澎湖島のニガウリ日誌

Nigauri Diary in Penghoo Islands 澎湖島のニガウリを育て、その成長過程を記録します。

マツダ・アクセラ・ハイブリッド

2014年10月28日 04時33分25秒 | hobby

 15年間乗り続けたホンダ・オデッセイがついに限界。走行距離が10万kmを超えても、エンジンは快調そのものだったが、運転席のパワー・ウインドウが時々開かなくなり、駐車場を出るときなど、大いに慌てることが続いた。
 
 そこで仕方なく、8月から車選びを始めた。オデッセイ(三列シート、排気量2.2L)のようなミニバンではなく、普通のハッチバックに焦点を定めた。いま流行のハイブリッド車は全く興味がなかったので、コンパクト・カー及びCセグメントのなかから、日産ノート、ホンダ・フィット、フリード、ヴェゼル、マツダ・デミオ(ディーゼル・ターボ)あたりを選び出し、カタログ性能のチェックと実際の試乗を試みた。
 また、衝突安全ブレーキのような安全装備が急速に普及している中、これを装備していない車を買う気はしなかった。トヨタ・プリウス、アクアは、超人気のハイブリッド車でありながら、何一つ安全装備を付けていないから、ハナから試乗しようとする気さえ起こらなかった。

 私の「車えらび」の印象は、次のようなものだった。

① 日産・ノート
 三気筒エンジンでCVTと聴くだけで、何となく想像はついたが、まさに想像通りの車だった。これは別に誉めているわけではなく、ダラダラとした走り、剛性が低いという印象だった。「剛性が低い」などとエラそうにいうのは、試乗した車がチャージャー(過給器)付きの上級グレードだったから。1.3Lエンジンに十分なパワーがあるのならば、何故上級グレードだけにこのチャージャーを付けるのか、それが疑問に思えた。これでは車体とエンジンがアンバランスで危険。ただし、安全装備は充実しているので、長距離を走らないのなら、いい車かも知れないと思った。

② ホンダ・フィット
 実は、初代フィットを所有していたので、三代目フィットにも違和感がなかった。過不足のない走り、安全装備の充実など、やはりいい車だと思った。気になったのは、フィット・ハイブリッドの相次ぐリコール騒ぎ。「もっと問題が出てくるかも」と車に詳しい知人が教えてくれたように、最近、三度目のリコールが発表された。

③ ホンダ・フリード
 1.5Lでありながら、三列シート、5ナンバー車の手頃なミニバン。ダウンサイズ志向にはピッタリだったが、もう子どもを乗せてピクニックに行くこともない私には、魅力的ではなかった。

④ マツダ・デミオ
 今月、お披露目予定のデミオ・ディーゼル・ターボには大いに興味があった。だが、先月は先行発売になったガソリン車のデミオを見て、やっぱり感が…。所詮、デミオはデミオ、ファミリー・マートの社用車がデミオだったなあと思ってしまう。


 それじゃあ、何を買ったんだ?と言われそうだが、結局、マツダ・アクセラ・ハイブリッドを選んでしまった。ハイブリッド車はイヤだったが、アクセラの美しいフォルムには魅了された。内装もよくて、革張りシート、Boseのサウンド・システムなどを標準装備。燃費は、28.0km(Lパッケージの場合)でプリウスと同等。それもそのはず、マツダにはハイブリッド車を開発する余力はないので、このハイブリッド・モーター部分は、トヨタ・プリウスのものを流用している。昨日、25kmほど走ったあと、燃費を確かめたら、27.7km/Lだった。オデッセイのカタログ燃費が12.0km/Lで、実際の市街地走行が7km前後だったから、それに比べると驚くべき数値だ。

 この車の難点は、ノーズが長すぎることと、横幅が広いので駐車時に神経をすり減らす点だ。
 このアクセラ・ハイブリッド、月間400台程度しか売れていないそうだ。同等の車を比較すれば、ほとんどの人はプリウスを選ぶだろうから。
 
 まあ、15年ぶりの車選びで分かったことは、第一に車の「進化」は著しく、動く機械というよりも、動く電化製品のようになってしまったこと、次に私がアクセラを選ぶという「異端者」だということだった。


 
  
  


NHKクローズアップ現代 「李香蘭 激動を生きて」

2014年10月21日 21時32分37秒 | マスメディア
 今夜のNHK「クローズアップ現代」は、稀に見る不愉快な番組だった。「李香蘭 激動を生きて」と題しながら、「日本は中国で悪事を働いたのだから、謝罪しなければならない」という、予め設定された筋書きで話は進んだ。
 
 この番組の感想を採り上げた「にちゃんねる」では、次のような書き込みが見られた。

この番組の中国贔屓は異常
中国中央放送局の番組ですかね?w
前の朝ドラあたりから、NHKの反戦キャンペーンが激化してるな。
やはり集団自衛権やら9条改正やらへの牽制だろうね。
日本人は悪いことをしましたと言って命乞いしたことを素晴らしいと言ってもちあげるんだろうな
国民党は悪いけど中共はOKと言わんばかりw
NHKはすべての番組が反戦イデオロギー入りすぎてうざすぎ
暴支膺懲 うーん今の中国に「も」通用するスローガンだな
足立って日本赤軍じゃんよ。足立さんは、連合赤軍と一緒に中東に行った人です
東大かだめだな こんなジジイ 不条理??励ます?さんざんいい思いしてきたのに こいつらが、慰安婦伝説をでっち上げた

はいでました「従軍慰安婦」そんな言葉は当時ありません インチキNHK
中国の話だけかと思ったら、売春婦ねじ込みかよ。 九条うんぬんか集団的自衛権うんぬんをぶっこんで来るかと思っていたら 従軍慰安婦をぶっこんできやがったかwwwwwwwww言い出しっぺの朝日が嘘って認めてんのにまだ言い張るとかある意味すげーわ

自虐史観刷り込みプロパガンダ番組 中国の手先、売国NHK
早稲田はやたら中国人留学生が多いんだよな
死者まで反日プロパガンダに利用する犬HK
時流に乗って実に上手く立ち回った(利用された)だけの人 死んでからも利用されてるって筋金入りだわw
こんなのが早稲田の教授?? どうせ小保方みたいなのをニコニコ入学させてんだろ
死んでもNHKに利用される李香蘭。 かわいそう。
捏造慰安婦ぶっこんだんだから覚悟は出来てるんだ




 私自身、この番組で採り上げられた映画「支那の夜」をケーブルTVで見た。
 86歳になった李香蘭(山口淑子)が久しぶりにこの映画を観て、「身を震わせていた」と番組では紹介された。NHKは、山口が身を震わせた理由を元・赤軍派の映画監督足立某に「贖罪」の意識だと語らせる。だが、私が観た「支那の夜」の印象は、これとは全く異なる。プロパガンダの意図が無いとは言わないが、それよりもまず、娯楽映画として十分楽しめる作品だと思った。「私の鶯(うぐいす)」も観たが、こちらは香り高い芸術作品という趣だった。山口淑子の個人的感慨を金科玉条にして、この「支那の夜」が作られた歴史的背景を批判するのはたやすいことだが、必ずしもフェアではない。それは、現在の視点で無意識にではあっても「過去を裁」いているからだ。

 東大教授(国際法)だった大沼某も登場し、何と従軍慰安婦の話を持ち出した。李香蘭と従軍慰安婦、これは何かの三題噺かと思うほど、唐突で滑稽な感じさえした。つい先日、「朝日」が「従軍慰安婦」報道は捏造だったと認めたばかりなのに、李香蘭の「追悼番組」に従軍慰安婦を持ち出す、この無神経ぶりは何なのだろうと思った。上記の「にちゃんねる」に現れた、一見すると「罵詈雑言」に思える書き込みも、故なしとはしないのだ。

 歴史認識を問われるこの種の番組に関して、明らかにNHKは「朝日」の二の轍を踏もうとしている。隣国にいつまでも「向き合い」「寄り添い」、議論を尽くせば理解し合える…こうした「ご高説」ではもはや現実を説明できないし、視聴者も簡単には騙されない。
  「朝日」の陥穽は、そのエリート意識と大衆蔑視にあったが、NHKも同じ穴のムジナという印象だ。せっかく、新会長に変わったのだから、少なくとも今日のような「超偏向番組」は「削除」していただきたいものだ。


李香蘭 激動を生きて
出演者 谷川 建司 さん(早稲田大学客員教授)

ジャンル文化・芸能 歴史 人物 
関連タグ日中関係 俳優 映画 パレスチナ 占領 戦争 戦争 日本軍 

過去の関連する放送回
2009年12月8日(火)放送さまよう 兵士たちの“日の丸”2010年5月25日(火)放送シベリア抑留2012年8月28日(火)放送なぜ遺書は集められたのか 2013年10月30日(水)放送アンパンマンに託した夢
先月、山口淑子さんが94歳で亡くなった。戦時中、中国人女優「李香蘭」として数々の映画に出演し、当時の満州や日本で大スターとなった山口さん。終戦後は、中国を裏切って日本に協力したとして、国民党政権に死刑を求刑されたが、日本人であることを明らかにし、九死に一生を得て帰国、女優「山口淑子」として一時代を築いた。さらにハリウッドでも「シャーリー・ヤマグチ」として活躍。外交官と結婚後、引退するものの、ジャーナリスト「大鷹淑子」として再登場。さらに政治家としてもパレスチナ問題の解決に尽力した山口さんは、現地の人から親しみを込め「ジャミーラ・ヤマグチ」と呼ばれた。「一身で五生」を生きた山口さんに貫かれていたのは、戦争を憎むこと、そして戦争で最も弱者となる女性や子どもたちへのあたたかな眼差しだった。番組では、生前の山口さんを知る人々の証言と、秘蔵映像から「五つの名前」を生きた日本人の人生を見つめる

「朝日」が狂った?  憲法9条がノーベル平和賞??

2014年10月04日 17時08分17秒 | マスメディア
 今朝の「朝日新聞」が『ノーベル平和賞予測、「憲法9条保持する日本国民」浮上』(下記参照)という記事を掲載。これには驚いたり、呆れたりした読者も多いのではないか。

 「従軍慰安婦問題」「吉田調書」でミソをつけたばかりなので、少しは「自粛」するのかと思ったら、反省など全くしていなかった。そう思わせるのが、この記事だ。爆笑問題の太田光が「憲法第九条を世界遺産に」という本を出したことがある。今日の記事も、それに似たパロディ風のものなのかと思ったら、全くマジだったのには驚いた。

 この「朝日」の記者は、相変わらず自ら描いたストーリーに都合のいい材料だけを選択して記事を書いた。「従軍慰安婦」「東電福一から撤退」の記事と同じ手口だ。ハープウィケン・オスロ国際平和研究所長にインタビューして「中立や不可侵、平和主義につながる原則を掲げる憲法9条は、軍事的な紛争解決が多用される昨今において重要にもかかわらず、十分に光が当てられていない。領土問題などアジアがはらむ将来の紛争のおそれについても注目されるべきだ」という発言を引き出している。
 だが、この所長は、本当にこんなことを言ったのだろうか。「吉田調書」の曲学阿世的解釈を見せつけられたばかりの読者には、にわかに信じられない話だろう。それに、この発言が「ノーベル平和賞を憲法9条保持する日本国民に授与」という「予測」と直結しないことは明かだ。オスロ国際平和研究所を設立したヨハン・ガルトゥングについても、創価学会との癒着など、必ずしもいい評判ばかりではない。

 「朝日」の「社是」は、日本人にナショナリズムの火を灯させないこと。これに尽きる。「国民」よりも「市民」に価値をおき、「地球市民」同士は議論を尽くせば平和を実現できる、というのが、その主張だ。だが、こんな妄言は、従軍慰安婦問題で今や自壊してしまった。にもかかわらず、「ノーベル平和賞」を「九条を持つ日本国民に」と言い募る、この夜郎自大ぶり。私も「日本国民」のひとりだが、万が一、ノーベル平和賞が授与されるとなったら、直ちに返上手続き運動を始めるつもりだ。まあ、これは「朝日」の与太話に過ぎないでしょうけど…。


ノーベル平和賞予測、「憲法9条保持する日本国民」浮上
「朝日新聞」10月4日

 10日にノルウェー・オスロで発表される2014年のノーベル平和賞の受賞予測に、「憲法9条を保持する日本国民」が浮上した。受賞予測を毎年発表している民間研究機関、オスロ国際平和研究所(PRIO)が3日、ウェブサイト上の予測リストを更新し、それまで「欄外」だった「憲法9条」がトップに躍り出た。受賞への期待が高まりそうだ。

 受賞予測リストは、(1)フランシスコ・ローマ法王(2)エドワード・スノーデン氏(3)「ノーバヤ・ガゼータ」(ロシアの新聞)(4)ドニ・ムクウェゲ氏(コンゴ民主共和国の医師)(5)マララ・ユスフザイ氏(パキスタン出身の女性の教育の権利提唱者)が挙がっていたが、3日付でリストが更新され、フランシスコ法王が「憲法9条」に差し替わった。他の4候補は順位が入れ替わっただけだった。

 PRIOのハープウィケン所長(52)は3日、朝日新聞の取材に応じ、「中立や不可侵、平和主義につながる原則を掲げる憲法9条は、軍事的な紛争解決が多用される昨今において重要にもかかわらず、十分に光が当てられていない。領土問題などアジアがはらむ将来の紛争のおそれについても注目されるべきだ」と話した。