日韓戦で「猿まねポーズ」“差別”認める
現地時間25日にカタール・ドーハで行われた日韓戦で、韓国代表のキ・ソンヨン選手(22)がゴールを決めた後、カメラに向かって顎を出し、左手で顔をかく猿まねのパフォーマンスをした。キ選手は自身の簡易投稿サイト「ツイッター」に「観客席にある旭日(きょくじつ)旗(かつての日本の軍旗)を見て涙がわき出た」「選手である前に韓国国民だ」とコメントを掲載、猿まねが日本人への差別的な行為だったことを事実上認めた。 これに対し、ほとんどの韓国の国民からは「問題ない」という声が上がったが、白熱した日韓戦に水をさす結果となった。
しかし、実際にこの試合を見た日本人サポーターからは「旭日旗など見なかった」という声があがっている。この試合を中継したテレビ朝日がわざわざ他の試合の旭日旗を番組映像に挿入して、批判を浴びているほどだから、本当は旭日旗など存在しなかった可能性が高い。
(旭日旗)
サッカーに全く関心のない私だが、ことはサッカーに止まらないらしい。そもそもアジア人である韓国人が、同じアジア人の日本人を猿のようだと見下して、そんな「パフォーマンス」をすること自体が噴飯モノだ。このキ・ソンヨンという選手は、きちんとした歴史教育を受けていないのか。西欧列強がアジアを侵略した歴史的経緯を知れば、「黄色い猿」が誰を指すのかはすぐに分かるはずだ。この選手の「猿まね」は、自分の顔に唾する行為だったのだ。
私は、韓国は”恨”の国であり、過去の歴史を執拗なまでに国民に叩き込んでいると思っていた。日本の若者が「平和」「共生」「市民」「国際交流」「国際協力」などという空虚な言葉ばかり教えられているのとは対照的に、韓国政府は、「反日教育」だけでなく、愛国教育、国防意識の高揚にも努めていると考えていた。だが確かに、「反日教育」の”成果”は大層なものだけれども、まともな歴史教育など行われていないことも、この一件で推察することができた。
「旭日旗」と言えば、日本陸海軍の旗だけでなく、これとそっくりな旗がある。そう、朝日新聞の社旗だ。朝日新聞は、1945年以前の日本があたかも暗黒の歴史であったかのように描くことで知られているが、実は国民の戦意高揚を図るこんな旗を作っていた。案外、この旗に象徴されるような「朝日」にとって不都合な歴史を隠蔽するために、ことさら戦前を貶めるのかも知れない。
韓国の当該選手は、会場の日本人が持っていた「朝日新聞」の社旗を「旭日旗」と勘違いしたのではないかという話も伝えられている。だとしたら、「朝日社旗」は、日本人に「植民地支配を謝罪」させるために存在するのかも知れない。これは、朝日人の本望なのだろう。
(「祝 皇軍大捷 戦いはこれからだ」と書かれた戦前の「朝日新聞」社旗)