トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

雨後の筍ならぬ雨前の竹屑拾い

2023-01-23 | 水辺環境の保全
 三が日も明けないうちからの土木作業でいささかヘタレ気味。天気はようやく下り坂になるようで翌日は雨天の予報が出た。「漸く休める!もう一日」と老骨に鞭打って出かけた。
 もとよりまとまった作業をするつもりはなく昨日までの作業で散乱している竹材の切り残しを片付けて田んぼの周囲の凹凸を多少は均すつもりなのだ。帰路は図書館で本を借りる。

 周囲の竹の切り片は一輪車1杯分。これを林道まで運び向かいの斜面の侵食溝に投げ込んであっけなく片が付いた。田んぼの周りの整地も唐鍬で削り均し余った分は堤の上端面へ敷いた。これで数センチは高くなって安全率は格段に向上するのだが、まだ敷き残っている部分が数メートルある。けれどネックと言うほどでも無くなっているからおいおいの作業で良いだろう。

      

 それよりも写真右の分水池からのパイプが低くなってきた。これはもともとのV字侵食溝に土嚢を積み分水池として下棚の泥水池に入る水を制限するための塩ビ管なのだが浚渫土を盛り上げ盛り上げ上端面を高くしてきた結果だ。
 このままで困る事は無いのだが水資源の少ないフイールドなのでパイプの位置を分水路と同じ高さにすれば結構容積のある水溜りが出来るし沈泥量も増えるのだ。
 しかし掘削は深さ1m、長さは2mあるから掘り出すのも覚悟がいる。連続しての作業はつらいけれど設えれば水域が増えるのは間違いなく、さーて如何しよう。休む気分になっているのにもう次の作業が頭に居座ってきた。