トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

今日のトンボ「驚き桃の木山椒の木」

2020-12-19 | 小父のお隣さん
        
 18日、気象情報での最低気温はついに氷点下0,5℃を記録した。フイールドははっきりと降霜が見られ氷も一段と厚さを増したのだ。故に暑さは一段どころか数段も低下したという当たり前だのクラッカーである。
 「もうマユタテアカネは消えただろう⁉」と11時頃にトンボ池陽だまりへ立ち寄ってみたら数匹居たのだ。ほどんど地上の石や枯葉の上なのだが時にはアタックする光景もあったから「元気」としか言いようがない。

 フイールドの気温は気象情報値より3℃は低いと思われるけれど氷点下の三日目の朝を過ごしても元気だなんて信じられなかった。思い起こせば10数年前になるのだが駐車場のアジサイに粉を吹いたように霜で真っ白になっていたオニヤンマを見たことがあった。写真を撮ったはず、と思い探したが見つからなかった。あれはぶら下がっていたのでオニヤンマだろうと思っていたけれど別種かもしれないものの、まあ、大した生命力である。

                     

「猪走り」は無かった事にする…

2020-12-19 | 小人閑居して憮然
 棚田部と二つ池の畔部と堤は補修を加え凍結期を待つだけになったものの二つ池、上の棚の下側は手つかずだ。ここをいか程破壊されても湛水に支障はないからなのだけれど水見回りや水際の管理には支障が出ている。もともと水際の巡回路として護岸木を入れ通路に設えたのだ。
 ところがその後、上の棚に「林接池」を掘削し湛水してからは下の棚へ水が滲み出るようになって、結局は威之志士様の跋扈蹂躙、猪走りと化したのだ。林接池を設えた結果、下の棚の通路が泥濘化するとは思いもしなかった。

 嘆いてもぼやいても現状は改善する訳もなく、冬を前にして一通りの補修作業は済んだので小さな「改善」をするのだ。さっそく掘り始めたもののヤナギの細根が入り込んでいてスコップが入り難い。鋸も携行しなかったし唐鍬も用意してなかったから遅々として進まず、いくらも掘削しないうちにオーバーアウト!。次回からは鋸と唐鍬は必需品。

               ズブズブにされてしまった  ➡    掘削開始

 翌日は当然ながら前日の続きからで、既に排水とヤゴ用の泥地を兼ねた部分は残し、畔は切り離して排水を促す構造に変えた。この泥地は切り離す時に掘削したのだがヤゴの小さいのや大きいのも現れて、それなりに利用していたのが分かる。二つ池の沈泥部兼分水路との仕切りは触らずに上の棚から二つ池内へのチョロ水流出部は護岸部を後退させて流出部へは導水管を接続、これで水際の泥濘化が防げるだろう。
 前日に盛り上げた部分は既に威野志士様の足跡がボッコボッコ開いていたけれど、立春明け位にはニホンアカガエルの産卵が始まるだろうから忌避剤は使えない。何といっても絶滅危惧種の好適産卵場所になってしまった以上、維持するしかないのがお爺の役割なのだ。

           水抜きパイプを埋設   ➡    補修と改善終了