トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

採餌もしていた

2023-01-11 | 小父のお隣さん
 夜間、塒にしているだけでは濁りが強いと思っていた水域、この日、たまたま温水田のオーバーフロー部の浮遊物を見に行ったところセリの断片とヒノキの枯葉がほとんどだったのだが浮いて集まっていたのだ。
 その中に見慣れた羽毛が何枚かあったから撮影したものの羽毛の採集は作業が終ってからと考えて結局は忘れて帰宅した。まあ、短期記憶は出来難くなった、近いところから忘れる、そもそも記憶されなかったというのが正解だろう。

 羽毛から判じる水鳥の種類は馬鹿の一つ覚えのとおり「コガモ」と思っているのだけれど、正しいかどうかはS先生に羽毛で判断してもらうしかないのである。小生が間違いなく判断できることはただ一つ「頭頂部に羽毛は無い!」と言う事で、水面にある羽毛を取り上げて載せても定着は無理なのだった・・・。
 本日この日から小生の身代わりで土左衛門になってしまったデジカメの代わりにタフカメラを採用した。思い返さなくても半年足らずの間に3台目の新規雇用だ。求職者より雇用者の財政が危ない。スマホでも撮影は可能なのだが縦横比が気に喰わない。特に縦位置での撮影は貼り付けてもバランスが悪く感じる。

    

氷が緩めば塒は拡大

2023-01-11 | 小父のお隣さん
 寒の入りを前にしての5日、最低気温がマイナス0.5℃まで下がった。これは気象台の発表値なのでフイールドは1~3度くらいは低いはずだ。そんな事とて水域はバリバリに氷結しているだろうし周りでの土木も土が凍っていればスコップも立たない。そんなわけで快晴だし休日にして自宅周辺の山に入りキジョランを捜したのだが環境的に無理だった。

 さて明けて6日は小寒で寒の入り、寒さが少し緩んで最低気温は1℃と報じられていた。ならばと出かけて水域を眺めて驚いた。氷の厚さが減った事もあろうが一晩中かき回されて水域のほとんどはドダ濁りである。だからと言って被害を受ける訳でもないのだが、まあ、塒にする水鳥が多かったと言って良いのだろう。
 この山域、と言うか丘陵地帯の周辺には水域が少ない。水田は有っても冬季湛水などしなくなったご時世では水鳥類の休む場所も採餌する場所も限られているのだろう。

 水面面積の大きい遊水地は郊外にあるけれど猛禽類も普通に飛翔する空域でもあるから小型で群れも小さいコガモなどはこの小さな水域は恰好な塒なのかもしれない。

        埋め立て終わった二つ池    改修作業中の棚田部