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土手の西側の草地にトンボの影を認めたので作業している親父さんに断り入ったがマユタテアカネだった。どちらともなく四方山話になったのだが近くのレストランの御主人で、草地と思ったのはミントの群落だった。付近には5種類ほどのミントを植えているとの事で「交雑しやすいです」なんて話から「いつでも好きなだけ刈り取ってもらって良いですよ」と話になって、せっかくだから頂くことにして、ついでに「これだけあるなら毎日ミント風呂堪能できるから」と魔法瓶入浴剤の作り方を伝えた。
フジバカマもススキと水仙の密集した中に申し訳程度に種子を付けている。アサギマダラにも触れたから関心を持ってフジバカマを植えていた様子だ。しかしこれでは増殖し難い。一旦掘り上げ株分し畑地の隅にでも列植すれば元気に増殖する蘊蓄を垂れてしまったが迷惑でもなさそうだった。
それはともかく、通年草地で気にもしなかった場所がミントだったとは意外だったものの、結果として自由に刈り取ってよい許可を頂いたのもトンボのご縁か。この日はさっそくアップルミントの魔法瓶入浴剤で決まりだ。これぞ極楽とんぼのお蔭様!。