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それとは無関係に・・・。
 




GITANES嗜好のパリ市民は金持ちじゃなければ
続かない。
それとは無関係に・・・。

教育の場では教わることはないのに、誰でも確実にどこかで
教わることがある。
というよりも、本当は学校以外で教わることのほうが
多いのかもしれない。
例えば(真っ先にあげる例え話がそれかよ・と苦笑されるだろうが)
今時の学校では、人間の子供が産まれるまでのプロセスや
メカニズムまでを教えているのかもしれないが、
行為自体を教えてはいないかも知れないし、より快感を伴うような
高度(かどうかは異論もあろうが)な行為は教えていないだろうし、
それらは学校の授業以外のところで見たり聞いたり実践したりして
学ぶことだ。
他には「多数派工作の有効性とやり方」とか、
「身体に悪いはずのタバコが合法的に売られていることの是非」とか、
まあ誰でも数え切れない事柄を授業以外で、学校以外で教わったり
気付いたりすることになる。


カネで解決できる事柄もある ということは
平均するといつ頃、どのような状態で教わるのだろか。
授業で教わった記憶はないが、誰もがどこかで確実に学んでいる分野だ。

以下引用
」」」」」」」」」」」」」」」」
中日新聞
選択給食で注文ミス 小4に“口止め料”100円
2007年8月8日 朝刊

 津市内の公立小学校で、四年生を担任する五十代の男性教諭が、
おかずが選択できる特別給食の注文数を間違え、選んだおかずが食べられ
なかった児童七人に「誰にも言うなよ」と百円ずつ“口止め料”を渡して
いたことが分かった。「先生から百円もらった」と児童が保護者に話し、
発覚した。教諭は反省しているという。

 ミスは七月十三日、児童がおかずを二種類から選べる年二回の特別給食
であった。

 その日の選択メニューは「うなぎのかば焼き」と「トンカツ」。
教諭は事前に三十二人のクラス全員に希望をとったが、双方の希望数を取り
違えて注文。「トンカツ」を選んだ児童が多かったのに「かば焼き」がたく
さん来てしまった。教諭は児童らに謝り、「トンカツ」を希望した児童にも
「かば焼き」を食べさせたが、結局、七人が手を付けなかった。下校時間に
教諭はこの七人を呼び、自分の財布の中からそれぞれ百円を手渡した。

 百円を持って帰宅した児童から一部始終を聞いた保護者が同校に問い合わ
せて分かった。同校は教諭から事情を聴き、クラスの全児童宅を回って謝罪。
三日後、この学級を対象に保護者会を開いて再び謝った。

 校長によると、教諭は「自分だけで何とか解決しようと思った」と話して
いるという。校長は「お金で解決しようとしたのは誰が見てもいけないこと。
別のクラスの教諭に相談するなど対処法は他にもあったはず。学校側も教員に
対する指導が足りなかった」としている。

◆教育に生かせたのに
 山田康彦・三重大教育学部長の話 教育者がミスを犯してはならないという、
周りの厳しい目がある昨今の社会情勢を考えれば、ミスを隠そうとした教諭の
行動は理解できる。だが金で解決するという手法は明らかに買収行為。子ども
に道徳心を教える立場の者としてあるまじきことだ。間違いを犯したなら、
それをどう解決し、次に生かすか、身をもって教える教育のチャンスにもできた
のに、教諭は方向性を誤ったと思う。

」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」


この件で先生が犯した失敗はいくつかある。

○食い物の恨みは恐ろしい ということに思い至らなかったこと。
「あ オレ、トンカツでもうなぎでもどっちでもイイっすよ。」
なんて児童は少ないということを認識しなければいけない。

○希望通りのものを手配できないなら、希望なんか訊くな!
という怒りを予想できなかった点。
私ならこれに一番腹が立つ。

○100円という金額の失敗。
 子供でも「100円で口止めかよ」と感じたのかもしれない。

○子供を信用しすぎた。
 子供の口など止まるもんか。
 そもそも先生のミスで希望のものが食べられず、そしてそれを
 隠すために先生がカネを払った という面白いネタを
 黙っていられる訳がない。それで黙ってしまうようなら
 その子供のネタ探しスキルはゼロだし、こういうケースで
 権力者の失態が明るみに出る「正しいハプニング」という
 「社会の偶然なる制裁」がなくなってしまう。



それと、コメントしたどこかの学部長。
「行動は理解できる。」の?





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