トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

1月定例会

2015-01-20 | 月例会
 2015/01/18(日)9:30~14:00
 会員 11名
 視察  1名

 活動 午前:侵入竹除伐・林内整備・危険木伐採・フイールド案内
     午後:活動報告・徐竹
*活動がある環境財団の目に止まり担当者が現場の視察にみえた。会長と小生がフイールドを案内、そのあと徐竹作業を手伝ってもらう。県内に200程度の活動団体があるので我々のところに目が止まるなど奇跡に近いのでは、とある会員の感想。
 

*力は正義

2015-01-19 | 勢子、雨毒に侵されて呻く
               千切れ飛ぶ婦女子へデモは為さぬなり
               風刺画や自由と言う名の蔑視観
               風刺家と二重螺旋のテロ仲間
               表現の暴走ペンのテロライター
               嘆くまいジャンヌダルクよ嘆くまい

集積場所の確保だけど

2015-01-18 | 今日は真面目に
     ⇒    
 一帯の徐竹作業を始める前に足元の安全と集積場所を確保するための作業を行う。伐り倒しただけの竹が放置されている林床では移動もままならない。先々の作業であっても刈り払いや植樹の支障になりかねない状態なのである。個人の所有地ならばこういう放置はしないだろうが伐り倒して欲しい部分だけ持っていく結果なのだ。
 竹の枝を払って集積すると見事にコンパクトに収まった。

傾斜木の除去

2015-01-17 | 今日は真面目に
     ⇒   
 立木の間に除伐した孟宗竹の集積場所を確保するために支障となっている傾斜木を除伐した。右側の大きな傾斜木は胸高径1尺を超え、上部片側に太い枝を多数出しているヒノキだ。すでに根上りを起こし傾斜しているが隣接の立ち木に支えられている。除伐したいのだが牽引して倒す必要があり掛り木となったままでの放置はできないから今回は見送り。

放置物

2015-01-16 | 小人閑居して憮然
 放棄茶園内に多くの農薬瓶や袋が散乱していた。放置しておくとゴミ溜まりになるのが常だから回収しようと思ったもののゴム手袋を携行していなかった。火バサミでもよいのだが拠点まで取りに行かねばならないから回収は次回にする。
 年月を経ているとはいえ残留物には注意が必要だし、回収して家庭ごみの回収日に出すわけにもいかない。農薬瓶は回収対象でないのである。それでは「どこで処理するか?」という命題が出てくるが、周辺に多く開いている山芋の穴に埋設するしかないだろう。邪道には違いないけれどここは目をつぶる。放置した当人より処理した当人がとがめられる図式だがしょうがない。

**木枯らしの森

2015-01-15 | 感じるままの回り道
  落ち葉踏み歩く冬枯れ木漏れ日の嬉しき今朝は寒波ただなか
  グーチョキパーかじかむ指に血を送り擦って当てるポケットの腿
  吐く息の白きを楽しむあの頃にしばし戻りし二度わらしなり
  谷の空飛天のごとく舞い踊る色香残せし我が森の葉よ

ちゅめたーい!

2015-01-14 | 遊び子は
 泥水池から元気な声が聞こえてくる。見通せる場所まで行ったら氷と戯れている最中だった。「ちゅめたーい!」とか「ちゅめたーいねぇ!」とか聞こえてくる。割った氷を氷盤に投げ付け散らして大喜びしているおチビちゃんもいる。
 いつまでも見ていてもしょうもないから切り上げたのだが氷結する時期だけの限られた遊び方だ。周辺に氷結する場所もなく、当然、氷盤の上で遊べるのは本当にピンポイントのここだけなのである。幸いにも給水は復旧の目途が無いけれど時折の降雨で水があるからこそ遊べる。「雨こそは命の泉」と思わざるを得ないが、どういうわけか今期の氷結はクリアーなのだ。ちょっと目には氷結しているように見えないが、小生が乗っても大丈夫な厚さがある。引率の指導員は気が付いているのだろうか…。

猪のお座敷ばっかり

2015-01-14 | 小人閑居して憮然
 孟宗竹を除伐し植栽地を生み出すために一帯の様子を確認に藪に入ってみた。獣道は縦横に走っているし、アズマネザサの密生地より空間を確保しやすいので植物が踏み敷き詰められたような場所が数か所あった。畳一枚分以上もある広さだ。
 入山者が入るような場所でもないし明らかに猪のねぐらと思える。日中夜間を通して人の気配は心配ないし猪にしてみればのうのうと休んでいたに違いない。小生のテリトリーと主張するためにマーキングをしようかと思ったのだが大人げなく思えてとどまった。

放棄茶樹の除去

2015-01-13 | 今日は真面目に
 放棄茶樹の除伐を開始した。樹高は250㎝程になってその中に竹が入り込み更に自然薯やテイカカズラが樹冠部を覆ってまことに処理しにくかった。面積としては広くないのだけれど午前に二列を処理すれば「もう帰ろう!」の気分になってしまう。有難いことには日当りが良いから凍えながらの作業をしなくても良い。北向き斜面の徐竹とは環境が随分と異なる。
 茶樹を全て除去し周囲の侵入竹も除伐すれば結構な広がりのある緩斜面が現れるだろう。苗木次第だが入手できれば混交落葉広葉樹林を育成したいと思っている。今の作業を端的に言えば「地拵え」である。
 

アオジでもクロジでも…ルリビタキか

2015-01-12 | 小父のお隣さん
 放棄茶樹の除伐をしている至近に時々やってきては何をするでもなく留まっていく小鳥、スズメに近い体型で近くにいるメジロよりはふっくらしている。
 ようやくケータイで一枚撮影出来たがPCで再生しても判別できなかった。図鑑参照でアオジかクロジのように思えるのだが視認した色調は異なる。尾のあたりが暗い藍色なのだ。この鳥、アズマネザサを刈りはらっている時から至近に現れていた。藪を住処にしている小鳥だと見当はつくのだけれど、この写真で素人では判らない。ただ動きを見ていると尻尾を振るわせるのがジョウビタキそのものなのである。♀かとも思ったが図鑑とは異なり隣のページにあったルリビタキの♀に酷似している。 次回は双眼鏡とカメラを用意して鮮明な像を得ようと思っている…。と考え翌日携行したのだが茶樹の除伐も後片付けも終了した斜面には寄ってこない。残念だった。

*新たな年

2015-01-11 | 大震災
        賢治の詩思い出しつつ除夜の鐘
        仮住まい未だ離散で年は明く
        初春やあの日に勝る処理地なり
        故郷は茫々となり雪の下
        粉雪も灰に思えし初やしろ

後始末

2015-01-10 | 小人閑居して憮然
      ⇒   
 年末に門松の竹を取りに来る人たちがいるが、おおむね始末はしていかない。山芋掘りもタケノコ掘りも似たようなものである。入会地で共同体意識があればこんなことはしないのだろうが公の土地では欲しいところだけ頂いていく。
 侵出してきた孟宗竹を除伐した一角は「後始末の出来なさ」を如実に表してくれた。除伐するのに地際に鋸を入れたいのだが、伐り倒され放置された古竹が接近を阻む。ようやく除伐して片づけた跡は古竹が敷き並べたようになっている。
 伐り倒して5年以上は経過しているし、何のためにこうしたのか理解に苦しむ状況だったが、始末をしないのはご同類なのである。竹の伐り残しも中途半端で危険な高さ、うっかりしゃがみ込みでもしようものなら臀部に一撃を喰らう仕掛けだらけなのだ。
 竹を処理してある場所でも集積が不十分な場所が多く、結果として夏季の刈り払いに迷惑この上ない。まあ、後始末しない輩はそれ以降の関わり、「刈り払いや育林」などしない輩だからどうでも良いのであろう。

林内整備

2015-01-09 | 今日は真面目に
 桜と栗の大木を刈り出したら途中にあるヒノキ林の状態が目に付いてしょうがない。立ち枯れ木や傾斜木、間伐をしなかったための小径木などである。林床はマキやアオキなどの常緑の実生樹が1m程に育ち密生し入りにくくなった。危険木の処理と間引き作業は必要なので林床のセンリョウなどの花木類は残して刈り取った。
 すっきりした林内を眺めると列植したまま放置されていた様子が垣間見てとれる。林の周囲は大木に育っているが中心部は枯れて根株だけの場所や生きている木も小径木ばかりだ。除伐すれば樹皮を剥いて杭や水辺の補強材に使えそうだから気は早るのだけれど、表土は凍結しているから土木は花だよりが聞こえてからだろう。それまでには林の手入れは終わらせたい。

*初吟

2015-01-09 | 今日は真面目に
            闇に音天空西風除夜の鐘
            木守柿突かれ突かれ年越える
            初詣凍てつく谷中山ノ神
            陽射し延ぶ初夕の空胸の勇
            山守りと認じつ山に活かされる

命を守るバランス

2015-01-08 | 小父のお隣さん
 木守柿ならぬ木守林檎が全てヒヨドリに食べられてしまった。ヒヨドリにいじめられながらも足繁く食べに来ていたメジロのデザートが無くなったから三が日の暇つぶしに給餌台を作り設置した。粟や稗などの穀物も置こうかと思ったがとりあえずミカンを置く。
 給餌台を取り付けるまでの数日、ハンガーの針金にリンゴとミカンを刺しぶら下げておいたのだがミカンしか食べないのでリンゴは取り止めたのである。設置した場所はリンゴの樹冠下で地上高は5尺ほどだ。窓に近い位置だからこれだけでヒヨドリは嫌がり飛来頻度が極端に減った。
 カーテンを開けてメジロの食事風景を見ていると食べるのより周囲を警戒する方に重きを置いているように見える。小生がミカンを交換する間は2m程度離れて待っているから人間に対しての警戒では無い。食べなければ飢えるが、食べる事に夢中で捕食されては元も子も無いのが良く分かる。