2枚組で44曲入り、2500円という”お買い得盤”だ。
「孤独なバレリーナ」「グリーンスリーブス」など好きな曲をピックアップして聴いてみた。
やっぱりいいなあ、心が安まるという感じがする。
「歯医者の待合室のようだ」という人もいるけれど…。
チベット暴動は、予想以上に大規模で深刻のようだ。
中国チベット自治区ラサの旅行社女性職員は15日午前、毎日新聞の電話取材に「街にほとんど人がいない」と語った。中国当局は戒厳令を敷いていないとしているが、市内要所に治安部隊が展開しており、ラサは事実上の戒厳令状態にあるとみられる。
職員は「少し前から暴動のうわさが流れていた。14日午後は学校や病院が何カ所も放火されたが、短時間で消火された。当局の対応は速く、夜にはテレビやラジオで鎮圧のニュースが流れた」と話した。一方で、暴動はラサ郊外にも拡大している模様で、外国人旅行者の受け入れは停止されている。
新華社通信によると、ラサ中心部では14日午後1時10分ごろ、僧侶ら抗議活動の参加者と地元警察の衝突が激化した。午後2時ごろから、僧侶が主要道路の2路線に面した商店に放火。寺院周辺の少なくとも5カ所で火災が発生し、多くの商店や銀行、ホテルが焼け落ちた。火災で停電や通信が遮断された。
米政府系「ラジオ自由アジア」が目撃者の話として伝えたところでは、観光地として知られ、旧市街地区にあるチベット仏教寺院ラモチェ寺の中で2人、庭で2人が死亡しているのが見つかった。別の場所でも2遺体が発見された。また、26人のチベット人が黒い車両で連行された後に銃撃されたという。
ラモチェ寺の約110人の僧が、チベット仏教の最高指導者ダライ・ラマ14世の写真を掲げ「チベット独立」を叫んで行進し、制止しようとした地元警察と衝突した。暴徒化した一部のチベット人は漢族系商店を襲撃。商品を略奪し、路上で燃やすなどの行為に出ているという。
目撃者は「中国人が経営する店は次々に放火される。チベット人の店は、中国(漢族)系と見分けるために目印としてスカーフを店先に付けるよう言われている」と述べ、混乱ぶりを伝えた。
西蔵鉄道が開通して、ますます漢族が流入するにつれて、チベットの中国化が顕著になっていた。そんななかで、チベット人の反感がつのり、このような暴動を引き起こしたのではないか。中国の公安警察は、密告、洗脳、私刑(法に基づかない処刑)などお手のもの。平和ボケした日本のマスコミや”進歩的”な「市民」の方々がとやかく論評できるようなヤワな相手ではない。
チベット独立運動が激化すれば、中国当局は手痛い打撃をうけることになる。台湾問題や新彊ウィグル自治区の分離運動にも波及しかねないのだ。
中国共産党独裁政権が現状をどう分析し、対処するのか、注目の時だ。
チベット暴動のニュースが伝えられている。
【北京・大谷麻由美】中国のチベット自治区ラサ市中心部で14日、チベット仏教の僧侶や市民による大規模デモが警官隊と衝突。僧侶が警察車両に火を付け店舗複数にも放火した。複数の負傷者が病院に運ばれたという。中国国営新華社などが報じた。ロイター通信によると、米大使館は「銃声が聞こえた」との情報を得た。北京五輪を控えチベット独立問題への欧米の関心が高まっており、今後、抗議活動が活発化する可能性もある。
ロイター通信によると300~400人がデモに参加。目撃者の証言では暴徒化したデモ隊は車やバイク、バスに放火した。僧侶10人以上が逮捕され、装甲車が警戒している。
英BBCによると10、11日にも300~600人の僧侶らがデモを行った。市中心部にあるバルコル(八廓)街数カ所で火災が発生。僧侶など約70人が拘束された。警察は大昭寺など寺院3カ所を封鎖した。10日はダライ・ラマ14世が亡命するきっかけとなった59年の中国軍によるチベット武力鎮圧から49年の記念日だった。
鉄道が開通し、もはや秘境ではなくなったチベットだが、歴史的文化的には、中国に属するとは言い難い。独立運動が続いているのも当然のことだ。中国政府は、多くの漢人をチベットに送り込み、チベット文化の抹殺を図っている。
ギョウザ問題で図らずも露呈したが、中国人(漢人)のあの態度は何なのか?共産党の官僚主義だけではない、古来からの「中華思想」の臭いを感じるのは、私だけだろうか?
中華帝国の册封制度のもとで朝貢していた国が、すべて中国の領土だと言うのならば、沖縄まで中国の一部という論理になる。その意味では、チベットと沖縄は同列なのだ。
中国共産党の血塗られた歴史に、さらに新しい1頁が加わった。
「新銀行東京」と「首都大学東京」、似たようなネーミングではないか。これは、石原都政の目玉である二大事業だ。「東京新銀行」「東京首都大学」という名前にしなかったのは、「環状線」を「大江戸線」に変えさせた前歴を持つ、石原都知事の強力な意向によるものである。
都庁の幹部職員の中では、石原知事に絶対服従しない者は出世できないと言われている。石原にとっては、都職員など奴隷のようなもので、舎弟である浜渦(前副知事)を使って、恫喝すればいいと考えているのだ。
今回の「新銀行東京」破綻でよく分かるが、石原は絶対に自分の過ちを認めない。何か都合が悪いことが起これば、それはすべて他者の責任なのだ。まるで「殿様」と言いたいところだが、あまりに「品格」に欠けるので、やくざの親分だと言っておこう。
石原のこうした態度は、部下にまで蔓延している。現在の「新銀行東京」のトップは、前都港湾局長で「新銀行東京」の立ち上げにも関わっていた人物だ。その当人が記者会見で「私は正しいことをしたと思っている。責任はない」と平気で話していた。こういう人格障害のような人でなければ、石原の側近にはなれないことを図らずも証明していた。石原が重用している大塚某という副知事(?)も全く同じタイプの人物だ。
石原の「独裁政治」の体質は、都庁隅々まで行き渡り、弱い者いじめというべき状況が顕著である。本庁所管課の事業所たたきは特に顕著だ。本庁は事業所のあら探しをすることによって、自分のポイントを上げるというテクニックを熟知しているので、睨まれた事業所は悲惨だ。上から下まで、ミニ石原が跋扈するという状況なのだ。
今回の「新銀行東京」問題で、石原の化けの皮が派がされ、辞任にまで至れば、流れは大きく変わるのだが。それにしても、機械の部品のようなお役人さんの中で、気概のある人は本当に少なくなったものだ…。