トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

どぶ板長屋わらべ歌「腐唱腐随」

2020-12-11 | 性向有毒の翁なれば
             カラス なぜ泣くの カラスは山に
             可愛い餓えてる子がいるからよ
             かわい!かわい!とカラスが泣くの
             お銭!お銭!と泣くんだよ
             安芸の古巣へ行って見てみても
             丸い錠して 空巣だよ


             買って嬉しい票一匁
             負けて悔しい票一匁
             隣の票三ちょっとおいで
             司直が怖くて行けません
             陣笠被ってちょっとおいで
             それでも怖くて行けません
             あの票欲しい あの票じゃ分からん
             この票欲しい この票じゃ分からん
             (じゃけん、ポン、ポンポンポン)
             
             買って嬉しい・・・・・(以下、円々と続く)


             てんてん天誅 てん天誅
             てんてん天誅 手がばれて
             宿から箱まで運ばれた
             それでも手当 満額で
             表の財布に 運ばれた 運ばれた
              

産卵池の保全、アキレス腱の上端面を整える

2020-12-11 | 水辺環境の保全
 二つ池の崩壊部に大径木を据え補修し、復旧というより少しだけ耐久性を増すことが出来たのが前日までの事。上端面を整復するに用土が不足していても、これ以上、急ぐ必要もなくなって「後回し」ムードに一旦はなったものの、一夜明けて「やっぱり片付ける!」と一輪車とスコップを用意し採土に向かった。朝令暮改は姥捨て山の常識、奨励墓壊は墓仕舞いの事である。

 採土場は据えた大径木を落した崖下の崩壊土で、大径木を牽引したのは直線で5~60メートルくらいか。一輪車はこのコースは通れず回り道して倍以上の距離になる。片道100m以上、往復200m以上の道のりだ。崩壊土は大昔の砂州であったような土質なので掘り取り易いが結合力は無い。これを護岸木の際に用いるとなると「強度」の点で問題でもあるが、しっかりした大径木が横たわっているため結合強度の低さはクリアする。浚渫土と異なり砂質壌土なので威之志士様の掘り返そうという誘引も少ないだろう。

 一輪車に土を盛り運ぶスタートとゴール地点が急傾斜で両手でハンドルを持っては負荷に負け事故りやすい。持ち上げを加減しつつスタンドを接地させつつブレーキとバランスを取りながら下らせる、というより擦り落とすのだ。荷台の土の重量では下り坂も上り坂も制御しきれず転覆させるのがオチである。簡単に整地して胴付きで突き固める。見た感じではあと5回ほど土を運びたかったが、連日の重労作ではほどほども肝心だ。見た目で不満足なのは小生だけだし、残りの盛り土は余裕のある時にでも済ませば事足りる。

 こんな苦労を好んでしたくも無いのが本心なものの、ようやくやって来て産卵を始め、今は定着した感のあるニホンアカガエルの主な産卵場所となった二つ池の維持は意地でも続けなければ漢が廃る。まあ、つまらない見栄は無いけれど拘りというか意気地と言うべきかご老体でもまだ骨はある、散骨まではしていないのだ。自らのやりたいことを行うだけの話でも結果、お陰様で我が節々は軋んでいるだけ・・・。でも一方では安心感がある「早春の産卵期を無事迎えられるだろう」。二つ池は天井池だし、一番のアキレス腱である部分の補修と強化が達成できたのだ。
 姥捨て山でのセルフデイサービスを受ける孤老としては孤独を癒してくれる安心感は何よりも大事なのだった、が三度の飯はもっと大事だ。12月も中盤に入ったのにシュレーゲルアオガエルがまだ鳴いている。小生の腰はとっくから泣いたままだ。