the other side of SmokyGitanesCafe
それとは無関係に・・・。
 




GITANESの最良のつまみは、何事もない昼下がりという状況。
それとは無関係に・・・。


電話が鳴る。男の声だ。
NTT「○○さんの電話の権利継承の手続きの件ですが・・・。」
私「あ、はいはい。」


父の死去で、名義を変える必要があり、数日前に申請していた。

NTT「で、その***-***-****の番号ですが9月にいただく料金について
    まだ入金が確認されておりません。」

私  「ああ、そうでしたか」

NTT「お支払いまだですよね。請求書などはお持ちですか?」

私  「半月前になくなった父の(部屋の)電話なので、ちょっと支払いや書類など
    どうなってるのかわからないんです。」

NTT「請求書があるかないかも確認できませんか?」

私  「探せばわかると思いますが・・・。」

NTT「探せば請求書がありますか?」

私  「探せば あるのか ないのか がわかります」

NTT 「・・・」

私   「・・・」

NTT 「もし請求書がなければ、再発行できますので。」

私  「あ、そうしていただければ助かります。送ってください。」

NTT「こちら料金センターではないのでこちらでは発行できないんです」

私   「は?」

NTT 「今から言う番号に電話をしていただいて再発行依頼をしてください」

私   「はあ。」

NTT  「0120-***-***」

私   「はい、わかりました。」

NTT 「ではよろしくお願い致します」

私   「いや、ちょっと待って。権利の継承の件は?」

NTT  「はい?」

私   「継承の件で って言ったでしょ?その件じゃないの?」

NTT 「ええ、一応そうですが」

私   「未払いの電話料金の話しかしてないけど」

NTT 「はい、継承の申請をしていただいている番号について
     一部まだお支払いの確認ができない分があったので・・・。」

私   「なるほど、見払いが解消できてから継承 ということになるんですね」

NTT  「いやいや、そうじゃなくて継承は継承で別の問題なので」

私    「ん?」

NTT  「払っていただいてないので継承はできません ということではないです」

私    「そうすると・・・」

NTT  「はい?」

私    「これって、何の用件?」

NTT  「だからぁ、料金を頂戴していない分があるので・・・」

私    「冒頭の『継承の件で』というのが関係ないわけね。」

NTT  「いやぁ」

私    「継承云々よりも、支払ってない料金の督促の電話ですね」

NTT  「いや、継承の申請をしていただいている番号の・・・」

私   「わかったわかった。遅れたのが悪かった。料金センターに
     電話してみます」

NTT  「・・・そうしてください。」

私    「ところで、料金に関する部署じゃないのにあなたは督促の電話するの?」

NTT  「それはだからぁ・・・」

私    「いやあ、悪かった。悪かった。」





電話してみた。
料金センター「はい、NTT料金センターです」

私   「申し訳ないですが、未払いの料金があって、その請求書が
     見当たらないので再発行していただきたいんです。」

NTT 「はい。承知いたしました。お客様の電話番号をお教え下さい」

私   「***-***-****です。」

NTT  「・・・」

私    「・・・」

NTT  「申し訳ありません。お名前をフルネームでおっしゃってください」

私    「○○○○です」

NTT  「○○○○様・・・」

私    「・・・」

NTT  「申し訳ありません、えーっと、お電話は確かに大阪市内で
      お使いの番号ですよね?」

私    「いや、違いますよ。大阪じゃないです。」

NTT   「はい?」

私     「他県ですよ。」

NTT   「申し訳ありません。今頂戴しているお電話は大阪の料金センター
       にかかっておりまして・・・」

私    「~という事情でそちらに自分で電話するように言われただけなので
      番号を間違ったんじゃないんですけど・・・。」

NTT  「お客様がお住まいの県の料金センターは0120-*■*-***です。
      こちらは0120-***-***になっておりまして・・・」

私    「だからそれならさっき教えてもらった番号の通りですよ。」

NTT  「・・・大変申し訳ございません。でしたらそのNTTの係りのものが
      間違った番号をご案内したのだと思われます・・・」





と長々と書いたが、NTTの人でも電話番号を間違うこともあるのだなあ
と、変な感心をしてしまったのである。




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