数か月にわたって続いた我が家の耐震工事がようやく完了する。我が家は1981年、建築基準法改正による「新耐震基準」に該当していたが、2000年の新耐震基準に照らしてみると、0.65という低い数値だった。今年度から、住所地の市役所から補助が受けfられるようになった。補助金の額は、区市町村によって大きな差があり、わが町は「中の下」くらいらしい。
まず、瓦屋根を撤去、トタン屋根(ガリバリウム鋼板)を敷く。さらに耐震診断で弱点とされた箇所を壁や柱を立てるなどして補強した。市役所が指定した建築士の耐震診断を受けるので、恣意的な補強でないところが安心できる。かなりの出費になってしまったが、家屋倒壊による圧迫死からは免れたようで一安心。
ここにその工事の一部をご紹介。
改修前 改修後
改修前の部屋は一見しただけでも「強度不足」と感じられた。事実、強度が極端に低かったので、新しい柱を立てて、さらに出窓の一部を壁とした。このようにしても、新耐震基準(200年)によれば、ようやく1.0に達することらしい。
南海トラフ地震の逼迫が伝えられる中、耐震改修に関心のある方に参考になれば幸いです。