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そこで早春早々に掘り上げ株分しフイールド突端台地に定植する事で庭の過密は解消し、フイールドには新たなフジバカマの群落がお目見えする。昨春、拠点登り口の窪地に竹チップの堆肥を一輪車で投入し開花株のフジバカマとオミナエシ、ホトトギスを植え付けた。風当たりの弱い環境だからチョウ類の吸蜜や鑑賞には良好な場所だと思ったからだけれど、やはり威之志士様の跋扈蹂躙は避けられず、花が咲き始めるころには大方が掘り返され、今では一株さえ片鱗も無い。
竹チップの堆肥で埋め戻しを兼ね植え床を用意したのが誤りの初めなのだが、近くには採土出来る環境は無いのだった。まあ、しかるべくして斯様な結果、当たり前田のクラッカーであった。
今回の植え床の準備は耕運機で耕転しネザサの地下茎を断ち切り排除しておくことにあった。突端台地はアズマネザサの藪だった場所で全面刈り払いを行い、その後、数年間にわたり再萌芽して来るのを刈り払いつつ元の稈が腐るのを待った。そしてようやく果樹を何本か植え、四つ溝柿などは収穫できるまでにはなったものの根茎は健在でネザサ刈りはかかせないし「果樹園」風では「環境保全」とは言えずボタンを掛け違えてしまいそうだ。
そこで食草園とは別にチョウ様ご一行の「Go to eat」の場所を環境を変えて用意してみる気になったのだ。日当たり良好だが突端台地という地理的要因で風当たりは避けられないけれど、水辺周辺のそれらより威之志士様の跋扈蹂躙に遭う機会は減るはずだ。昨春に定植したポット苗は何とか悪戯されずに一夏を過ごせたから、ネザサの根茎をあらかじめ取り除いておくことで植え付ける草本も健全に育つ、はずである。
今回は昨春に定植したフジバカマの外側も一周耕転しネザサの根茎を取り除いた。これでフジバカマが外側に進出する一助になるよりも、ネザサの地下茎が侵入する出鼻をくじく緩衝地帯にするつもりだ。今回、耕転した範囲の外周部は豆トラの耕転幅だけ植え付けをせず残し、時折は耕転する事でそれを達成できるだろう。
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