GITANESに後付けフィルターが不要なのと同じことだ。
それとは無関係に・・・。
まあ聴け皆の衆。
コンビニでとんかつ弁当を買ったんだが、それに黄色い辛子が添付されている。
そういえば、先日とんかつ弁当店で弁当を買った時も、辛子がついていた。
とんかつに辛子をつけるのがそんなにメジャーなことなのか?
どういう料簡だ!
とんかつはもう、すでにとんかつである時点で美味いのではないか。
辛子をつける必要がどこにあろうか。
とんかつをナメていないか?
とんかつを食べるということは、もう完成されつくした絵画を鑑賞するほどの
気概がなければならないのだ。
とんかつに辛子をつけるなんてのは、
美術館の絵画が気にくわないからと言って、絵の具で色を足す無法者と同じだ。
「途中で味を変えたいから。」
よくこういうことを言う奴がいる。とんかつに限らず。
これもそもそも食事に対する気概がかけらもない。
注文したものをそのままで最後まで貫徹し食い終わる覚悟すらない痴れ者め!
お前のような者がいるから「一口ちょうだい」という無礼者が後を絶たないのだ。根は同じだ。
一口頂戴も、シェアも、断固拒否する!
私は私が注文したものを最後から最後まで一人で、味も変えずに食べきる。
それがサムライというものだ。
と、こんな感じのことを言ったら必ず
「じゃあ、おでんには辛子をつけないんですかぁ?」
というような、間延びした質問を間延びした調子で尋ねる輩がいる。
つけるに決まっているだろうが!
おでんに辛子をつけないなんて何の罰ゲームなのだ?
おでんという尊いものに、さらに辛子を上乗せして無上の存在に在らしめる行為を
なんと心得るのか?!愚か者め!
バシッとスーツスタイルを決めたのにポケットチーフを挿さないのと同じ、
オープンカーの屋根を、買ってから手放すまで開放しないのと等しい、
ピーピーラムネを食べているのにピーピーと鳴らしてみないのと大差ない、
春のパン祭りの応募シールを毎回外し忘れるのと同罪、あるいは
以下、面倒くさいので全部略。
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