さて、池の中のカラスガイは産卵させるには小さすぎるしドブガイは数が少ない。そこで新たに金魚店でドブガイ3個を買い占めてきた。ドブガイとしては小さめだが大きめのカラスガイ相当はあるのでサイズは合格か。
店頭の生簀では底に砂も無く、給餌もされていなかったと思うけれど生きている。外殻表面は藻でヌメリが出ている様な状態だったが容器の砂の上に置き池に沈めたら早速、タナゴが集まってきた。
箱メガネで覗いたら産卵行動よりも外殻の藻を食べるのに集中して、眺めている間に表面の艶やかさが出てくる。集まっているタナゴの中には産卵管を伸ばしている個体が見られたから、中旬頃に孵化水槽に移したい。
稚魚のために池にマシジミを移した浅い水草のエリアを用意したが、それはそれ、今期は稚魚を確保したいものである。
作業の途中で水底にホトケドジョウやヨシノボリの姿も見えた。ヨシノボリは「カラフルヨシノボリ」と呼んだ鮮やかな色彩を持つ個体たちだが、ヒレの先端の色違いだけが確認できた。水底にいてはカラフルさは分からないがドジョウやヨシノボリの役割は「二枚貝の繁殖」にあるので構わない。
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