トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

セオリー通りの断水…

2018-04-19 | 水辺環境の保全
 14日夜、120mmの降雨があった。気象情報では24時間雨量となっていたが、実際には12時間程度で降った降水量である。
 さーて、そうなると隣り沢からの送水が滞ってしまったに違いない。15日午前には雨が上がったから確認に行きたかったけれど果たせず16日に確認に行った。案の定、完全断水だった。

 水源地へ三本鍬と携帯スコップを携え向かってみると完全に埋没していたものの、先般水路の移設を簡単に整えておいた部分までは破壊されてはおらず、その点ではほっとする。
 とりあえず取水升を埋め尽くした砂礫を排除し水路を整え水が流れるようにした。取水升の中は取水管の位置まで砂泥が堆積していたから、取水升まで水を流しても通水は不可能で、管内の排砂をせねばならない。
                      完全に埋没  ➡   取水升に水は通した

 通常ならエンジンポンプで強制排水し通水するのだけれど、林道に倒木が発生し車を入れられない。抱えて運ぶ状況ではないし、断水を長引かせるわけにもいかないのだけれどヘルニアで腹圧のかかる活動は危ないし、翌日に排砂バルブの操作でなんとか通水できればよし、それで駄目ならエンジンポンプを運んでの強制送水は半月以上先送りだ。
 まったく間が悪い時に双方なり立たない状況がやってくるもので、まあ、浮世だししょうがないか…。
 

コミスジかなあ…

2018-04-19 | 小父のお隣さん
 通り道の中央で日向ぼっこをしたいた蝶は「コミスジだったろうか。回り込んで撮影したかったけれど逃げられるのは目に見えていたから判明できない角度になった。
 それでもミズジチョウにしろコミスジだったにせよ、この種が出現した事は理解できる。白黒の色彩のチョウであっても胸に染みてくるチョウであって、自分でも理由は分からない。
 この日は春の短期間だけしか現れないツマキチョウのカップルも飛翔していたものの、チラチラした飛び方なのに落ち着いてくれず撮影不可能だった。ケータイを構え眺め視線で追うだけの相手だった。早い話、「ソデ」にされたのである。