トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

Xmasプレゼント、賛歌というより惨禍かな・・・

2020-12-31 | 温故痴新
 クリスマスというより「クルシミマス」プレゼントだったような、まあ、姥捨て山高齢者にはそんなもんしか届かないのも現世浮世の姿でもある。
 「災害は忘れた頃にやってくる」なんて引用せずとも古今東西、句や諺はたくさんある。自宅で静養、「ひねもすのたりのたりかな」の時間でページを繰ってみたら出るわ出るわ、書き切れない。自省を込めて辞世とならぬよう写経紛いだが書き出してみた。

                        爺も歩けば枝に当たる
                        爺もなさねば撃たれまい
                        地面から喝!
                        先端下向きゃ端フック
                        枯れ枝の釣瓶落とし
                        危ない事は怪我の内
                        痛くもない頭を強打する
                        一樹の下、一枝の直撃も他生の縁
                        一枝当たってCTを撮る
                        撃たれるもかすめるも身の油断
                        今日の一撃、明日のCT
                        楽は苦の種
                        災難なら畳の上でもさよなら
                        落枝と交われば痛いだけ
                        痛くないふりして半泣き
                        芯頭を直撃されれば危険もまた激し
                        その枝を引いてもその危険を知らず
                        大怪我も枝の当たり様
                        爺に落木頭部にジーン
                        遠くて近きは生死の間
                        落枝、地に落ちて頬にブッチュー

 強烈なフックによるダウンが今年の仕事納めになった。二度目の大寒波に包まれて新春を迎える事になるものの、どちら様もつつがなく年越しが出来ますよう姥捨て山から一筆啓上仕り候。