GITANESは廃れても滅びない存在であって欲しい。
それとは無関係に・・・。
ファックス。
私が勤める会社では今でも重要な道具である。
使用上のメリットはほぼ何もない。
紙も無駄だし遅いし、モノクロだ。
それでもなくならない。
取引先が「ファックスを前提にした業務」に
なっているケースもまだまだ多いというのも
ひとつの理由である。
先方の言い分は、
●ファックスなら紙が排出される。排出された紙は
イヤでも目に入る。だから連絡が忘れられたリ
忘れたりする可能性が低い。
メールはすぐに埋もれてしまったり、そもそもチェックを
怠ったら、物理的に気づかれない。
確かにそうである。
電子メールと違って「紙」は質量をともなった存在で
あるから、メールよりは目に留まるのが早いだろうし
処理せずに堆積されていくと「邪魔」にもなる。
邪魔になったら困るので、イヤでも「処理」していく。
まあそれでも放っておく奴も多いのだが、
もっと邪魔な存在にしてしまえばいい。
昔テレビで観たことがあるが、ある地域の回覧板が
「巨大な板」だったり「サーフボード」だったり
するそうだ。
こんな邪魔なもの、隣家から回ってきたら
すぐに目を通して次の家庭に届けるだろう。
巨大な板を玄関に放置したまま平気な人は
少数派だろうし。
これが「畳」だったらもっと邪魔だろう。
もって運びにくいけど。
いや回覧板はどうでもいい。
どうしてファックスが滅びないのか、である。
もうひとつの大きな理由は
●お客さんがメールを嫌う。
●会社の偉い人がメールを使わない。
であろう。
これですべての議論は終了だ。
ファックス万歳。
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