澎湖島のニガウリ日誌

Nigauri Diary in Penghoo Islands 澎湖島のニガウリを育て、その成長過程を記録します。

大河ドラマ「光る君へ」の中国ヨイショ

2024年06月02日 22時31分31秒 | マスメディア

 家人が見ているNHK大河ドラマ「光る君へ」。今夜はたまたまTVの近くにいたこともあって、時折画面を見る羽目に。そこで気づいたのが、「宋人」(当時の宋王朝の人、という意味らしい)が喋る「宋語」のインチキさ。NHKの反論は、これを書く前に予想できる。「現代の日本人にわかりやすいように脚色した」ということだろうが、歴史歪曲につながりかねない問題なので、書いておきたい。

 ドラマでは、「宋語」として、現代の北京語(普通話、北京官話)が使われている。宋人から朝廷に贈られたオウムが「ニー・ハオ」と話すのには思わず失笑。紫式部が「ツァイ・チェンとはどういう意味なの?」と尋ねる画面もある。だが、これらの北京語は、宋王朝(960-1279)以降の元朝(1271-1368)時代に官僚による統治機構を確立するために整えられた制度のひとつなので、紫式部の時代とは無関係。伝統的東アジア世界の外交は、漢文を使って行われた。漢文は文語であるので、日常会話ではない。外交は、漢文で書かれた文書(もんじょ)が基礎となって行われたから、コミュニケーションは筆談だったはず。

 今日の「光る君へ」には、中国への忖度、中国への卑屈な態度がうかがわれる。中国人インバウンドや、中国人移民のルーツは、こういう高貴な「中華文明」の担い手だったのだから、もっと尊敬せよ、とでもいいたいのか。
 またまた、受信料を支払う気がしなくなった。立花孝志さんのご活躍に期待する。

 

第22回「越前の出会い」| 大河ドラマ「光る君へ」予告 | NHK


ハトをひいたタクシー運転手は逮捕、連行の動きがテレビで報じられ、日本人の個人情報を1920人分盗んだ中国人女性は名前伏せ、逮捕もされない謎 だからスパイ防止法が必要なんです!

2023年12月07日 08時46分02秒 | マスメディア

 一昨日、新宿でタクシー運転手が鳩一羽を轢き殺した疑いで逮捕された。TV各局は漏れなくこのニュースを報道。局によっては、容疑者を実名報道、さらにテレ朝、TBSは、本人が連行される姿まで流した。

 これを見て、我が家では「運転手が気の毒」「吊し上げ報道ではないか」という話になった。ニュースを見て社会批判をするような、「正義の味方」老人にはなりたくないのだが、この一件はあまりの偏向報道ではないかという結論に至った。

 平和の象徴である鳩を殺すとは何事か、といきり立った目撃者が警察に通報したらしいが、警察も警察だ。容疑者の名前をマスメディアに明かし、本人が「道路は人が通るためにある」と主張したというコメントを流している。何故「逮捕」に至ったのかについて、倉田真由美(漫画家)は「警察に影響力を持つ者が通報したのではないか」と推測する。さらに倉田は、「こんなことがあると、鳩に遭遇した運転者が急ブレーキをかけて衝突を避け、かえって別の交通事故を起こす可能性がある」と指摘している。

 不気味なのは、TV各局が何ら疑問を持たず、このニュースを垂れ流しにしたこと。三枝玄太郎(ジャーナリスト)がの次の指摘こそ正論だろう。「ハトをひいたタクシー運転手は逮捕、連行の動きがテレビで報じられ、日本人の個人情報を1920人分盗んだ中国人女性は名前伏せ、逮捕もされない謎 だからスパイ防止法が必要なんです!
 罪の軽重さえわからなくなってしまったマスメディアの劣化は深刻だ。

 

ハトをひいたタクシー運転手は逮捕、連行の動きがテレビで報じられ、日本人の個人情報を1920人分盗んだ中国人女性は名前伏せ、逮捕もされない謎 だからスパイ防止法が必要なんです!


いくらなんでもやり過ぎ~NHKの津波報道

2023年12月03日 19時47分25秒 | マスメディア

 昨晩、フィリピン・ミンダナオ島沖でM7.7の大地震が発生。これに伴い、NHKは、昨晩から今朝方まで、津波一色でこのニュースを流し続けた。「海岸近くにいて、津波注意報を知らない人には、今すぐメールを送って注意喚起してください」などと、微に入り細に入り「皆様に寄り添う」姿勢をPRした。
 私は、NHKの報道など全く信用していないから、この程度の津波注意報で大騒ぎするNHKの「本心」は何かと考えた。政治、社会経済の重要ニュースを覆い隠すためかと思ったりした。心当たりはいくつもあるぞと。

 さきほど、茂木健一郎氏の「NHKの津波報道を疑問視していくらなんでもやりすぎでしょ」(東スポWeb)」という記事(下記参照)を見て、得心した。

 「報道しない自由」を駆使して、伝えるべき事実を意図的に無視したり、「客観報道」を装って、特定の国や機関の「言い分」を無批判に伝える。こうしたNHKの「やり口」に大勢の人が気づいてきたのではないか、と思う。

 NHKは、次の茂木氏の言葉こそ、耳を傾けるべきだろう。

NHKが災害報道に力を入れるのは分かる。でも昨晩から今朝にかけては、例えばイスラエル・ガザの問題やCOP(国連気候変動枠組み条約)で原発の発電を3倍にするという宣言もあった。ずっと津波をやっていたのは、いくらなんでもやりすぎでしょ。
公共放送が単一文脈の思考法をやっているのはまずいと思う。報道機関だったら色んな文脈を示さないと。戦時中の“一億総火の玉”を変わらない。色んな文脈を示さないと。正直あきれてます

 

 
津波報道を続けたというNHK
津波報道を続けたというNHK© 東スポWEB

茂木健一郎氏 NHKの津波報道を疑問視「いくらなんでもやりすぎでしょ」

東スポWEB によるストーリー  • 3 時間

脳科学者の茂木健一郎氏(61)が3日、自身のユーチューブチャンネルで、NHKの津波報道を厳しく批判した。

2日夜にフィリピン付近を震源とする地震があり、千葉県内房などに津波注意報が発令された。茂木氏はこのNHKの津波報道について「昨晩から今朝にかけてずっとやっていたけど、違和感がある」と疑問の声をあげた。

続けて「NHKが災害報道に力を入れるのは分かる。でも昨晩から今朝にかけては、例えばイスラエル・ガザの問題やCOP(国連気候変動枠組み条約)で原発の発電を3倍にするという宣言もあった。ずっと津波をやっていたのは、いくらなんでもやりすぎでしょ」とあきれた口調で話した。

また北朝鮮のミサイル発射歩道にも触れ「あれは結局、軍事偵察衛星だったが、あれも大げさとしか言いようがない。正直うんざりしている」とバッサリ。

その上で「公共放送が単一文脈の思考法をやっているのはまずいと思う。報道機関だったら色んな文脈を示さないと。戦時中の“一億総火の玉”を変わらない。色んな文脈を示さないと。正直あきれてます」と強い口調で訴えている。

 

岸田首相は「身びいきメガネ」「世襲ぼんくらメガネ」

2023年10月06日 06時12分56秒 | マスメディア

 岸田首相が「増税メガネ」「ばら撒きメガネ」というあだ名をつけられてご立腹のようだ。財務省のポチと言ってしまうと、身も蓋もないので、誰かが"お似合い””ご自慢”のメガネと結び付けて、揶揄したのだろう。

 私があだ名をつけるとすれば、「棒読みメガネ」で決まり。岸田は、いつでも原稿棒読み。本心や感情が全く伝わってこない。こんな人がよく政治家になったなと思うほどだ。
 
 「二浪して東大を目指した」とわざわざ自慢するほどの岸田は、学歴コンプレックスの塊りでもある。開成高校では、落ちこぼれの「深海魚」で、東大は実のところ記念受験だった。だが、彼の父親と渡辺恒雄(読売新聞社主)が旧制高校と東京帝大を通じての親友であったことから、渡辺恒雄(=ナベツネ)からはずっと特別の庇護を得てきた。つまり、世襲ボンボンの典型なのだから、次のあだ名もお似合いだろう。

「開成メガネ」「世襲メガネ」「ナベツネメガネ」「ぼんくらメガネ」

 さらに、岸田は国民より家族、選挙区を優先する。

「身びいきメガネ」「ヒロシマメガネ」「核廃絶メガネ」

 まあ、こんなことまで言われる前に、「減税メガネ」になっていただきたいもの。いや、お国のためだから、能力無きものは去るべきだろう。「売国メガネ」なんて言われる前に。  

増税メガネ】岸田首相の“不名誉あだ名”がトレンドに「メガネに罪はない」愛用者から風評被害の訴え

配信

 
 
週刊女性PRIME

ジャニーズ問題~ジャニー喜多川と上智大学

2023年09月08日 03時55分14秒 | マスメディア

 「ジャニーズ問題」でNHKまでがマスメディアの責任を感じるとして「謝罪」めいたコメントを出した。2008年に週刊文春が、ジャニー喜多川による「性加害」(性犯罪)をスクープしたのに、新聞、TVの大手メディアはこれを黙殺した。今年になって、BBCがジャニー喜多川の性犯罪を報道し、さらに国連の人権委員会なるものに勧告されるに及んで、ようやく大手メディアも「保身」の報道を始めた。堀江貴文(ホリエモン)が指摘するように、東山某が社長になっても、ジャニーズ事務所の実態は変わらない。外国から見れば、性犯罪者が作った組織を温存させているとしか見えない。ジャニーズ事務所も大手メディアも事の重大さに気づいていない。

 私自身は、ジャニーズのことなど全く興味がないが、ひとつだけ気になったことがある。それは、ジャニー喜多川が「上智大学卒」だと自称していたこと。彼の経歴を見ると、米国からGHQ支配下の日本に戻り、何らかのツテで上智大学国際部に入学したらしい。そう聞いていたので、Wikipediaで確認してみた。

第二次世界大戦終結後、満年齢16歳であった1947年に子供達だけでロサンゼルスへ移動し[8]、現地の高校に入学した。高校時代にはロサンゼルスの「アーニー・パイル・シアター」にて、ミュージックメイカーのアシスタントとして、アルバイトを経験している[11][9]

ロサンゼルスの高校を卒業後、姉と同じロサンゼルス・シティー・カレッジ[11][注釈 2]に進学。

1950年美空ひばりが育ての親・川田晴久と共にアメリカ公演を行った[8]。そしてロサンゼルス公演の際、父が真宗大谷派東本願寺ロサンゼルス別院を会場として用意したため、ステージマネージメント全体を担当する[8]

1952年に再来日し、アメリカ軍関係の仕事の一環として、当時勃発していた朝鮮戦争による戦災孤児英語を教授するために、日本で朝鮮語を習得した後、米軍側の板門店に出向き、1年2ヶ月に亘り、子供達に英語を教授した[10][12]。再来日後はアメリカ合衆国大使館軍事援助顧問団(MAAG)の職員として勤務[12 

 不思議なことに、上記のWikipediaには「上智大学」という記述は見られない。上智大学の国際部は、GHQ支配下の1947年、英語で授業を行う各種学校(大学ではない)として市ヶ谷に開校し、1970年代まで大学学部として認可されていなかった。在日外国人、とりわけ米軍基地に住む子女が多く通う「日本の中の米国」のような学校だった。当時、上智大学には文学部と経済学部しかなく、しかも男子だけの大学だった。今のような「名門校」などではなかった、ということだ。国際部はさらにイージーで、学事記録(入学や退学)もいい加減だったから、容易に「卒業生」を名乗ることはできたはずだ。

 ジャニー喜多川の「闇」は学歴だけではない。「彼は性被害を受けた経験」から、そのような性癖を持つに至ったと「弁明」するような記事も見られた。まさかと思うが、それがカトリックの神父と関りがあるとしたら…。あの大学には、ジャニー喜多川と同じ性癖を持つと噂される外国人神父(=上智大学教授)がj実在したから。また、上智出身で米国留学し、母校教授を長く勤めた三輪公忠という人は、その著書「ハラキリと男根開示」の中でホモセクシャルについて、妙に熱心に記述している。

 要は、ジャニーの経歴は全部ハッタリ、GHQ=米軍の威光の下で日常英語ができるというだけで、戦後の闇社会を生き抜いてきた男色屋さんなんだろうね。
 戦後日本の闇そのものだね、これは。

 

ジャニーズ事務所の新体制が大問題だと思うのでお話しします


「早慶上智」というけれど、やっぱりそうか。

2023年08月16日 10時48分31秒 | マスメディア

  このブログでは、これまで上智大学が抱える問題について指摘してきた。その要旨は、①上智大学には宗教系大学としての呪縛があり、早慶とは比較するべくもない、②卒業者数が少なく結束力もないので社会的な影響力が弱い、など。

 受験生向け(?)の「wakatteTV」(下記参照)で「【もうやめて】「早慶上智」と言うな!MARCHレベルだろ!上智が早慶と並んでると思ってないか検証!」を見つけた。ここでは、上智大学は早慶レベルではなく、MARCHに近いとディスられているが、実感としてその通りだと思う。

 高度成長期には珍しかった「国際系」大学として、知名度を上げた上智大学だったが、「国際〇〇学部」が全国津々浦々に及ぶにつれた今、人気が低迷しているという。私見では、そもそも私立大学は、教育内容や教育環境の充実よりも、経営優先(金儲け主義)。その中では、上智大学は比較的「良心的」とも言われた。だが、知名度が上がるにつけ、意味不明の学部増設を繰り返し、初心を忘れた大学となってしまった。

 かつて東京外国語大学の聴講生だった経験から言うと、上智大学は学生の質、教授陣や開講科目、施設環境など、あらゆる点で東京外大に勝る点はない。やはり建学の精神が明白な国立大学には適わないとということか。

 「早慶上智」と言われなくても、気にすることはないね。早慶も所詮玉石混交、「旧帝」や一橋、東工大、さらにその他の国立伝統校には適うはずもないのだから。
 

 

【もうやめて】「早慶上智」と言うな!MARCHレベルだろ!上智が早慶と並んでると思ってないか検証!【wakatte TV】#923


今年のNHK「戦争回顧番組」がひどすぎる

2023年08月13日 19時03分04秒 | マスメディア

 明後日、78回目の「終戦記念日」。戦争体験者は減少の一途だが、その体験を伝えるのは我々の役割だとばかりに、今年もNHKは「戦争回顧番組」のオンパレード。

 このブログでも毎年指摘しているところだが、NHKの番組劣化はとどまることがない。戦争体験の風化が、もっともらしい「戦争と平和を考える」番組を作り出していると言えるだろう。すなわち、「新たな戦争資料を発掘」したと喧伝し、現在の視点で過去の戦争を断罪しても、戦争体験者から異論を挟まれるリスクはなくなった。だから、NHKのディレクターは、やりたい放題ができるわけだ。

 今年のNHK戦争回顧番組の「白眉」は、「アナウンサーたちの戦争」(8月14日放送予定)だろう。民放ラジオなどなかった戦前においては、NHKラジオは唯一の放送媒体だった。(もちろん、TVなど存在しなかった。)この度の番組において、そのNHKラジオ局アナウンサーたちが、個人として「反戦思想」「厭戦の意思」を持っていたなどと言い出すのであれば、NHKの「歴史偽造」もここまで来たのかと思わざるをえない。その意味で、明日の放送内容については注視している。

 結局、公共電波を独占し、巨額の受信料を貯めこんだNHKは、特定の方向へ世論誘導する番組作りを目指しているかに見える。一言でいえば「平和憲法」に基づく空虚な平和主義、お花畑の中に国民を置き留めておくという思惑なのだろう。
 腐りきったNHKには「受信料拒否」しか対抗手段はないのだろうな、と思う。 

 

 

「戦争と平和」について考える、番組やコンテンツをお届けします

 

 

5月に開催されたG7サミットでは、各国の首脳が被爆地・広島を訪れ、世界中で平和への機運が高まりました。一方、ウクライナへの軍事侵攻を止めないロシアは、核戦力の増強を宣言するなど、緊張が続いています。

そうしたなか、SNSなどを通じて、若い世代も戦争について考える機会がこれまで以上に広がっています。NHKは、太平洋戦争終戦から78年にあたる8月、ドキュメントやドラマ、ラジオ、デジタルといったさまざまなアプローチでこれからの時代を担う世代をはじめとした視聴者のみなさまに、「戦争と平和」について改めて考えていただく番組やコンテンツをお届けします。

ドキュメンタリー

NHKスペシャル「いのち眠る海~最新調査で明かす太平洋戦争~」

【放送予定】8月5日(土)午後10:00~10:49

太平洋戦争では、軍の艦船だけでなく、膨大な数の民間船や航空機がアメリカ軍によって沈められ、30万もの命が海の底に沈んだままとされる。戦後80年近くが過ぎ、これまでほぼ手付かずだった海における調査や遺骨収集が進もうとしている。遺族の強い求めで国が乗り出した遺骨収集事業にNHKは同行取材。一方、1944年6月、日本海軍が事実上「崩壊」に追い込まれたマリアナ沖海戦があったサイパンやグアムの沖合では、研究者と共に「フォトグラメトリー」と呼ばれる最新技術で海底の船や航空機の残骸を相次ぎ3Dモデル化。この海域で壊滅した日本の航空部隊の姿が明らかに。圧倒的な潜水映像とともに、海の底から「日本の戦争」の実相を描き出す。

NHKスペシャル「原子爆弾・秘録~謎の商人とウラン争奪戦~」

【放送予定】8月6日(日)午後9:00~9:49

世界に1万2千発以上存在する核兵器。ウクライナ侵攻後、世界が核兵器への依存を強める中、その数は再び増加に転じることが懸念されている。その核兵器を製造するうえで欠かせないのがウラン。1938年に初めて核分裂が発見されて以来、“核の力”を求める国々はその確保に奔走してきた。そのホットスポットとなってきたのが、アフリカ・コンゴ民主共和国にあるシンコロブエ鉱山。世界で最も高純度のウランが産出された鉱山だ。歴史の出発点は、広島・長崎に投下された原子爆弾の主原料となったこと。今回、その過程を克明に記した膨大な未公開資料が見つかった。
浮かび上がってきたのは、シンコロブエウランをひそかにアメリカに持ち込んだある商人の存在が歴史を大きく動かしていた事実。さらに、アメリカがウランを独占したことで、ナチスドイツへの「対抗的防衛」としていた開発目的を、戦後の世界を支配する「最終兵器の開発」へと変えていったことも明らかになってきた。第二次世界大戦以降も、シンコロブエ鉱山は、米ソの原料争奪の現場となったほか、新たに核を持とうとする国々が接近するなど、核拡散の震源地となっていく。繰り返されてきた“核の力”を求める国家の姿と思惑を描く。

NHKスペシャル「発見 昭和天皇 御進講メモ~戦時下 知られざる外交戦~」

【放送予定】8月7日(月)午後10:00~10:59

昭和史を書き換える新資料が発見された。日中戦争から太平洋戦争の時代、12年間にわたって、昭和天皇に国際情勢を進講し続けた宮内省御用掛・松田道一の膨大なメモである。外務省に集まる国際情報を毎週木曜日、509回進講。それが開戦、終戦をめぐる天皇の決断に大きな影響を与えたことが明らかになってきた。
太平洋戦争開戦前、ドイツ軍の進撃に「モスクワ陥落か」と何度も伝え、昭和天皇はドイツの覇権を前提に国際情勢を考えるようになる。それでも、松田はバチカンやスウェーデンなどの中立国情報も報告。天皇はローマ・カトリック教会の影響力に注目、「法王庁の反共主義と平和主義とは我国の国策にも副ふ」として、1942年バチカンと外交関係を樹立する。しかし、終戦間際、日本はソ連を仲介とした交渉に望みを託し、バチカンによる和平工作がいかされることはなかった。翻刻したご進講メモをAIで分析、第一線の研究者が読み解き、国際情報戦と天皇という新たな視点から戦争を見つめていく。

北海道スペシャル「北海道兵、10805人の死 」

【放送予定】8月11日(金・祝)午後10:15~11:00<北海道内で放送>

米軍が“ありったけの地獄”と呼んだ沖縄戦で、10805人もの北海道兵が戦死した。死者が1万人を超えるのは、日本の端と端、沖縄県と北海道の出身者だけである。だが、戦死公報を見ると、「誰が、どこで死んだのか」だけしか記載されていない。彼らはどのように死んだのか。死に至るまでどのように生きようとしたのか。戦後78年、消えつつある記憶の断片を、沖縄と北海道ですくい集める。
※放送後1週間はNHKプラスで配信します。

NHKスペシャル「新・ドキュメント太平洋戦争1943 国家総力戦の真実 前編」

【放送予定】8月12日(土)午後10:00~10:49

太平洋戦争当時を生きた人々が残した日記や手記「エゴドキュメント」をもとに、終戦から80年となる2025年にかけて、戦争の時代の空気を追体験していく大型シリーズの第3弾。1941年の開戦直後、破竹の勢いで太平洋を席巻した日本だが、翌42年、アメリカ軍の攻勢を受けミッドウェー・ガダルカナルで大敗。そして突入した1943年は、戦争への国家的動員がいっそう進み、日米が相互に憎しみを募らせていった年でもある。「総力戦」のかけ声の下、いわば“不要不急”の仕事をしていた市民が徴用され、軍需産業の現場へ。当初「国の役に立てる」と人々は喜んでいたが、不慣れな仕事、物資不足で効率は低下、次第に「国家の怠慢」「失望」の声が漏れるようになる。そうした中、日本社会を揺るがした二つの衝撃的なニュースが。連合艦隊・山本五十六司令長官の戦死と北の前線・アッツ島守備隊の「玉砕」。大本営は敵愾心てきがいしんをあおり、人々は「国家の一大事」「敵を討つ」との意識を高める。そして、中学生から大学生などの若者が戦場に駆り出されることになっていく。

NHKスペシャル「新・ドキュメント太平洋戦争1943 国家総力戦の真実 後編」

【放送予定】8月13日(日)午後9:00~9:49

1943年をひも解く後編では、敵への憎しみをかき立て、凄惨せいさんな戦いへと突き進んでいった日本とアメリカの転換点に光をあてる。今回、アメリカ軍の兵士やジャーナリストがつづった膨大な手紙やメモを発掘。「玉砕」覚悟の作戦を仕掛ける日本軍を目の当たりにした兵士は、「最後の一兵が死ぬまで戦う狂気」に直面し、恐怖にとらわれていく。一方、日本国内では、<鬼畜米英>のスローガンが生み出され、陸海軍は少年兵の応募資格を14歳まで拡大。教師や親に背中を押された中学生は「反対を述べれば、国賊呼ばわりされる」と志願に踏み切った。
南太平洋で激しい攻防を繰り広げた日米両軍は、タラワ島で激突。米海兵隊が撮影した凄惨な戦場の実態は、アメリカの市民に衝撃を与えた。「日本人を一人残らず殺さない限り、戦争は終わらない」日米両国で高まる憎しみの連鎖は、1944年以降、太平洋戦争をさらに凄惨なものへと変えていく。

NHKスペシャル「Z世代と“戦争”」

【放送予定】8月15日(火)午後7:30~8:42

太平洋戦争の終結から78年。Z世代と呼ばれるいまの若者たちは「戦争」についてどのように考えているのだろうか。NHKが2年前に行った調査では、太平洋戦争の結果について、「日本が勝った」「引き分けた」「わからない」などと回答した10代が男性で13%、女性で18%に上った。その一方で、ロシアによるウクライナ侵攻以来、これまで“遠い存在”だった戦争を“自分と地続きのこと”として関心を持つようになったという声が、若者たちから上がり始めている。NHKはこの夏、改めてZ世代の3千人を対象に独自のアンケートを実施。「戦争について知りたいことは何か」「日本が戦争に巻き込まれたらどうするか」「メディアが発信する戦争の情報に関心はあるか」など、戦争への意識について調査を行った。その結果をふまえて、全国の若者や専門家をスタジオに呼び、NHKが過去制作してきたさまざまな戦争関連のNスペなども材料にしながら、過去や現代の戦争について議論を交わす。戦争を直接経験していない日本人が大多数となる中、戦争や平和についてどのように考えればいいのか。Z世代の本音をヒントに考えていく。

新日本風土記「鎮魂の旅」

【放送予定】8月15日(火)午後9:00~9:59

世界中を巻き込み、耐え難い悲劇と混乱をもたらした昭和の戦争。300万人にのぼる非業の死者を出し、日本各地に深い傷跡と悲しみを残していった。終結から80年近くが経ってもなお、亡き人びとの魂は広い日本の風土のなか、それぞれの形で記憶され、伝えられ、慰められている。新日本風土記ではこれまでも風土に残る戦争の記憶を紹介してきたが、8月15日の放送を機に、そのテーマを掘り下げてお届けする。
さまざまな形で人びとの暮らしを守った軍都の防空壕、最愛の家族を失った戦災孤児が見つめる下町の戦争、戦前・戦中・戦後と流転を繰り返した開拓の村、マグロ漁の島の過酷な記憶を語り継ぐ若者。
変わりゆく時代にもう一度私たちの心に留め、次に受け継いで行きたい歴史がある。美しい風土と人々の暮らしの中に眠る「戦禍の記憶」を訪ねる、祈りの物語です。

ETV特集「語られなかったサイパン~慰霊の旅 30年の記録~」

【放送予定】8月26日(土)午後11:00~11:59

太平洋戦争で日本の民間人を巻き込んだ初の戦場となったサイパン。1944年夏、強大な米軍が上陸、日本軍は玉砕し、サトウキビ栽培で生活を築いていた日本人移民も1万人以上が犠牲になった。その遺族が毎年続けてきた慰霊の旅に長期にわたり同行取材した膨大な証言が残されている。捕虜を出さないために日本兵や身内の手で奪われた幼い命。憎しみを募らせた米兵による民間人への残虐行為。そして、日本の統治や戦争が強いた先住民チャモロや朝鮮人労働者の犠牲。重い記憶を背負った人々を30年以上にわたり取材。遺言ともいえる証言から、今まで語られることのなかったサイパン戦の実像に迫る。

ドラマ

特集ドラマ「軍港の子 よこすかクリーニング1946」

【放送予定】8月10日(木)午後10:00~11:13

戦後の神奈川県横須賀。米軍が駐留しアメリカの意向に振り回される大人たちは、保護すべき子どもにかまう余裕はない。自分たちの力だけで生き抜くしかない戦争孤児たちは、米兵の靴磨きやたばこ拾い、時に犯罪に手を染めていた。が、あるきっかけで「クリーニング」の仕事に出会う。犯罪ではなく汗を流して働き、人に感謝されてお金を稼ぐ。自分たちが“生きていても良い”と思える経験によって、孤児たちは笑顔を取り戻し始める。自分たちの稼ぎで「家を借りて暮らす」というささやかな夢を抱くようになった子供たちだったが、さらに過酷な現実に襲われることになり…。

【出演】小林優仁、髙橋 來、村山輝星、原田琥之佑、岡橋亮汰 阿久津慶人、阿部紗英(語り)
三浦誠己、岡部たかし、仲野太賀、松岡茉優、田中麗奈 ほか

NHKスペシャル「アナウンサーたちの戦争」

【放送予定】8月14日(月)午後10:00~11:30

太平洋戦争では、日本軍の戦いをもう一つの戦いが支えていた。ラジオ放送による「電波戦」。ナチスのプロパガンダ戦に倣い「声の力」で戦意高揚・国威発揚を図り、偽情報で敵を混乱させた。行ったのは日本放送協会とそのアナウンサーたち。戦時中の彼らの活動を、事実を元にドラマ化して放送と戦争の知られざる関わりを描く。
国民にとって戦争はラジオの開戦ニュースで始まり玉音放送で終わった。両方に関わったのが天才と呼ばれた和田信賢アナと新進気鋭の館野守男アナ。二人は大本営発表の勝利を力強く伝え国民を熱狂させた。同僚アナも南方占領地に開設した放送局に次々と赴任し、現地の日本化を進めた。やがて戦況が悪化すると、大本営発表を疑問視する和田と「国家の宣伝者」を自認する館野は伝え方をめぐって激しく衝突。出陣学徒を勇ましく送り出す実況を任され、ただ苦悩する和田を妻・実枝子が叱咤しったし目覚めさせる。そして館野もインパール作戦の最前線で戦争の現実を自ら知ることになる。

【出演】森田 剛(和田信賢)/橋本 愛(和田実枝子)/高良健吾(館野守男)/安田 顕(米良忠麿) ほか

【作】倉光泰子

ラジオ

アナウンサー百年百話「ラジオが伝えた戦争」

【放送予定】8月2日(水)、9日(水)、16日(水)、23日(水)午後10:00

日本が戦争へと向かう中、国威発揚のためのメディアとして機能したラジオ。伝え手であるアナウンサーたちは、どうすれば国民に情報が届くのか模索し続けていた。個性を消した「淡々調」から、強い発声の「雄たけび調」への変化、戦局が悪化する中では、原稿の修正や隠蔽も行われるようになる。さらに戦後、価値観が大きく変わる中、伝え方はどう変わったのか、何が聞く人の心をとらえるようになったのか。当時の貴重な音源から4回シリーズで探る。

【ゲスト】梯久美子(ノンフィクション作家)、太田奈名子(清泉女子大学専任講師)

【司会】山田賢治アナウンサー

 

【Live配信中】「木原事件」を巡り実名告発 警視庁捜査一課殺人捜査第一係 元警部補・佐藤誠氏 記者会見

2023年07月28日 13時18分54秒 | マスメディア

 

 岸田政権を崩壊させるほどではないが、木原誠二の政治生命はこれで終わりだと感じた。

 

【Live配信中】「木原事件」を巡り実名告発 警視庁捜査一課殺人捜査第一係 元警部補・佐藤誠氏 記者会見


【木原誠二官房副長官 妻の前夫“不審死”事件】故安田種雄氏の父親ら記者会見

2023年07月20日 14時51分01秒 | マスメディア

 木原誠二官房副長官の妻の前夫が不審死した事件について、きょう、前夫の家族が記者会見に応じた。

 週刊文春だけが報じるこの事件。マスメディアと野党はこのまま見過ごすのか?この記者会見でどうやら進展が見られそう。「十何年も前の事件を警察は再捜査してくれた。何か大きな力があったような気がする」という姉妹の発言には、その意図とは別に、ぞっとするような闇を感じてしまった。

 私見では、この「事件」の掘り起こしには、政治的な意図が見え隠れする。いま、何故、誰が…と考えると、いろいろ想像はできる。被害者家族が明らかに普通の日本人とは思われないこと。外国とのつながりはどうなのか、などと思ってしまった 
 必見!とは言えないけれど、推理マニアには興味深いかも。

 

【木原誠二官房副長官 妻の前夫“不審死”事件】故安田種雄氏の父親ら記者会見


北ミサイル Jアラートじゃない、「空襲警報」と呼べ

2023年04月14日 11時38分29秒 | マスメディア

 北ミサイルの発射に対してJアラートが発動された件で、立憲・安住某が「警報はオオカミ少年」だと言ったそうで、大炎上しているそうだ。
 安住が無能であることは民主党政権のときから有名。早大社学(当時は二部の学部だった)からNHK記者という華麗な就職は、おそらく政治家であった父親のコネによるものだろう。安住は進次郎や岸田首相を嗤えない。何故なら、同じ穴のムジナだからだ。

 それはさておき、Jアラートについては、今朝複数の識者が疑問を呈していた。「おはよう寺ちゃん」(文化放送)では内藤陽介氏が「空襲警報と呼んだ方がいい」と苦言。また、飯山陽(あかり)女史は、イスラエルでの生活体験から「ミサイル警報が空振りであっても、イスラエル人は決して国に文句を言ったりしない」と安住某の愚行をからかった。(下記の映像参照)

 Jアラートなんて言わないで空襲警報と言え!肝心なことは横文字を使って誤魔化すな!これが常識でしょうね。

【オオカミ少年?!】立憲・安住氏はモンスター・クレーマー?!


黄砂の原因を伝えないマスメディア

2023年04月12日 10時20分32秒 | マスメディア

 昨晩のNHKニュースは、トップが「黄砂飛来」。和久田某という人気女子アナが、「中国の北部とモンゴルから明日以降、大規模な黄砂の飛来」と報じ、その危険性について言及していた。また、北京からのレポートとして、北京市民もまれに見る自然災害に立ち向かおうとしていると伝えた。

 黄砂は、単なる自然災害ではなく、中国政府による「人災」であることを、このブログでは幾度か指摘してきた。NHKニュースが「中国の北部」というのは、中国の内モンゴル自治区を指す。黄砂は古くからある自然現象なのだが、これほど大規模な災害となったのは、この内モンゴル自治区における中国政府による「遊牧の禁止と遊牧民(=モンゴル人)の定住化」「砂漠緑化」「漢人による砂漠の開墾と農地化」などに起因する。そのことについては、数々の証拠があるのに、マスメディアは一切言及しない。それどころか、かつて「日中友好」の証として「砂漠緑化事業」を礼賛したことさえある。

 数年前、中国政府は内モンゴル自治区におけるモンゴル語教育を禁止し、学校教育をすべて中国語(普通話=北京語)に切り換えた。これは遊牧の禁止とともに、モンゴル民族のアイデンティティーを奪うものだ。日本の面積の三倍もある内モンゴル自治区は、歴史的にみればつい最近までモンゴル人の居住領域であったのに、今やモンゴル人は総人口の二割にも満たない少数民族となってしまった。それもこれも、「中華民族」という虚構を標榜する中国共産党の民族政策によるものだ。

 今日、日本の空を覆っている黄砂は、自然災害ではなく、人災、公害なのだという事実を知るべきだろう。
 

 

 

 

中国北部に激しい黄砂、12日に日本に飛来予測 「黄砂大年」指摘も

北京=林望
 
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2023年4月11日午前9時、北京を襲った黄砂で視界の先の高層ビルもかすんでいた=北京市朝陽区、林望撮影
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 北京市など中国華北地方が10日夜から激しい黄砂に見舞われている。日本の気象庁は、この黄砂が12日には日本に飛来すると予測している。中国は砂漠地帯の乾燥で例年より黄砂の頻度が増えており、「黄砂大年」と呼ぶ専門家も。14日前後にも黄砂が起きると予報されている。

 10日午後9時、北京は強い北風が吹きつけ、街が黄砂に包まれた。200~300メートル先の建物も輪郭がぼやけ、目を開けているのもつらいほど。出歩く人もふだんより大幅に減り、飲食店では店員が、食事を終えた客に「マスクなしで外に出ない方がいいですよ」と声をかけていた。

 北京市気象台は同日夜に黄砂警報を出し、マスクや空気清浄機の利用、車を運転する際のライトの点灯などを呼びかけた。今回の黄砂は11日夕に収まる見通しだが、14日に再び黄砂が起きるとの予報が出ている。

 黄砂はアジア内陸部の砂漠から上空高くに巻き上げられた砂が、偏西風に乗って中国各地や朝鮮半島、日本などに運ばれて起きる。

 中国の生態環境省などによると、今年の冬はゴビ砂漠などで高温少雨が続いて乾燥が進み、砂が巻き上げられやすくなっている。例年、1月から4月中旬までに中国で観測される黄砂は平均5~6回だが、今年はすでに8回に上っている。

 過去10年、中国で確認される黄砂の頻度は1960年代の約4倍に増えており、今年はとりわけ発生の多い「黄砂大年だ」とする専門家もいる。(北京=林望)


暇空茜が登場! ニュース生放送 あさ8時! 第33回

2023年01月10日 10時37分36秒 | マスメディア

 「虎の門ニュース」を引き継ぐ形で、百田尚樹、有本香が手弁当で立ち上げた「#ニュース朝8」に今朝、話題の人が登場した。それは、仁藤夢乃が主宰する「Colabo」の不正経理を都監査委員会に監査請求した暇空茜(ひまそら あかね)氏。
 
 暇空茜はもちろんペンネームで、実際は三十代後半か四十代の男性。かつてゲーム業界にいて、現在はかなりの蓄財があるので、住民監査請求に取り組む余裕があるそうだ。
 
 大手マスメディアはもちろん、新聞雑誌にも姿を現さなかったこの人が、「#ニュース朝8」に初めて登場したのは、百田、有本に共鳴するからだろう。
 「#ニュース朝8」がますます面白くなってきた。

 

R5.01/10 百田尚樹・有本香のニュース生放送 あさ8時! 第33回


「ニュース生放送 あさ8時」(有本香&百田尚樹)の一か月

2022年12月20日 13時52分10秒 | マスメディア

 インターネット上の唯一の生放送ニュース番組だった「虎の門ニュース」が終了して一か月。
七年半続いた「虎の門ニュース」は、横並びのTV報道の悪弊を打ち破った点で画期的だった。それはDHCオーナー・吉田社長の個人的な想いが結実したものだったが、DHC社自体がオリックスに譲渡されるため、DHC・TVの存続も不可能となった。

 そんな中、「虎の門ニュース」の出演者だった有本香(ジャーナリスト)、百田尚樹(小説家)の二人が、手弁当で「ニュース生放送あさ8時」(#ニュース朝8)を立ち上げた。制作にかかる経費はすべて二人の持ち出しであることと、朝8時から二時間の生放送をいつまで続けられるのかという心配があったが、今朝、ちょうど一か月目の放送を終えた。

 放送開始の週などは、放送技術的な不手際や、打ち合わせ不十分な部分も見受けられたが、たちまち映像的にも内容的にも、「虎の門ニュース」とさして遜色のないところまで到達した。
 有本香と百田尚樹は、いわゆる保守論客で、とりわけ故・安倍晋三氏に近い人物と考えられている。そのため、「ニュース生放送あさ8時」には抵抗感を示す向きも強いのではないか。
 だが、怖いもの見たさに見たら、結構ハマる内容だと思うのだが…。

 

R4.12/20 百田尚樹・有本香のニュース生放送 あさ8時! 第22回

百田尚樹・有本香のニュース生放送 あさ8時!(仮)第1回


加藤登紀子と田中優子~戦争を知らない老婆たち~

2022年12月07日 11時17分43秒 | マスメディア

 近頃、耳障りな発言をした二人の老婆のお話。
 
 加藤登紀子と言えば、「知床旅情」で知られる往年の歌手だが、知る人ぞ知る東大卒の「才女」。この人の「進歩的文化人」気取りは筋金入りだ。全共闘運動で知られた夫(故人)とは「獄中結婚」し、一部のファンからは喝采された。しかし、彼女の学生時代を知る衛藤瀋吉氏(故人、東大名誉教授)が「加藤登紀子は東大で何も勉強しなかった」と話すのを私は聴いたことがある。「保守派」で「学問」には一家言ある衛藤にとっては、恵まれた環境にあるはずの東大駒場で、まともな勉強をしなかった彼女には、苦言を呈さずにはいられなかったのだろう。
 その加藤登紀子が、78歳にもなった今、ツイッターで珍妙な発言をした。「戦わない国としてのポリシーで日本は守られる」論と言うべき発言だ。これについては、飯山陽氏(いいやま・あかり 中東研究者)が厳しい批判をしている(下記参照)。

 要するに、今なお、加藤登紀子は何も学んでいない。「護憲妄想」に憑りつかれた老巫女そのものだ。上目目線で「大衆」を「善導」するという傲慢!これほどの老残を見せつけられると、かえって悲しくさえなる。

 もうひとりは、田中優子・前法政大学総長。七十歳。先日の「関口宏 サンデーモーニング」で「防衛費の増大は問題。そのお金を”敵対国”に使うべきだ」と仰せられた。私見では、この人は典型的な「藩札教授」。「藩札」とは、江戸時代、各藩ごとのみで通用した通貨。だから藩札教授とは、特定の大学でしか通用しない教授を指す。法政大学出身で、首尾よく教授のポストを得て、学内行政を上手に立ち回り、「総長」の座を得た人。多分、母校出身者として初めての総長ではなかったか。法政大学というところは、教授ポストは基本的に東大の植民地であり、法政出身者(=母校出身者)が入り込む隙はほぼない。しかも、教授陣の大半は左翼寄りの連中ばかり。田中優子は、東大植民地(法政)で育った原住民(法政出身者)の中で、お気に入りとしてピックアップされた「逸材」だったのかも。それはそれとして、前総長の肩書を背負いながら、能天気な発言しかできないこの人は、法政大学の実態を自ら暴露しているようなものではないか。

 大昔、「戦争を知らない子供たち」という歌が流行った。今思えば、戦争を経験していない我ら世代は平和の歌だけ歌い続けよう、という能天気な内容だったが、加藤登紀子、田中優子の二人は、この歌を地で行く人生を歩んできた。普通の人は、立ち止まり、考え直すようなことも、この二人は「自分こそ正義」という傲慢さで、見て見ぬふりをしてここまできた。この醜悪さ、気味の悪さは何ともしがたい。

 

【やっぱり!】加藤登紀子氏「戦わない国としてのポリシーで日本は守られる」論と日本性悪説

#1610 大炎上「敵に金を払え」と田中優子のみかじめ料なTBS「サンモニ」。「戦わない国としてのポリシー」と加藤登紀子の100万本のお花畑|みやわきチャンネル(仮)#1755Restart1555


「虎ノ門ニュース」終了の理由は?

2022年11月07日 11時10分43秒 | マスメディア

 先ほど(11月7日午前十時前)「虎の門ニュース」の終了時、MCの居島一平が「11月18日(金)を以て「虎の門ニュース」は終了します」と挨拶した。この番組は、ここまで七年半、既成メディアに叩かれながら、健闘してきたのだが、どのような理由で終了になるのか知りたいところだ。

 健康食品、化粧品などのメーカーであるDHCは、子会社としてDHCテレビジョンを立ち上げ、この番組をインターネットで放送してきた。地上波テレビでは取り上げられない政治、社会の問題を鋭く論評してきたから、NHKやTBSばかり見ている人たちにとっては驚愕の内容だったに違いない。だが実は「虎の門ニュース」の方が、問題の核心を衝いていることが多かった。だから、この番組の終了で、誰が喜び、利益を得るのか、注視しなければならないと思う。

 DHCが「虎の門ニュース」のような番組を放送してきたのは、創業者にしてオーナー社長である吉田嘉明の存在にあった。企業経営において、政治的な立ち位置を明確にするのは、極めてリスクが高いのだが、吉田社長はあえてこのタブーに挑戦してきた。今回、終了を決断したのも、吉田社長本人しか考えられない。

 ネット上では、次のようなコメントが飛び交っている。

DHC】2022/11/7(月) 田北真樹子×須田慎一郎×岩田清文×居島一平【虎ノ門ニュース】 youtu.be/f1lw9MzxEDM @YouTubeより 虎ノ門ニュース終了は悲し過ぎる!生活の一部になり目からウロコが落ちる日々。2017年に気づき、リアルに日本や世界を見れるようになった。残念過ぎる。一平ちゃん嫌だ!

#虎ノ門ニュース視聴数定点観測 YouTube 2週後月曜集計 9月1週  181(万回) 月40 田北×竹田 火42 百田×門田 水38 大高×長谷川 木22 有本×竹田 金39 高橋×飯田 昨年は百万の上下動は普通だったが、今年は実に安定している。この定点観測も役目を終える時が近づいてきたようだ。

虎ノ門ニュース終了、ショックです😭 本当に毎日楽しみに見てたのに・・・。今さら地上波のニュース番組や解説なんて見れません😭😭

【虎ノ門ニュース 終了のお知らせ】 居島一平「この度ですね。唐突で恐縮ですけれども、真相深入り虎ノ門ニュース当番組、誠に残念ながら11/18(金)の放送を持ちまして番組が最終回となります」 噂はマジだったのかぁぁぁ😱😱😱 これは寂しい…😭😭😭
 
 
 
 
#チャンネル桜 に大高さんが出演されてるけどこの番組を知らなかったら今日の虎ノ門ニュース終了のお知らせでもっと絶望してたかもって思う 
 

【DHC】2022/11/7(月) 田北真樹子×須田慎一郎×岩田清文×居島一平【虎ノ門ニュース】 ・ニコ生 live.nicovideo.jp/watch/lv339081… ・OPENREC openrec.tv/live/nqr609k2p… ・YouTube youtube.com/watch?v=f1lw9M… #虎8

 

【DHC】2022/11/7(月) 田北真樹子×須田慎一郎×岩田清文×居島一平【虎ノ門ニュース】