「歴史の中に未来を解く鍵がある」と本当に思うのなら、NHK関係者はぜひ、この番組をみてほしい。
米国のTV局が、このように客観的史実を淡々と伝えているのに、NHKは何故それが出来ないのか? まさにそこが問題なのだ。
一部では話題になっていた映画「台湾人生」(酒井充子監督)が、6月27日、東京で公開される運びとなった。予告編の映像を見ただけでも、さまざまな思いを呼び起こす作品であることがわかる。
台湾の日本語世代は、もう80歳代半ばとなった。今なお多くの台湾人が「親日的」であるのも、日本統治時代を経験した世代が、その子孫にきちんと体験を伝えたからだ。
NHKが放送したグロテスクな「ドキュメンタリー」番組(アジアの”一等国”)は、結局、台湾の日本語世代のインタビューを自分たちの都合がいいように解釈し、その気持ちを踏みにじった。
この「台湾人生」には、大いに期待をしたいと思う。
それにしても、台湾映画「海角七号」は、日本公開されるのだろうか?
《「台湾人生」のHP》
http://www.taiwan-jinsei.com/
《予告編映像》
NHKが8年前に放送した「戦争をどう裁くか」という番組は、ある”市民グループ”が天皇の戦争責任を模擬法廷で裁くという内容から大きな問題に発展した。その過程で、NHK幹部と政治家との接触があったかどうかがクローズアップされ、「報道の自由」が侵害されたかどうかが争点となっていた。
BPO(放送倫理・番組向上機構)の委員会は、「NHKの幹部が政治家に会ったり、改編を指示したりしたことは放送の自主・自律を危うくする行為であった」という意見を公表した。だが、それに対するNHKのコメントは、まさに噴飯ものである。
「放送した番組は、政治的圧力で改変されたり、国会議員の意図をそんたくした事実はありませんが、放送前に番組内容を国会議員などに説明することは無用の誤解を与える可能性が否定できず、いっそう留意していきたいと考えています。」
これは、お役所かどこかで聞いたような無責任な言いぐさだ。
4月5日に放送されたNHKスペシャル「アジアの”一等国”」は、上記の「戦争をどう裁くか」などとは比較にならないほど、重大な事実誤認や歪曲に満ちた番組だった。これに対し、自民党の中山成彬氏(元・文部科学大臣)などが、抗議を申し入れている。
「アジアの”一等国”」については、放送前に政治家が関与した事実はなく、TVを見た人たちがあまりの内容に抗議したというのが実情である。
であるので、中山氏や心ある人たちは、ぜひ、上記のBPO(放送倫理・番組向上機構)に当該番組がNHKの「公平性、中立性」を阻害し、特定勢力に加担するものだとして、提訴していただきたい。
評論家の勝谷氏もこのことを主張していた。
【BPO・放送倫理・番組向上機構の意見書にたいするNHKの見解】
NHKが8年前に放送した教育テレビの番組「戦争をどう裁くか」について、BPO=「放送倫理・番組向上機構」の委員会は、番組の制作過程で「NHKの幹部が政治家に会ったり、改編を指示したりしたことは放送の自主・自律を危うくする行為であった」とする意見を公表しました。
BPOの放送倫理検証委員会は、NHKが平成13年に教育テレビで放送した番組「戦争をどう裁くか」について、ことし1月から放送倫理の面から審議を進め、28日に意見を公表しました。この中で、委員会は「番組制作部門の幹部が、放送前に有力政治家と面談し改編指示を行ったことや、国会担当の局長が制作現場の責任者に改編を指示したことは、公共放送にとって最も重要な自主・自律を危うくし、視聴者に重大な疑念を抱かせる行為だった」と指摘しました。また「こうした改編によって、番組の質よりも安全が優先され、番組は完成度を欠き散漫になっていった」と述べています。これについて、NHKは「放送した番組は、政治的圧力で改変されたり、国会議員の意図をそんたくした事実はありませんが、放送前に番組内容を国会議員などに説明することは無用の誤解を与える可能性が否定できず、いっそう留意していきたいと考えています。『番組は完成度を欠き散漫』などと評価されたことは残念で、放送倫理上の観点から番組の質を論ずることに強い違和感を覚えます」というコメントを出しました。
【「アジアの”一等国”」に疑問をもつ方は、ぜひ、この番組を】
《米国から見た日本の台湾統治》
インドネシア残留日本兵である宮原永治さんに旭日単光章が授与される。
宮原さんは台湾人で、日本兵として東南アジアの戦線で戦った。終戦後、国民党に占拠された台湾に戻ることなく、インドネシア独立戦争に参加し、その後インドネシア国籍を取得した。
「日本人」兵士として戦ったはずの宮原さんは、日本の敗戦後、突然国籍を変えられた。「台湾に戻ると、敵だった国民党に処刑されるかもしれない」と考えたのも当然のことだ。
日本政府は、こうした台湾人日本兵士に対して十分な処遇をしてきたとは言えない。
今回の叙勲は、その意味で大きな意義がある。もう残された時間は少ない…。
宮原さんの現地名はウマル・ハルトノ。日本統治下の台湾で生まれ、従軍してフィリピンなどを転戦後、インドネシアで敗戦を迎えた。「台湾に戻ると、敵だった国民党に処刑されるかもしれない」と考えインドネシアに残留。約900人の日本兵とともに独立戦争に参加した。半数以上が戦死し、約300人が独立後のインドネシアに残った。
その後、日本の商社で仕事を見つけたが、生活に困窮する戦友が続出。79年に情報交換と助け合いを目的に107人の元日本兵で「福祉友の会」を結成した。元日本兵は宮原さんを含め4人だけになったが、遺族らが会を支え、会報の発行などを続けている。
福祉友の会で顧問を務める宮原さんは、インドネシア人の妻との間にできた三女とその夫との3人暮らし。「インドネシア人は裏表がなく、親しみやすい。国内には資源も多く、将来は立派な国になる」と信じている。
NHKスペシャル担当ディレクターに読ませたい記事が、「朝日新聞」に載った。
台湾人の7割が「日本に親しみ」を感じ、38%もの人が日本を「最も好きな国」と答えている。日本がダントツで「最も好きな国」の第1位なのだ。
台湾と日本の”絆”がテーマとなった映画「海角七号」が空前のヒットを記録したことから見ても、これらの数字は何ら不思議なことではない。
だが、この親日的な台湾は、いまや政治的、経済的に中国に飲み込まれようとしている。
このような状況下に放送されたNHKスペシャル「アジアの”一等国”」(4月5日放送)は、親日的な台湾人に対して意図的に「反日感情」を植え付けるかのような番組だった。
中国を大好きな「朝日新聞」でさえ、台湾人の「親日感情」を認めているではないか。
NHKの「反日」「親中」的姿勢がますます浮き彫りになってきた。
同協会による台湾人の対日意識調査は初めてで、昨年11月から12月にかけて、約千人の男女を対象に実施した。「親しみを感じる」は69%に達し、「親しみを感じない」の12%を大きく引き離した。
一般に台湾では、李登輝元総統に代表される、日本語教育を受けた70歳以上の高齢者世代の親日度が高いとされてきた。だが、「親しみを感じる」とした回答者は、20代が79%、30代が77%と、若い世代が最も親日的で、65歳以上は58%だった。
「最も好きな国(地域)」を尋ねた質問では38%が日本と答え、米国(5%)、中国(2%)など他国を引き離し、「台湾」(31%)も上回った。
日本のイメージは「経済力、技術力の高い国」がトップで「自然の美しい国」「きまりを守る国」「豊かな伝統と文化を持つ国」が続いた。交流協会は「想像していた以上の日本に対する好感度に驚いた。今後の日台関係に役立てたい」としている。
澎湖諸島の自然と歴史について、youtube上にUP。
中国大陸と対峙する台湾海峡に位置する澎湖諸島は、海の難所でもあるとともに、軍事的要衝でもあるため、観光地として注目されるようになったのは、ごく最近だ。
ディスカバリー・チャンネルで放送中の「知られざる台湾」より。
同協会による台湾人の対日意識調査は初めてで、昨年11月から12月にかけて、約千人の男女を対象に実施した。「親しみを感じる」は69%に達し、「親しみを感じない」の12%を大きく引き離した。
一般に台湾では、李登輝元総統に代表される、日本語教育を受けた70歳以上の高齢者世代の親日度が高いとされてきた。だが、「親しみを感じる」とした回答者は、20代が79%、30代が77%と、若い世代が最も親日的で、65歳以上は58%だった。
「最も好きな国(地域)」を尋ねた質問では38%が日本と答え、米国(5%)、中国(2%)など他国を引き離し、「台湾」(31%)も上回った。
日本のイメージは「経済力、技術力の高い国」がトップで「自然の美しい国」「きまりを守る国」「豊かな伝統と文化を持つ国」が続いた。交流協会は「想像していた以上の日本に対する好感度に驚いた。今後の日台関係に役立てたい」としている。
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「産経新聞」(4月27日)の「正論」欄に評論家・中国研究家である鳥居民氏が、NHKスペシャル「アジアの”一等国”」 について書いている。
鳥居氏といえば、私が学生時代のころから在野の中国研究家として有名だった。「毛沢東 五つの戦争」などの名著がある。
その鳥居氏が「NHK特番の傲慢さ」を指摘している。80歳になる氏は、同時代を生きた台北一中の台湾人卒業生の気持ちが痛いほど分かるに違いない。
NHKの関係者は、心して読むべきだろう。
少し前の話だが、4月5日、NHKスペシャル「ジャパン デビュー」の第1回「アジアの一等国」という番組を観た。
悲しかった。わたしたちの祖父、曾祖父、高祖父の願いと努力に思い入る気持ちのかけらもない、辺りに人も無げな驕(おご)りぶりが悲しかった。
もうひとつ、この番組の制作者が唯一頼りにした出演者である日本植民地時代の台湾の最後の人びとへの気持ちである。当然ながら現在70代、80代の人びとが持ったまことに複雑、微妙な日本にたいする愛情を十分理解したはずであったにもかかわらず、勝手な裁断をおこない、日本の植民地統治を罵(ののし)るために利用し、協力者の善意を足蹴(あしげ)にした、その傲慢(ごうまん)さが悲しかった。
制作者は、1859年の横浜の開港から日本は「世界にデビューした」のだと説く。そして日本は「一等国」になろうとして、台湾を植民地にしたのだと語る。
制作者が横浜から台湾へ話をつづけようとするのであるなら、私が思いだすのはアーネスト・サトウのことになる。英国外務省の通訳官となったサトウは、開港3年あとの横浜で日本語を学び、草書の書簡を読むことができるまでになり、薩摩、長州、各藩の国事活動家と語り、日本の進路をはっきり見定め、有能な外交官となるその片鱗(へんりん)を見せた。
≪日本に憎しみのない台湾≫
さて日清戦争が終わった年にサトウは公使となって再び、日本に赴任した。台湾の樟脳(しょうのう)と砂糖、茶、阿片(あへん)を扱う横浜の英国商社の幹部たちと話し合い、日本は台湾の経営に失敗すると予測した。
そのときヴィクトリア女王統治下の大英帝国は最盛期にあり、世界の人口の4分の1を支配していた。先進国が後進地域を取得し、統治する権利が当然のように認められた時代だった。
植民地経営は「白人の重荷」であり、英国人に与えられた高貴な責務であった。植民地の人びとに命令を下すことができるのは英国人の行政官だけなのだ、英国人はこのように思っていた。そこでサトウと旧友らは、日本は台湾で清国政府以上のことはできないと語り合ったのである。
それから100年以上がたつ。日本の台湾統治をどう評価したらよいのか。サトウはといえば、1929(昭和4)年に没していた。かれは自分たちが間違っていたと認めたに違いない。
台湾の植民地統治は成果を収めた。価値や道徳は絶対的なものではない、あくまで相対的なものだ。日本の統治には失策も、大きな過ち、悲劇もあった。そのような過ち、悲劇を忘れず、民族の共通の意識にその憎しみを育てあげるのだと説く論考がある。たとえば英国人意識の源泉にフランス嫌いがあるのだと主張する。即座に隣国の韓国人意識の底にある日本嫌い、日本の後を追っての競争心を思い浮かべることになろう。
しかし、わたしたちは、なぜ台湾の人びとが日本に憎しみを持たないのかと考えることになる。
現在、台湾人は日本の統治時代を声高に非難しない。日本の統治を離れて60年、年若い世代を含めた台湾の人びとが、尊敬する国、移住したい国の筆頭に日本を挙げるのは、かつての日本の統治に不快感を持っていないことが大きな理由なのである。父親や祖母がその昔を語った二言、三言の記憶を自分たちが抱く日本人にたいする印象と重ね合わせて、かれらはその理解を大切にしてきたのだ。
わたしたちは誰でも、この台湾の人びとの日本人への温かい感情を、嬉(うれ)しく有り難く思う。
≪「一等国」の犠牲者とは≫
さて、奇怪極まることに、NHKの先の番組は、誰もが大事にしてきたこの感情を踏みにじろうとすることに懸命となった。
日本の台湾統治のすべてを否定し、台湾の人びとは日本の植民地統治に恨みを抱いているのだと説いた。たとえば台湾の人びとが高く評価する台湾における後藤新平を容赦なく裁いてみせる。上水道の整備、灌漑(かんがい)設備の建設を振り返ることなどするはずもない。台湾総督府が独占した樟脳を取り上げ、植民地収奪の話に仕立てることに汲々(きゅうきゅう)としている。
番組は「皇民化運動」で終わる。公園に集まった老人たちにつぎつぎとその昔の日本の軍歌を歌わせる。かれらは「蛍の光」を歌いたかったのだし、「荒城の月」を歌うこともできた。それにもかかわらず軍歌だけを歌わせ、「アジアの一等国の哀れな犠牲者」と視聴者に印象付け、「日本統治の深い傷」と締めくくる。
私は制作者の「辺りに人も無げな驕りぶり」「傲慢さ」を悲しく思ったと記した。「驕りぶり」「傲慢さ」といえば、番組の題である「アジアの一等国」、その一等国民が犯した罪の第一に挙げなければならない態度、性向であろう。この制作者の振る舞いこそがまさにその一等国民そのものなのだが、このような人物が「アジアの一等国」を制作したことが、いま悲しく思う理由なのである。(とりい たみ)
NHK「アジアの”一等国”」とは対照的に、日本統治時代の台湾を実証的に淡々と綴ったアメリカのTV番組がある。ディスカバリー・チャンネル制作「知られざる台湾」(Unknown Taiwan )だ。その「台南編」の映像をぜひ見ていただきたい。そして、NHKとどう違うのか、どちらが真実を語っているのか、ぜひ考えていただきたい。
【知られざる台湾・台南】の映像はこちらから(Youtube映像)
http://www.youtube.com/watch?v=YG9HvrgwmaM
海角七号 映画オリジナルサウンドトラック(台湾盤) Forward Music (TW) このアイテムの詳細を見る |
4月24日付「産経新聞」に「NHKが反日偏向番組」と題する次のような記事が出ている。
「自民党町村派の23日の総会で、NHK番組(「アジアの”一等国”」)について批判が相次いだ。番組は日本の台湾統治を採り上げたが、稲田朋美衆院議員は「台湾は李登輝元総統など親日家が多いのに番組は反日の部分だけを偏向して報じた」と批判。町村信孝前官房長官も「番組を見たが率直に言って首をかしげた」と同調した。阿倍晋三元首相は「週刊新潮も取り上げたが、番組はひどすぎる。関心を持ってこのシリーズを見てほしい」と呼びかけた。
中山成彬元文部科学相も記者団に、自らが会長を務める議連”日本の前途と歴史教育を考える議員の会”としてNHKへ公開質問状をだす意向を示した。」
今回のNHKスペシャルに関しては、私も上記の方々と同意見なのだが、心配になるのは、この問題の今後の行方だ。NHKだけでなく、多くのマスメディアが「言論・報道の自由」という錦の御旗を掲げて騒ぎ出し、あらぬ方向に進んでしまうのではないかという懸念がある。
今回の問題を詳しく報じているというので、インターネットで「桜チャンネル」を初めて見た。ふだんTVでは見かけない方々や、右派系の大学教授、評論家などが、NHKの偏向ぶりを詳しく検証しているのだが、一般人から見れば、彼らはやはり「右翼」に見えるだろう。
出演者の中には許世楷氏(津田塾大学名誉教授)のように、識見、学問的業績ともに優れた方も見受けられた。許氏は永らく台湾独立運動を続けてきたので、蒋介石時代の台湾とは敵対関係にあった方だ。その許氏がいま、かつて蒋介石を”反共の友”として支持していた「右翼」の人たちと一緒になってNHKの偏向報道を非難するというのも、何か歴史の皮肉を見る思いだ。
あえて言うならば、現在NHK報道を攻撃する「右翼」の方々は、蒋介石政権下で弾圧されてきた本省人の気持ちを本当に理解しようとしてきたのかどうかが問われていると思う。台湾が民主化され、親日的な李登輝氏が出現した。これは奇跡的で、われわれ日本人も歓迎すべきことだ。だが、その尻馬に乗って「台湾支持」を唱えるだけでは、NHKと同様のご都合主義であることには変わりはない。
自民党右派の政治家がNHKの偏向ぶりを批判すると、当然、それに対する反発も生まれ、かえって逆効果になるのではないかと心配になってくる。
ちなみに、NHKよりもアメリカのTV局が制作した番組「知られざる台湾」(ディスカバリー・チャンネルで放送中)の方が、ずっと的確に日本の台湾統治を伝えているので、ぜひ、ご覧いただきたい。
【米国から見た日本の台湾統治~ディスカバリー・チャンネルで放送中の映像から】(youtube映像)↓
http://www.youtube.com/watch?v=YG9HvrgwmaM
昨晩、NHKの定時ニュースのトップで、草なぎ剛の謝罪会見が生中継が放送されたのには、本当にビックリした。
「アジアの”一等国”」などというトンデモ番組を作るNHKのことだから、かつてのように「良識のNHK」などとは思わないが、それにしてもひどいものだと思った。
草なぎ問題がどれほどのものなのか? スキャンダラスな話題にすぐ飛びつく民放TVと同じようになってしまったNHKを、これまでのように信用できるのか? いろいろ考えさせられた。
China News関連でも、草なぎ問題が報道されていた。台湾、中国、韓国の反応は、下記のとおり。
「全裸になった」ことを驚く台湾人、中国人の反応は、予想どおり。彼らは、泥酔して「本音」を吐いたり、ましてや裸になってしまう人を基本的に信用しないので、日本人的な酒の飲み方は理解できないのだ。言い換えれば、日本人の酒の飲み方は、同胞同士のなれ合いから生み出された独特のものだろう。
半ば冗談だが、草なぎ逮捕のニュースは、彼らに日本の法治主義を改めて知らしめる効果があったのかも知れない。
【台湾ブログ】草なぎ逮捕、台湾の哈日族にも衝撃! | |||||||||
【社会ニュース】 【この記事に対するコメント】 Y! 2009/04/23(木) 18:28 | |||||||||
23日、SMAPのメンバー、草なぎ剛が公然わいせつ容疑で警視庁に現行犯逮捕された。親日的な人々が多いとされる台湾では、日本の芸能人の知名度は高く、SMAPは「哈日(日本好き)」の人でなくても知られているほどずば抜けた知名度を誇る。
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NHK「アジアの”一等国”」については、ついに自民党議員団からもクレームがだされたようだ。どこまで「政治問題化」するのか注目したいところだ。
インテリ系の友人は、「日本の近代史をよく描いている。さすがNHKだ」と絶賛しているが、Mixi上の知人などには「激怒」して「NHK受信料不払い」を宣言した人までいるほどだ。
右も左も問わず、皆さんに見ていただきたいのが「知られざる台湾」(全5回 2008年米国ディスカバリー・チャンネル制作 現在放送中)というTV番組だ。
この「知られざる台湾」の「台南市編」では、日本の台湾統治について採り上げられている。アメリカのTV局がどのように取材、放送しているか、ぜひ見てほしいと思いyoutube上にUPした。
【知られざる台湾・台南】よりyoutube画像
http://www.youtube.com/watch?v=YG9HvrgwmaM
ここには、NHKが使った「日台戦争」「漢民族の台湾」「日本は中国語を奪った」「人間動物園」などという毒々しい言葉はひとつも見られない。むしろ、常に外来政権によって支配されてきた台湾の歴史が淡々と描かれる。
その中の「日本統治時代」は、台湾を近代化させた輝かしい時代として描かれている。米国ディスカバリー・チャンネルは、日本のために歴史を偽造する義理もシンパシーもないのだから、これが歴史的に定まった評価なのだと考えるべきだろう。
翻って、NHKは「プロジェクトX」を作る感覚で番組制作に取り組み、台湾の歴史の複雑さを顧みることなく「アジアの”一等国”」を作ってしまった。それは単純な「白黒」史観と言えるだろう。
マスメディアとしてどちらがまともな制作手法なのか、あえて言うまでもないだろう。
「アジアの”一等国”」をご覧になった方は、ぜひ、併せて上記のyoutube映像を見ていただきたい。あの番組がばらまいた毒素の”解毒剤”として…。
どんな立場の人でも、両者を比較すれば、NHKがいかに過剰な演出を施した奇怪な番組を作っているか了解されることだろう。
海角七号 映画オリジナルサウンドトラック(台湾盤) Forward Music (TW) このアイテムの詳細を見る |
NHK「アジアの”一等国”」については、ついに自民党議員団からもクレームがだされたようだ。どこまで「政治問題化」するのか注目したいところだ。
インテリ系の友人は、「日本の近代史をよく描いている。さすがNHKだ」と絶賛しているが、Mixi上の知人などには「激怒」して「NHK受信料不払い」を宣言した人までいるほどだ。
右も左も問わず、皆さんに見ていただきたいのが「知られざる台湾」(全5回 2008年米国ディスカバリー・チャンネル制作 現在放送中)というTV番組だ。
この「知られざる台湾」の「台南市編」では、日本の台湾統治について採り上げられている。アメリカのTV局がどのように取材、放送しているか、ぜひ見てほしいと思いyoutube上にUPした。
【知られざる台湾・台南】よりyoutube画像
http://www.youtube.com/watch?v=YG9HvrgwmaM
ここには、NHKが使った「日台戦争」「漢民族の台湾」「日本は中国語を奪った」「人間動物園」などという毒々しい言葉はひとつも見られない。むしろ、常に外来政権によって支配されてきた台湾の歴史が淡々と描かれる。
その中の「日本統治時代」は、台湾を近代化させた輝かしい時代として描かれている。米国ディスカバリー・チャンネルは、日本のために歴史を偽造する義理もシンパシーもないのだから、これが歴史的に定まった評価なのだと考えるべきだろう。
翻って、NHKは「プロジェクトX」を作る感覚で番組制作に取り組み、台湾の歴史の複雑さを顧みることなく「アジアの”一等国”」を作ってしまった。それは単純な「白黒」史観と言えるだろう。
マスメディアとしてどちらがまともな制作手法なのか、あえて言うまでもないだろう。
「アジアの”一等国”」をご覧になった方は、ぜひ、併せて上記のyoutube映像を見ていただきたい。あの番組がばらまいた毒素の”解毒剤”として…。
どんな立場の人でも、両者を比較すれば、NHKがいかに過剰な演出を施した奇怪な番組を作っているか了解されることだろう。
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澎湖島にカジノが誘致されるという話が進んでいる。
カジノができれば、対岸の中国から続々と中国人観光客がやってくることは間違いなし。彼らはマナーも悪く、しっかりと「反日教育」を受けた人々なので、何かと面倒だ。
澎湖諸島を訪れるのなら、今のうち…。静かな夕日を見られるのも、もうわずかなのかも知れない。
刺し身や中華料理などに使われるスギの養殖と観光しか目立った産業がない台湾の小島で、「カジノ・アイランド」を目指す運動が盛り上がっている。
働く場を誘致して島外への出稼ぎを減らす一方、中台接近をバネに対岸の中国の観光客などにお金を落としてもらい、「島おこし」を図る狙いだ。ただ、宿泊、交通施設の大規模な整備が必要なうえ、マカオなどカジノ先進地との競争力を疑問視する声もある。島民の「一獲千金」の夢は容易ではない。(台湾・澎湖島で 源一秀、写真も)
「カジノができて仕事の場が増えれば、出稼ぎに行かなくてすむ。大賛成よ」――。澎湖島の漁村で、主婦の陳秀風さん(51)は興奮気味に話した。
台湾本島から西に約50キロ・メートル離れたこの島の人口は、約9万2000人。だが、仕事を求めて本島へ渡る人が多く、就業人口の3割強にあたる約1万3000人は島外で働く。台湾の自治体では最も高い割合だ。
そこで澎湖県が着目したのがカジノ誘致だ。台湾でカジノは非合法だが、離島振興のため3か月前に「離島建設条例」改正案が可決され、島嶼部に限って立地が可能になった。県は誘致の賛否を問う住民投票を8月にも行い、台湾初のカジノリゾートを目指している。
馬英九総統は中台接近を進めており、昨年7月には中国人観光客の台湾渡航を解禁した。さらに、民間チャーター機の相互乗り入れも拡大した。
澎湖島には昨年、約9万5000人の中国人観光客が訪れている。県の計画では島内2か所にカジノ施設を設け、台湾内のほか、こうした中国からの渡航客をさらに獲得し、日本、韓国からのカジノ客も誘致する。現在は台湾内を中心に海鮮グルメツアーなどで年約50万人が訪れているが、一気に500万人に増やす算段だ。
県はカジノからの税金だけで年約22・5億台湾ドル(約67億円)の収入が見込めるうえ、約1万人の雇用創出効果も期待している。
台湾メディアによると、台湾、マカオのレジャー業者3社がすでに進出に名乗りを上げ、県観光局の洪棟霖局長は「島は3~4年でカジノリゾートに生まれ変わる」と胸を張る。
ただ、現時点で島の宿泊施設の収容能力は約8000人しかなく、日本や韓国から空路で入るには台北を経由する必要がある。ホテル、空港、港湾の整備は不可欠だが、採算性や財源確保の手だては明確ではない。
反対派の島民約100人で作る「澎湖反賭連盟」の林長興代表(59)は、「カジノを楽しみたい観光客はマカオへ行くし、カジノができれば風紀も乱れる。島の自然を生かした観光振興に力を入れるべきだ」と主張する。しかし、「島民の多くは経済効果への期待が大きく、反対はごく少数にすぎない」(同島駐在記者)と島はカジノへの夢を募らせる一方だ。