トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

林接した水辺の創出 8 (護岸丸太の敷設)

2019-05-29 | 水辺環境の保全
 ようやく堤上端面の整地が終わったが胴突きに依る突き固めは着手していない。レーザー水準器で水準を印して護岸丸太の上面となるべき高さに水糸を張った。これを目安に丸太を据える。
 この段階でも上端面の修正を行い乍ら余分な部分は丸太を敷設した隙間に押し込み踏み込み均す。

 丸太一本に二か所の杭打ちで固定して、この段階では池の中の法面が丸太と揃っていない。凹凸があると脆弱化の元であるので丸太を敷設し杭止めしてから法面に肉付けしなければならない。
 池の一辺に使った丸太は廃棄材で、考え直して新材を用いる事にした。そのためには更に一本伐採して運ばなければならないので次回回しにする。

 池の面積を再度計測したらおおむね36㎡で10坪相当だった。当初の測定では15坪だったのだが、これは流路も池にするという勘定だったから大きかったのだ。
 その後、考え直し流路は流路として分離したので小さくなってしまったものの途中で拡幅分が入ったから、やはり拡幅して正解だったのだ。そうでなければもっと小さくなっていた。

 次回は林内に入り用材を伐採し曳きだし据える。上端面の胴突き仕上げはそれ以降になる。当初のもくろみは最大二週間程度の作業期間と見ていたが既に二週間は経過して、更に一週間は必要な感じである。小生、馬力も持久力も気が付かぬ間に劣化しているのであろう。
 まあ、稀有しないものはヒタヒタと音もせず気付く事もなく忍び入り周辺に溢れる一方、稀有するものはあれよあれよと出ていく。ホント荒れ世じゃあ。

              水糸を張る       護岸丸太の敷設

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