暮れも押し詰まった27日、最低気温はマイナスを記録してさすが最強寒波の事だけあるわいと思いつつ、こう寒くては作業も出来んと出かけるか止めるかしばし思案していたものの、暮れの大掃除より徘徊を選んだのだった。と言うのも春までに準備すれば良いのだが「Beeホテル」の材を見繕って確保しておきたかった。
S先生の好意でS先生が相談に乗っている某企業の敷地内ビオトープに設置してもらうホテルなのである。フイールドには蜂満大社や蜂満神社として幾つかのBeeホテルを設置しているけれど、かのビオトープにも設置し蜂を正しく理解してもらう一助にもしたいと言う思惑がある。プランとしては竹の稈を束ねた形と地上に設置する柱型の二種である。故に柱型は1本用意すれば良いのだが小生なりに思案して同じ設えで2本用意し街中のビオトープとフイールドとの違い、柱状にしたのは方位によって利用率が異なるかどうかの比較と、まあ、環境を変えた2本で検証してみたいと思った結果だ。
東奥の昨季にマキの大樹を除伐して集積してある中から適径木を選んで駐車場まで運んで皮むきまで済ませた。作業を始めた時の気温は1℃、昼近くなっても3℃余りで日陰の場所で皮剥きは指先が悴むし寒かった。丸太の半分の長さの全周に孔を並べて巣房を作るのは拠点道具小屋まで運ばねば出来ない。そこも日陰であるからどちらにしても寒い場所での作業になる。暖かくなるまで制作を先延ばししても構わないけれどせめて啓蟄の頃には据えておきたいから「完成は早めに」が妥当なのだった。
こういうところにも「待てない性格」が露呈して来る・・・。治る事はないのだろう。
材を用意した ➡
運んで皮剥きまで済ます