トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

今日のトンボ「ミヤマアカネは見られなかった」

2020-12-10 | 小父のお隣さん
 予報では17℃程度まで気温が上がるとの事だったから生存していれば見られると思って視認機会が多い土手の道を歩いたが逢えなかった。もう今期のトンボはマユタテアカネとオオアオイトトンボだけになった。この2種はトンボ池の陽だまりで容易に見つけられる。
 こんな時期だから日向ぼっこしているトンボばかりなのでいつ行っても同じような場所での変わり映えしない写真になってしまう。ところが今回もミソハギに集まって日向ぼっこしているオオアオイトトンボを取ろうと「焦点が合い難い」ともたもたしていたら右手の指に止まってきたのだ。これでは撮影出来ない。

 そーとカメラを左手に持ち換えて写そうにも勝手が違い操作がうまくいかない。ズームと合焦を繰り返して構図を見るスムーズさは無いし時間を喰えば飛び立たれてしまいかねない。不本意の1枚だけれど指に止まった写真は撮れたのだった。

                            

煮出し・蒸留・魔法瓶

2020-12-10 | 感じるままの回り道
 最初に設問、タイトルの「煮出し・蒸留・魔法瓶」に共通するものは何か?。答えは入浴剤で寒くなると香りを楽しもうとする芳香蒸留水作りより入浴剤にシフトする。先日、杉葉の芳香蒸留水を浴槽に加え、エビデンスなどは無いものの何時も冷たい三角筋の皮膚が朝の布団の中でも冷たくなかった。場所を特定できない不快感はあるものの両腕の三角筋が同じような表面温度に感じられるのは久しぶりだった。

 となると「杉葉の効果か⁈」と思いたくなるのは人情で、翌日は煮出し汁を加えてみたが蒸留水との違いは分からん。けれど蒸留水も煮出し汁もそれなりの手間で拘束される。何か良い案がないかと思案投げ首、そこで思いついたのは既に使わなくなって久しい大きな魔法瓶だ。これに生葉を入れ熱湯を注ぎ数時間待てばよい。いわば保温調理である。
 保温調理鍋も出番が無くて棚晒しだから使えると思ったものの大げさすぎるから魔法瓶、てなもんや三度笠。

 魔法瓶は鍋とは異なり口が狭いから生葉を押し込むと取り出しにくい。そこで一計、木綿糸で束ね棒状にして入れた。これなら取り出しも廃棄も楽である。
 昼食後に杉の葉を束ね入れ、熱湯を注ぎ夕方の入浴まで保温抽出させた。使用感は取り立てて「魔法瓶仕様!」と言う状態でもなかったものの遜色は無いのは確かであろう。煮出しとは異なり揮発成分は蒸発できずにいただろうから煮出しより有効成分が多いと期待できる。まあ、希望的観測であるけれど、だ。

 結論としては、魔法瓶入浴剤は芳香蒸留水と煮出し汁の中間に位置する作り方で「あり」なのだった。密閉製造なので成分損失も少ないと思えるし、既に杉の葉で数回、レモングラスで1回入浴してみた。ヒノキの葉を持ち帰り試行してみようと思いつつフイールドへ行くと失念したままで帰宅。まあ、近いところから忘れていく。忘却とは忘れ去る事なり、忘れ得ずに忘却とはこれいかに・・・。

バードフィーダーの更新

2020-12-10 | 何よりの楽しみ
 設置して10年近くになる庭のバードフィーダーは腐食寿命が来てお役御免しかない。まあ、年中野ざらし雨ざらしのままなので風化も早いし防虫防腐の塗装も無しの古材ベニア板にすれば良く保ったといえよう。
 バードフィーダーも様々なデザインがあるけれど、小生は鳥籠型である。最初はこうではなかったのだが余りにもヒヨドリの独善横暴が激しく、それを見てからはヒヨドリだけは給餌対象にしたくはない。そこでヒヨドリが届かないバードフィーダーとして鳥籠型になったのだ。

 旧型の取替え口は上下式だったが今回は横開きに変更した。上下式ならヒヨドリが開閉する事は無いが横開き式だと可能性はある。そこで上部から落とし釘で開閉を阻止するつもりだ。夕食までの小1時間ほどで製図と切断、仮組み立てを済ませ具合を見たのだが、なんとか行けそうなので明日以降に仕上げと塗装を行うつもりだ。吊り下げ式では無く支柱の上に固定する方法なのだが、支柱も傾いているから修正しつつ、まだ給餌期間には入らないから急ぐ必要もない工作でもある。まあ、雨の日の手慰みでも十分間に合うだろう。

 今期の給餌はファットボールで行ってみる心算でレシピと作り方は頭に入れた。数年前にノルウェーの住宅ベランダにぶら下がっていたスプリングフィーダーは手の届く位置にもかかわらず、ベランダで談笑していてもヨーロッパ家スズメなど数種が途切れることなく啄みに来ていた。
 帰国してスプリングフィーダーを探したのだが、ようやく購入するに足ると思える物にであったから購入してフイールドに設置してみたい。ファットボールに混入する材料は自分なりの「これ・あれ」が出たからそれを加えて好まれるか試してみるのだ。小生的には「これは喜ばれる!」と確信するけれど、なにせ素人の妄想でもあるから、さてどうなるやら・・・。

       部材加工  ➡    仮組み立て、大丈夫そうだ

 部材を用意して2カ月近くも放置状態だった。組み付け設置するだけなら造作もなかったのだが給餌の仕方を変更するつもりで、その具体化が進まなかった。まあ、他に手を出さねばならない作業が次々と出てきた事もありフィーダーの設置は急ぎの用でも無いのだ。早く設置すればそれだけ野鳥が慣れるのも早まるものの優先順位は低い遊びでもある。
 この日、朝から曇り空で快晴にはなりそうもない予報だったからフイールド行きは止めて籠型フィーダーの完成を急いだ。皿に入れていた玄米にはスズメが来ていたがパン屑と蛹に変えたらピタッと飛来が無い。今回の新型フィーダーは丁と出るか半と出るか、すべては野鳥の判断次第。
 餌タンクの落下口はトウモロコシ粒が入っていたため写真より大きくした。それでも詰まるようならトウモロコシは除かねばならない。