トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

ご無沙汰をしてた間にウメの花

2022-01-26 | 小父のお隣さん
 夜半の降雨で濡れていたり茶舞台の工作などで水見回りを数日行わなかった間に上の池傍のウメが開花していた。南北を尾根に挟まれたいわば懐みたいな日当たりの悪い場所なのだが開花はフイールドの中ではいつも最初である。それで「早生種だろう⁉」程度の推測はするものの品種名までは分からない。
 もとより小生らの活動域では無くて隣接グループの勢力圏なのだ。しかしながら水管理は小生しか行わなくなってしまった現在、吐水口からトンボ池に至る水系は、その中に勢力範囲ではないエリアが入っていたとしても「水域は一体」として目を行き届かせ維持管理していかねばならず、そのお鉢が小生にあると言うのが現在進行形なのだ。

 他にもウメの樹は数本あるけれど紅梅はまだ蕾が固く色目しか分からない。この樹より日当たりの良い場所の樹は一輪も見られなかったけれどおっつけ開花するだろう。まあ、梅見をするような風流な小生でも無いけれど「梅の開花」という季節の情景には寒さが厳しい寒中の日々であっても「ようやく春を迎えられる」感がして来る。童謡の「赤い花緒のジョジョ履いて・・・」の一節のように赤いチャンチャンコを着ていなければならない小生は「おんもに出たいと待っている」なんてお利巧さんでは無く、既に出ずっぱりの何事にも「待てない性格」の姥捨て山なのであった。

           

               梅は咲いたか桜はまだかい
                        カエルの産卵ゆび折りつ ハアコリャコリャ

畑の茶舞台製作

2022-01-26 | 何よりの楽しみ
 自身が借りた訳でも耕作するわけでも無い畑なのだが「老多くして役少なし」の現実では、その中に少しばかり茶会の楽しみを見つけないとやってらんない。てな訳で年に何回出かけるか分からない畑地の一画に茶舞台を置く事にしたのだ。もとより勝手次第そのものだけれど先日の刈り払いで耕作不適な草地もあった事からその一角に置くべく廃棄材を寄せ集めて作ったのである。

 天板の元は集成材のテーブル板だったのだが雨ざらしで使っていた結果、接合面は離れ幾つかの割り板になってしまい、その上腐食も進んで放棄となったのだ。既に厚いべニア材は無く使える厚板はこれくらいしかない。使えそうな部分を見繕ってみると短辺は2枚合わせになるものの長辺は80cmほどは取れそうだったから使うことにして切り出した。接合面のひび割れ全てを外すと更に小さくなるから目を瞑って80×60cmほどの天板を用意出来た。脚周りはCチャンの廃棄材をボルト締めで組み上げて天板と接合して一件落着する。

 Cチャンのは気持ちだけだけれどワイヤーブラシで錆落としを行ってから天板ともどもペイントする。ペンキも頂き物だから色が選べる訳もないものの畑で雨ざらし陽ざらしになるのだから塗らないよりは保てるだろう。台の高さは通常のテーブル標準より中途半端で座卓と食卓の中間程度の高さにしておいた。椅子は丸太材の輪切りで賄うから高さがあると安定しない。茶舞台を座卓並みの高さにすると草に埋もれかねない。まあ、いろいろ妄想した結果が中途半端なのである。

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