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都月満夫の短編小説集2

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都月満夫の短編小説集

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「宮城県のお正月」について考える

2014-01-04 11:18:10 | 生活

昨日の「三日トロロ」は、南東北(宮城,山形,福島)、北関東(茨城、栃木、群馬)、濃尾地域(岐阜恵北、尾張など)あたりで今も残る風習のようです。

宮城県に嫁に行った姪からこんな情報が届きました。

    カレイの煮つけをみんなで食べるので、13,000円にもなる。

    お節は元旦の夜明けに食べる。

この情報を元に調べて見ました。

三陸沿岸から仙台湾にかけての地方では「カレイ」が正月にはなくてはならない定番の料理とされているそうです。

周辺地域では「滑多鰈(ナメタガレイ)」というカレイで、北海道では「母々鰈(ババガレイ)」と呼ばれています。

普段は深さにして50mから450mの海底に生息する、体長60㎝、体重1㎏ほどのカレイです。

「ナメタガレイ」は、日本近海に棲むカレイのなかでは高級魚とされ、12月に北海道から南下し仙台沖にやってくる冬が旬の食材です。

正月には、煮付けとして調理される。筒切りにし「ナメタガレイ」を酒、砂糖、しょうゆ、みりんで煮る。ナメタの煮付けが正月料理に欠かせない地方の主婦たちは、大晦日になると腕によりをかけて大きなカレイを調理するそうです。

煮汁を絡めた肉厚な身を一口食べると、脂ののった濃厚なうまみが口の中に広がる。ヒレ部分はコラーゲンたっぷりのゼラチン質です。

煮こごりをおせち料理に使うこともあるという。冬場に産卵期を迎えるため、お腹にたっぷりと子を含んでいることから「子孫繁栄の象徴」として食べられているのだとか。

北海道の「数の子」と同じです。

私も「母々鰈(ばばがれい)」は大好きですが、お正月には食べません。普段は1,000円程度です。

ちなみに、北海道では「ナメタ」といえば「柳鰈」のことです。

したっけ。



コメント (12)
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倉内佐知子

「涅槃歌 朗読する島 今、野生の心臓に 他16篇(22世紀アート) 倉内 佐知子 22世紀アート」

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