トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

改修なったものの・・・

2023-01-14 | 水辺環境の保全
 泥濘化してしまったところを歩きながらの作業がようやく終わり管を埋設出来たのだが落込み口側が土の圧力に負けて歪みが生じている。このままだと漏水の原因になりかねないし何よりも見た目が気に喰わない。従前のオーバーフロー部を埋めたてしながら「先々、使い続ける設えだから…」と二度手間は承知で再改修する事にした。

 最初の開口部切込み時、懸念は無かった訳ではないのだが切り込み易さを優先してのこの手太楽だったのだ。既に敷設した管を掘り出し向きを交換してから新たな落ち口を切り取った。電動工具があれば容易な切り取りも竹切鋸だけで切り取るのだから気温は氷点でも発汗して来る。何よりも故障のある肘や肩・腰が辛い。
 とにもかくにも切り取りが終わり、前回の落ち口での水位を示す支柱面より3cmほど低い位置に落込み口の下端を持ってきて据え付けが終わる。

      

 これに先立ち堤の上端面に水路を掘り排水させ水位を下げていたから流入水に邪魔されること無く作業できたのだ。固定してから堤の水路を閉鎖しオーバーフロー部の水止め土嚢を外せばそのまま排水が始った。たまたまではあるけれど水位も従前より高くなったし直前より低くなって「ほぼほぼ満足」の出来栄えとなった。
 この作業をしつつ猪に掘り荒らされた堤の整復も行わなければならないと思いつつ護岸に据えていた孟宗竹が古くなり埋没しているから丸太材に交換する事に決めた。氷点の中、作業は終わらないのであった。「芋蔓式」なのだが生憎、芋は付いてこない・・・。