トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

**今日の一歌「年始」

2022-01-15 | 感じるままの回り道
               小正月飾りも無くて人も居ず
                        目出度くもあり目出度くもなし

きょうのエッ!品「膨らまない膨らまない慙愧のアッパ滓テラ」

2022-01-15 | 小人閑居して憮然
 新年になって初めての降雨日で気温も低く思わぬ初雪にもなってしまった。当然フイールド作業はお休みして作るべくしてカステラを作ることにしたのだ。この日のカステラはオートミールを粉末化し豆乳を濃縮して作ってみるつもりでいたのだが、今までかってレシピ通りに作った事が無かったから今回はレシピに忠実に作業をして完成させ、その結果をオートミールでのカステラに反映させる事が年初めの正しい王道だと確信し朝食後から作業を開始したのだった。

 まずは新聞紙で焼く時の容器を作る。段ボール箱で構わないだろうと考えてはいたのだが「レシピ通り」と言う初心にかえっての作業を維持した。
 メレンゲが重要なのは前回までの試作で理解をしていたから電動ドリルに泡立て器を取り付け念入りに念入りに湯煎をしながら泡立した。レシピには湯煎しながらの泡立てとはなってはいないのだが強固なメレンゲが出来るだろうと素人の考えは浅はかだったのかもしれない。
 と言うのも膨張しなかったからで、何故膨張しなかったのかの理由が理解できないままなのだ。メレンゲの完成度が足らなかったか粉を混ぜる時の操作だったのか、前回、前々回の方がスポンジ質は今回より良かったのである。

 思い起こせば泡立て開始時、電動ドリルを高速回転側で回し始めた途端、卵白を台所に飛び散らかしてしまう失態をしたのだ。前回も高速回転していたとの記憶だけで操作したのだが、これで塗炭、いいえ塗卵の始末を味わったのである。スポンジ質不足の今回の失敗は回転数が足りず泡の粒子が荒かったのかとも思ったけれど真相は見えていない。

 焼き上がり冷ましたのを齧れば、固いのは固いけれどまさしくカステラの味なのだった。けれどもう絶対にカステラは作らないー。とは言え、カステラとは思わずに短冊形に切ってビスコッティだと口に運べば「美味しい焼き菓子」そのままなのであって、こんなのを食べていたら肥満と糖尿になってしまいかねない。だから我が身の健康のためにカステラはもう絶対に作らない。
 ホントにホントに整わなかった…悔しいですぅ。栄養士の後輩から助言をもらいもう一度やるか!。朝令暮改は世の倣いチャンチャン。