澎湖島のニガウリ日誌

Nigauri Diary in Penghoo Islands 澎湖島のニガウリを育て、その成長過程を記録します。

桜満開の横浜を散歩

2018年03月30日 13時58分09秒 | 散歩

 昨日、桜満開の横浜を散歩し、グルメも堪能してきた。
 中華街では、お粥で有名な「謝甜記」でエビシューマイと三鮮粥。これは遅めの昼食だった。


 
 腹ごなしに、山下公園、港の見える丘公園を散策。桜の数は少ないものの、どれも満開でキレイだった。

 午後5時近くになって、みなとみらい地区に移動。こちらも満開の桜が出迎えてくれた。横浜ロイヤルパーク・ホテルの68階にあるレストラン「ル・シエール」でフレンチのディナーを味わう。格別な一日だった。


   
  


佐川証言と「政治主導」

2018年03月28日 08時32分04秒 | 政治

 昨日の「佐川証言」、録画でざっと見たが、私は妙なことばかり思い浮かべてしまった。
 霞が関のエリート中のエリート、財務省のトップの一人が「省益」を守るために何を言うのか興味深かったが、結局、「公文書改竄問題」に関しては、政治の関与はなく、財務省理財局に「責任」があるという発言に終始した。

 かつて、舛添要一が次のような発言をしたことがある。

「 「…学習院や成蹊を出ている人じゃ、この国の総理大臣は務まらないよな。だいたい、麻生なんて、漢字も読めないんじゃないの…」)「週刊文春」2007年9/11号)
「…大体厚生労働省の役人なんてバカばかり。財務省が白人なら、(厚労省は)黒人ということだ」(「週刊新潮」2007年11/15号) 」

 佐川氏の「品性」が舛添程度だとは思いたくはないが、言葉には出さないものの、同じような自負、意識をもっているはずだ。民主党政権以来の「政治主導」によって、政治家が官僚を下僕扱いして責任転嫁するとなれば、霞が関に優秀な人材は集まらなくなるだろう。
 「事務次官会議」を廃止して、「政治主導」を唱えたのが鳩山由紀夫政権だった。その結末は今さら言うまでもない。安倍さんは、世間知らずの妻の愚行により、鳩山と同じ轍を踏みかねない春(とき)にきている。
 
 
 


小泉進次郎の正体

2018年03月26日 17時37分02秒 | 政治

 どこまで「何様」なのだろうか、小泉進次郎。
 憲法改正よりも「森友問題」の解決が先決だと言い出した。安倍政権が窮地に陥っているときに、まるで他人事のように「正論」を宣うこの神経。やはりタダモノではない。
 進次郎は演説上手と言われるが、よく聴いてみると、父親のコピーに過ぎない。さらに悪いことに、コロンビア大学政治学修士という学歴は、父親のコネを利用した眉唾もの。有本香(ジャーナリスト)が言うように、進次郎にぴったりの言葉がある。それは天才子役!だ。

 この進次郎が首相になると言われる2020年過ぎ、この国は「森友」「加計」と騒いでいた頃を平和な時代だったと懐かしむに違いない。無知、無能のパフォーマンス男、小泉進次郎首相は、この国を奈落の底に突き落としているような気がしてならない。

 

 

小泉氏「信頼なくして改憲なし」=改ざん、首相対応見守る意向

 自民党の筆頭副幹事長は25日、首相が党大会で憲法9条改正に強い意欲を表明したことに関し、「賛成だという機運が高まらなければ、国民投票は楽ではない。信頼なくして憲法改正なしだ」と述べ、学校法人「森友学園」に関する財務省文書改ざん問題で失った国民の信頼回復を優先すべきだとの考えを示した。大会後、記者団の質問に答えた。

 小泉氏は改ざん問題について「政と官のあるべき距離感、自民党の在り方、ポスト平成の政治の形とは何なのかという平成の政治史に残る大きな事件と向き合っている」との認識を表明。「徹底的な究明をやっていくとの言葉通りの行動を期待する」と述べ、首相の対応を見守る考えを示した。(2018/03/25-17:10)


映画「空海―KU-KAI―」を見る

2018年03月14日 22時18分25秒 | 音楽・映画

 映画「空海」を見る。
 この映画は陳凱歌(ちん・がいか、チェン・カイコー)監督作品。この人のデビュー作である「黄色い大地」(1984年)を見たとき、私はそれまでの中国映画にはありえない、新鮮な感動を覚えた。また、彼の自伝的な本(私の紅衛兵時代)も読んでいたので、この30年余にどのような変貌を遂げているのかに興味があった。

 週日の郊外のシネコンは、予想どおりガラガラ。観客は10人程度、ほぼ全員が老人だった。夢枕獏原作の映画であるから、空海の事績や自伝を描いた映画と勘違いする人はいないだろうが、結局、空海その人はこの映画のストーリーの狂言回し役に過ぎない。主役は楊貴妃でもない。真の主役は、妖猫たる黒猫なのである。

 日本語の映画タイトルは「空海」であるものの、華語(北京語)と英語のタイトルはそれぞれ「妖猫伝」「Legend of the Demon Cat」なのだ。こちらの方が映画の中味を正しく示している。

 

 陳凱歌監督の映像美は、期待していたとおり、実に見事だ。長安の都のCG映像、豪華絢爛の宴、幽玄な幻想世界をきらびやかに表現する。娯楽作品として超一流の映画だと思う。史実を描く映画ではないので、「妖猫伝」として楽しむべきなのだろう。

 

「空海―KU-KAI―」予告編


マントヴァーニ楽団の最新DVD

2018年03月12日 22時30分34秒 | 音楽・映画

  昨秋(2017.10.8)、英国ボーンマス市で開かれたマントヴァーニ楽団コンサートのDVD「Movie Magic」が英国の友人から送られてきた。この楽団の正式名称は、The Magic of Mantovani Orchestraと言い、毎年一回のコンサートのために臨時編成で構成されたオーケストラ。オリジナルのマントヴァーニ楽団の編成およびスコア(楽譜)を忠実に守って、カスケーディング・ストリングスを再現している。


 
 このコンサートの中の一曲「アルフィー」が、次の映像で聴くことができる。

 

Magic of Mantovani Orchestra perform Alfie


日本統治時代の評価 台湾は温かく受け止めるも…韓国はなぜ日本を憎むのか

2018年03月10日 19時37分07秒 | 歴史

 きょうの「産経新聞」に『植民地統治時代のインフラ投資や開発は日本側の「持ち出し」 台湾は温かく受け止めるも…韓国はなぜ日本を憎むのか』という興味深い記事が掲載された。(下記参照)

 大日本帝国の「外地」を所管する台湾総督府と朝鮮総督府が、まるで正反対の統治、経営をしたなどとは到底考えられない。同時に「日本による植民地統治は、日本側の持ち出し」だったのだから、英国など西欧列強の強奪的な植民地経営とは基本的に異なるものだったはずだ。だとすれば、両国のこの違いは何に由来するのか?

 台湾人と韓国人の民族性の違いが浮き出ていて、興味深く読んだ。

2018.3.10 10:00更新

植民地統治時代のインフラ投資や開発は日本側の「持ち出し」 台湾は温かく受け止めるも…韓国はなぜ日本を憎むのか

 最近、20年ぶりに台湾を訪れた。李登輝元台湾総統に代表される日本語を話せる世代は高齢化のために数少なくなったが、現地の人々の親日ムードは以前にも劣らない。

 台北近郊、国際空港のある桃園市では、日本による統治時代の神社がきれいに修復、保存され、ゴミ一つもない。特有の清らかで静謐(せいひつ)な雰囲気の中、若いカップルが結婚衣装で記念撮影していた。台湾では何の違和感もなく、「日本」が受け入れられている。

 韓国では、平昌(ピョンチャン)での冬季五輪でフィギュアスケートの羽生結弦さんら多くの日本人選手が韓国のファンをひき付けたのだが、政治のほうは相変わらずの反日、親北だ。文在寅(ムン・ジェイン)政権は日韓慰安婦合意を踏みにじり、日米の懸念をよそに北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長にすり寄る。

 朝鮮半島も台湾も戦前は日本の植民地だった。現在の日本に対する見方にこうも違いが生じるのだろうか。そこで、日本の統治時代の経済はどんな具合だったのか、英国植民地のインドと比べるとどうかと、当時の実質経済成長率の比較がグラフである。データは綿密な検証によって世界経済の歴史的数値を割り出している英グロニンゲン大学成長・発展センターから引用した。

一目瞭然、戦前の韓国(現在の北朝鮮を含む)と台湾の実質成長率はおおむね、インドのそれを大きく上回っている。特に、1930年代の大恐慌時代になると、韓国、台湾とも5%前後の成長率で、インドの1%前後を大きく引き離している。韓国、台湾の成長率は20年代後半から30年代末まで、日本本国の成長率を上回る年が大半だった。

 教育の普及はもちろん、水力発電所、道路、都市整備などインフラ投資、農業や鉱工業の開発まで日本が投じた資金や労力の成果がこの成長率に結実したのだ。北の金正恩政権が国民の困窮をよそに、核・ミサイル開発に血道を上げ、国連制裁にもめげない背景には、日本統治時代に建設した堅固な水力発電所などのインフラがいまだに有用であることも挙げられる。

 日本の韓国、台湾統治とは対照的に、英国のインド統治は文字通り苛斂誅求(かれんちゅうきゅう)を極めた。当時の英国は軍事費と国家公務員年金の大半をインドに支払わせていた。インドから綿花、香料、紅茶など豊富な物資を好きなだけ買った。代金は「インド証券」という名のポンド建て債務証書で決済し、英国はインドの通貨ルピーをポンドに対して切り上げて、債務を踏み倒した。

 英国貴族の豪壮な館や大英博物館などの偉容はインドの犠牲のうえに築かれた。経済学者の故宇沢弘文さんはインドを略奪しては荒廃させる大英帝国を「海賊的資本主義」と呼んだ。

 日本による植民地統治は、日本側の持ち出しだと言っておかしくない。台湾の多くの人々がそれをごく温かく受け止める。逆に、韓国人の多くが日本を憎み、あら探しばかりするのはなぜか、聞いてみたい。(産経新聞特別記者・田村秀男)