氷の張った棚田の補修中なのだが次から次へと課題が出て来る。腰を入れての補修は久しぶりだしまた、そうしなければならない瀬戸際に至っているからだ。前日、埋め戻した排水管、というよりオーバーフロー部の水位を決定する役目もある管なのだが堤の上端面と水位との差が少なく増水時には越流しかねないから掘り出して3cmほど水位を下げたのだ。
翌日、つまりはこの日なのだがミズアオイの養成床を設えるにまだまだ水位が高い。枠囲いの中に泥土を盛り、床を作れば済むのだが高すぎると崩れ易い泥の床では低いところと同化し易くなるし水位がゴム長の上縁近いと水域での作業に支障も出る。そこで前夜のうちに水位を下げる判断はしたのだが、なにせ泥まみれの管なので再度掘り出して位置決めするのは大変だし微妙な調整もし難い。
そこで太い鉄筋を差し込み回転させて微妙な調整を図る事にしたのだ。20Φの電動ドリルと更に穴を広げるための切り出しナイフを用意して管を貫通する穴をあけた。後は鉄筋を通してじりじりと体重を掛け所定の位置まで回転させる。
この作業の前に水位面に木片で指標をしておいたから、これを基準に開口部の下縁を決めれば良いのだ。これだとホントに微妙な位置決めが楽に出来て実用新案程度の機構は作れるのではないかと何時もの妄想が始まる。水位が安定するまでの時間稼ぎに孟宗竹を用材として使うために林内に上った。林道に近い場所は除竹済みなのでいきおい高所まで行かねばならなくなった。
太めの1本を二分割して棚田部へ運び、後は切断と杭作り。用意が出来たところで氷盤の田に入り設えて完成した。枠囲いを二段にしたのは竹が沈まず囲い枠の用をなさないからで上段の竹は重しでしかない。
翌日、つまりはこの日なのだがミズアオイの養成床を設えるにまだまだ水位が高い。枠囲いの中に泥土を盛り、床を作れば済むのだが高すぎると崩れ易い泥の床では低いところと同化し易くなるし水位がゴム長の上縁近いと水域での作業に支障も出る。そこで前夜のうちに水位を下げる判断はしたのだが、なにせ泥まみれの管なので再度掘り出して位置決めするのは大変だし微妙な調整もし難い。
そこで太い鉄筋を差し込み回転させて微妙な調整を図る事にしたのだ。20Φの電動ドリルと更に穴を広げるための切り出しナイフを用意して管を貫通する穴をあけた。後は鉄筋を通してじりじりと体重を掛け所定の位置まで回転させる。
この作業の前に水位面に木片で指標をしておいたから、これを基準に開口部の下縁を決めれば良いのだ。これだとホントに微妙な位置決めが楽に出来て実用新案程度の機構は作れるのではないかと何時もの妄想が始まる。水位が安定するまでの時間稼ぎに孟宗竹を用材として使うために林内に上った。林道に近い場所は除竹済みなのでいきおい高所まで行かねばならなくなった。
太めの1本を二分割して棚田部へ運び、後は切断と杭作り。用意が出来たところで氷盤の田に入り設えて完成した。枠囲いを二段にしたのは竹が沈まず囲い枠の用をなさないからで上段の竹は重しでしかない。