澎湖島のニガウリ日誌

Nigauri Diary in Penghoo Islands 澎湖島のニガウリを育て、その成長過程を記録します。

「みのもんた」は何様か?

2007年06月30日 06時31分21秒 | マスメディア
今年ももう半年を過ぎようとしている。振り返ると、気が重くなるので、考えないことにしよう…。

さて、テレビを見る時間が増えるにしたがって、気になるのがワイドショー番組。いつもお会いするのが「みのもんた」だ。
何かで読んだが、この人、不遇の時代が長かったため、現在TVに出続けていることに喜びを感じているそうだ。

このワーカホリック司会者、近ごろ調子に乗りすぎではないかと思う。先日、安倍首相を自分のラジオ番組に出演させたり、今朝は政治家相手にため口をきいていた。夏祭りの香具師がぴったりの彼が、政治・社会について偉そうに発言する光景は異様だ。自分の番組のキャンペーンで社会保険庁を廃止に追い込んだと思っていて、「役人」に対する攻撃は執拗だ。

だが、この人の経営する会社は、東京都水道局との契約を巡って談合を繰り返した張本人ではないか。お役人嫌いは、案外、こういう私怨からきているのかも知れない。
「みの」は立教卒の遊び人&お坊ちゃん。飲み食いに連れて行くので、スタッフにも評判がいいという。だがまてよ、「フジテレビ」の報道局長が不正経理で捕まったばかりだよな…。

「公務員攻撃」に血道を上げるマスコミ関係者よ、自らの襟を正すことを忘れるな!「第4の権力」はチェックなどされないのだという思い上がりは、いい加減にしたらどうか。

障害者雇用促進法がもたらす逆差別

2007年06月28日 04時02分01秒 | Weblog

障害者を一般企業や官庁に雇用する動きが広まっている。その法的な根拠となるのが「障害者雇用促進法」だ。企業・官庁は、本音では障害者の受け入れに負担感を感じているはずだ。だが、法令による雇用促進とあっては拒否することは難しい。

とりわけ、官庁は率先して範を垂れなければならない。その結果、「障害者枠」という特別枠を設置して職員を採用している。 だが、障害を持つ職員が実際の職場に配属された場合、当該職場には多くの困難が生じる。ほとんどの場合、障害者職員は、出先の事業所に配属される。人員カットが続く現場では、そうした職員は”即戦力”とならず、職場全体の”重荷””お客さん”となってしまうことが多い。

「障害者雇用促進法」→「障害者の採用」→現場への配属→現場の破綻
こういうケースが多いのではないか。これは、当事者である障害者にとっても不幸なことだ。「仏を作って魂入れず」では困るのだ。障害者の真の自立を促すような方策を考えるべきだろう。
現実には企業・官庁の人事当局は、障害者を厄介者扱いし、現場に厄介払いしている。当の障害者には、自立という意識が希薄である。こういう現状が、さまざまな問題を引き起こしているのだ。

障害者が原因で引き起こされる問題は、必ず隠蔽される。当人の責任にはならず、現場の責任者をやり玉に挙げ、”トカゲのしっぽ切り”になるのが常だ。これは、人事当局が障害者を厄介者扱いしている証拠であり、障害者問題に関わることを恐れる体質があることを示している。障害者問題は”パンドラの箱”。障害者は、飾り棚に飾っておこうということか。

 

 


 

 


懐かしい似顔絵

2007年06月27日 09時26分23秒 | Weblog
月末で実家を明け渡すことになった。
最後の荷物の整理をしていたら、父を描いた似顔絵を見つけた。
20年以上も前、現役で勤めていた頃、同僚が描いてくれたものらしい。

いつもの帽子をかぶり竹の棒を持っている姿は、いかにも父らしい。失われゆく農山村の生活を記録することに心血を注いだ父は、あの帽子をかぶり馴染み深い地区を歩くのが常だった。

実家が無くなると、もう”ふるさと”も無くなるのだなと思った。「夕焼け小焼けで日が暮れて、山のお寺の鐘が鳴る…」と歌ったあの頃が懐かしい。



「ミートホープ」を内部告発した人

2007年06月26日 01時54分59秒 | Weblog
「不二家」に続いて、「ミートホープ」社が「元従業員」の内部告発によってマスコミの集中砲火を浴びている。
こういうときのマスメディアは滅法強い。反撃されるおそれのない相手には、とことん強いのだ。
だが、いま、なぜ、こんな問題が浮上したのか。田中社長が示唆するように、食肉業界では日常茶飯事の出来事だったのではないか。「内部告発者」の一刺しによって、彼の会社は崩壊の危機に立たされている。

「内部告発者保護法」の成立により、”正義”の告発者の立場が強化された。会社に敵意を持つ従業員が、”正義”の御旗のもとに会社の機密事項をマスコミに流せば、その会社は一巻の終わりという時代になったのだ。

一連の騒動で「不二家」の経営権は、創業家から離れた。勘ぐれば、内部告発によって会社さえも手に入れることができる…ということか。

古本の価値

2007年06月24日 20時13分34秒 | Weblog
父の遺品の書籍を大量に処分した。
歴史書、特に郷土史の蔵書が多かった父だが、どの本が価値があるとかいう話は一切しなかった。
「Book-Off」のようなチェーン店では、どんな本でも二束三文と聞いていたので、大量の本を「資源ゴミ」として処分した。
ところが、郷土史関係を扱っている古書店に依頼したところ、残っている本に思わぬ値が付いた。といっても、1万5千円だったが…。
私の蔵書だった中国関係の本などはゴミとしても持っていってくれず、歴史・郷土史の本だけが古書店の関心の対象だった。

教訓→政治・経済などのビジネス書、専門書は全く価値がない。
   新書・文庫本は買い取ってくれる。
   郷土史などの発行部数が少ない本は、捨ててはダメ。
   取り扱っている古書店に相談すべし。

上記の規準からみると、私の蔵書は90%が資源ゴミとなること間違いなし。
「竹内好全集」「中国共産党史資料集」なんて、今さら誰も買わないだろうな…。

「筑紫哲也ニュース23」は布教番組か?

2007年06月23日 10時12分02秒 | 社会
昨晩、ホスト不在の「筑紫哲也ニュース23」を初めて見た。
膳場キャスターは沖縄から中継。特集では、教科書から「沖縄戦のさなか、住民は軍の命令で自決に追いやられた」という記述が消えた一件が採り上げられた。まず軍の責任者から自決の命令を受けたという「おばあ」のインタビューが放送され、悲惨な沖縄戦の歴史が伝えられる。ここで視聴者は、理不尽な教科書改訂という印象を強く受ける。
旧軍関係者が「自決命令があった」と報道されたことで、名誉を傷つけられたとして、大江健三郎や岩波書店を告訴していることには、ほんの少ししか触れない。

コマーシャルの後は「サトウキビ畑」の映像と歌。さらには沖縄出身のテノール歌手(?)による平和を願う歌…。
一番驚いたのは、出来の悪いアニメの登場。カエルの国の「沖網県」(沖縄ではなく、沖網!)で安倍総理に似たカエルや政治家がうさんくさい話をするという内容。「なんじゃ これは!」と思わず叫んでしまった。

この番組は、新興宗教の布教番組なのか? 筑紫哲也の偏向ぶりについては、すでに新書本も出ているので驚かないが、本人不在でもまだ同じようなことをやっているではないか。始末の悪いのは、キャスター連中が、「戦争」も「平和」も実感として分かっていないことだ。筑紫哲也にも戦争体験はないのだが、それはトシの功と「進歩的ジャーナリスト」のポーズでなんとか視聴者を騙すことはできた。だが膳場貴子が筑紫哲也と同じことを言っても、ほとんど説得力はないのだ。

作家・井沢元彦が説くように、「この国」はつくづく「言霊の國」であることを痛感する。「平和、平和」と叫んでいれば、平和になるとでも思っているのだろうか。
と同時に、刺激的な映像だけを追求するTVメディアの責任は大きい。老婆の証言、沖縄戦の映像、現在の安穏な生活、平和を願う歌、どれをとっても反対が出来ないように作られているが、実は、報道者としての責任は放棄されているのだ。エモーショナルな映像のオンパレードでは、「いまの平和が大切」「平和を脅かすのは誰」と言っているに過ぎない。

筑紫哲也は「この国」という言葉を愛用していた。もちろん「日本国」を指すのだが、どこか寒々とした語感がある。有事には否応なく「運命共同体」となる「祖国」を「この国」と呼び捨てる、その傲慢さにはほとほと愛想が尽きた。
私は「右翼」ではないのだが。



宮古島の人影

2007年06月22日 10時58分18秒 | Weblog
梅雨が明けた宮古島は、もう夏…。

でも、冬の宮古島はこんなに日差しが弱くなります。写っている人影は、3人の子供達。ふたりは会社に勤め、ひとりは学生。これから先、こんな旅行をすることは何回あるんだろうか…とふと思いました。

過ぎゆくときを大切にしなくては…。




「君が代」訴訟の判決に思う

2007年06月20日 20時25分03秒 | 社会

東京都の都立高校教諭が、卒業式で「君が代」斉唱を拒否、それを理由に嘱託員の採用が認められなかったとして起こした訴訟に判決が下った。「君が代」斉唱は職務命令の範囲内であり、思想信条の自由が侵されたとは言えないとして、原告側の訴えを棄却した。極めてまともな判決といえるだろう。

 本題はここから…。「目くそ鼻くそ」という言葉があるが、教育現場の実情をよく表した言葉なのだ。
都立学校のある校長は、「そこうにならないように…」と部下に”訓辞”をしていたそうだ。「そこう」って分かりますか? 「訴訟」(そしょう)をこう読んでいたのです。後難を恐れてだれも注意できなかったそうです。その人は、今も都立某養護学校の校長だそうです。
また、東京・某区の区立中学校のS校長は体育の教師上がりで、N大体育科出身。K士大体育学部出身の副校長とは、似たもの同士のためか極めて仲が悪く、いつも怒鳴りあい。まるで”殿様”のこの校長センセイ、機嫌が悪いと、勤務時間中にもかかわらず、部屋にこもってラジカセで音楽をガンガンかける悪癖があるのだそうです。「服務規律」を自ら破っているのです。「君が代」を歌えなどとよく言えますね!

組合に属する教師が、世間知らずなナイーブさで、「思想の自由」云々と言っている一方で、管理者側には上記のようなトンデモ人間がなっているのですね。組合のアナクロニズムと、「管理職」の本旨を全く理解していない”殿様”校長センセイの皮肉な対比…。
これが「教育界」の恐ろしさです

要するに、皆さん「目くそ鼻くそ」、どっちもどっちなのです。どちらもまともではない…。これは友人たちから聴いた本当の話です…。

 


順調に育つ香草

2007年06月17日 08時41分38秒 | Weblog
台北で種を買った「香草」(Xiangzai シャンツァイ)が順調に育っている。
説明書では「冷涼」な時期に種を蒔くと記されていたが、当地では5月末に蒔いた。
2週間くらいで発芽し、20日で写真のように育った。
タイ風ビーフンなどにトッピングするとおいしい。

怒濤の24連チャン~「海物語」の攻略法

2007年06月16日 02時54分53秒 | Weblog

私自身の「パチンコ攻略法」を実証するため、「コンサートホール」某店に出かけた。巷の「攻略法」は、機種の分析などが中心だが、あんなのはデタラメ。店と客との心理分析が最も重要だ。

15日の午後4時、店の一番端にある「海物語」をチェック。16台あるうち、空いている台は4つだが、すでに「ドル箱」を積んでいる人も4人くらいしかいない。「5」の付く日はサービス・デイということで、比較的混んでいる。
①午後4時という時間帯、②このあと、どれくらい客が入るか、この見極めが、大当たりを掴めるかどうかのポイントとなる。

すでに9回大当たりが出ていて、230回転している「7」番台を選ぶ。となりの「6」番台も空いていて、大当たりはゼロ、すでに600回転を超えている。だが、直感的に、こちらはさらに相当回さなければ出ないと判断した。

さて、「7」番台だが、千円で15回しか回らない。次の500円で通算5回目のリーチがあり、魚群が現れる。多分ハズレだなと思ったが、何とこれが確変の大当たり。5連チャンとなった。
連チャンしたあとは、いつも200回転ほど回して様子を見るのだが、今回は157回転で魚群のマーメード・リーチ。残念ながらこれはハズレ。だが、203回転で確変の大当たりを引き当てる。時間は、午後5時10分だった。ちょうどこれから、サラリーマンの時間帯。私の「ドル箱」が「誘客効果」となるように、店は大当たりを出したに違いない。

結果は、午後8時40分まで出っぱなしだった。何と24連チャン、こんなのは初めてだ。プラス13万3千円!
旅行費用に充てようと思う。しばらくは店に行かないようにしよう…。大当たりした人は、ちゃんとチェックされているからね。続けて行ったら、カモになるだけ…。これも「パチンコ攻略法」の鉄則だ。

 

 

 


ホイアンの誘惑

2007年06月15日 07時32分59秒 | 歴史
「世界ふれあい街歩き」(NHK総合TV 5月8日再放送)で「ホイアン」の街を見た。
ベトナム戦争の戦禍を免れたこの町は、中世の古い家並みを残している。自家用車の進入は禁止されているので、まるでタイムスリップをしたかのようだ。
黄色い街並み、塀の向こう側で井戸水を汲み髪を洗う老婆、路上の食べ物店で朝食をとる少女達、みなエキゾチックだった。

この数年間、煩わしいことばかりの私は、決心した。ホイアンに行ってみようと…。
ホイアン(Hoi-an)は「会安」と書くらしい。文字どおり、安らかな気持ちになれるかも知れない…。



あえて「公務員」を擁護する

2007年06月14日 19時03分29秒 | 社会

「公務員」とは縁もゆかりもない私だが、テレビのワイドショーを見るようになって、あえて評判の悪い公務員を弁護する気になった。

「テレビ朝日」の吉沢某アナウンサー、あいつはなんだ。口をとがらせたいつもの顔で「また、役人が…」とわめきちらす。朝から見苦しい限りだ。おまえこそ、「テレビ朝日」社内でエグいことをやっている張本人ではないのか。
「TBS」の福沢某フリーアナウンサー、この男は、一見神経質そうなのだが、頭の中は配線が切れているのか、無神経そのもの。自分の番組に「コムスン」の折口会長を出演させておいて、当日が彼の誕生日だと紹介し、「いい誕生日になりましたね」と言った。人間としての基本が出来ていない人物だと感じた。
まともなのは、フジテレビの小倉智昭くらいだ。彼は苦労した人物らしく、バランス感覚がある。 おっと、キャスター批評ではなかった。

公務員を何故弁護するのかって?公務員が職業柄、表だって反撃できないことをいいことに、いたぶる連中にうんざりするからだ。同じ態度で「朝鮮総連」や「創価学会」にも立ち向かえよな!

同じマスコミでも大橋未歩さんは、断固支持する!