イベントの田植えと稲刈りで育てて来た植生は刈り払いと踏み潰しで全壊され、土用干しでオーバーフロー部脇を切り崩され排水された結果、貯めて来た泥土は流出し堰と堤の土台である基盤層まで破壊されて杭で倒れるのを押さえ、土嚢で漏水を止めようとしてきたが徒労であることが理解できた。それでもと拘っていると漏水止めで老衰進行するのは必至なのだった。徒労に汗水流すよりはまとまった作業量になるけれど先々を見据えた結果につながる行為が賢いだろう。
というのも杭は落込み部の基盤層に打ったのだが固くて深くは入れられず保持力を欠くし、土嚢は上棚の法面を削って作ったのだが所詮は田圃の土である。水が流れている部分に積み込んでも泥土化しつつ粒子が流出し土嚢が痩せるだけで水位を保てない。ああでもないこうでもないと思案投げ首しながら寝入り、深夜の小用に起きた際も妄想夢想しながら立案検討した結果は「改修已む無し」なのだった。
既にオーバーフロー部横の堤は痩せておりこの堤に新たなオーバーフロー部を設えても結果は同じなので構造変更するしかない。最終的には上棚との法面に傾斜放流路を設えれば弱点は克服できると判じたものの魚道の様な構造だと新たに堤と護岸が必要になってくる。用土も材も不足なので上の池の「かいぼり」用のバイパス排水路を作るための塩ビ管を使う事にした。先々、上の池に新たな放水路を設置する様な事はもう出来ないと判断したのだ。
径は十分で長さがどうかと思っていたけれど長さも良い塩梅だった。これを現在の水際を破壊せずに上棚の法面直下に埋設する必要がある。埋設出来たら上端部にオーバーフロー部を加工して水を流してから現在のオーバーフロー部を埋めて堤に変更すればよい。
パイプを埋め戻した残りの用土で堤を築くつもりだったのだが実質的に不足に見える。必要分は土嚢にして運び入れねばならない。この日は昼過ぎまで掛かってパイプの位置決めまで行った。翌日以降、傾斜と深さを再確認したうえでパイプを埋めてオーバーフロー部の構築を行う。妄想図は頭にあるけれど現実は現場作業で入手できる材料を用いて作らねばならないがさーて、どうなるか。全ては成り行き任せなのである。
というのも杭は落込み部の基盤層に打ったのだが固くて深くは入れられず保持力を欠くし、土嚢は上棚の法面を削って作ったのだが所詮は田圃の土である。水が流れている部分に積み込んでも泥土化しつつ粒子が流出し土嚢が痩せるだけで水位を保てない。ああでもないこうでもないと思案投げ首しながら寝入り、深夜の小用に起きた際も妄想夢想しながら立案検討した結果は「改修已む無し」なのだった。
既にオーバーフロー部横の堤は痩せておりこの堤に新たなオーバーフロー部を設えても結果は同じなので構造変更するしかない。最終的には上棚との法面に傾斜放流路を設えれば弱点は克服できると判じたものの魚道の様な構造だと新たに堤と護岸が必要になってくる。用土も材も不足なので上の池の「かいぼり」用のバイパス排水路を作るための塩ビ管を使う事にした。先々、上の池に新たな放水路を設置する様な事はもう出来ないと判断したのだ。
径は十分で長さがどうかと思っていたけれど長さも良い塩梅だった。これを現在の水際を破壊せずに上棚の法面直下に埋設する必要がある。埋設出来たら上端部にオーバーフロー部を加工して水を流してから現在のオーバーフロー部を埋めて堤に変更すればよい。
パイプを埋め戻した残りの用土で堤を築くつもりだったのだが実質的に不足に見える。必要分は土嚢にして運び入れねばならない。この日は昼過ぎまで掛かってパイプの位置決めまで行った。翌日以降、傾斜と深さを再確認したうえでパイプを埋めてオーバーフロー部の構築を行う。妄想図は頭にあるけれど現実は現場作業で入手できる材料を用いて作らねばならないがさーて、どうなるか。全ては成り行き任せなのである。