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「お城に鯱(しゃちほこ)がのっているのはなぜ?」について考える

2018-04-22 06:38:52 | 語源・由来・起源

「鯱(しゃちほこ)」と言えば名古屋城の金の鯱を思い浮かべる人は多いでしょう。しかし、「鯱」って何だと聞かれたら答えられますか?

 

 

しゃちほこ【×鯱】

想像上の、魚に似た海獣。頭は虎(とら)に似て背に鋭いとげがあり、尾は空に向かって反り返る。

城などの屋根の大棟(おおむね)の両端につける1をかたどった金属製・瓦製などの飾り物。火よけのまじないとされ、鴟尾(しび)が、後世、形を変えたものともいわれる。しゃち。

[補説]「鯱」は国字。

デジタル大辞泉の解説

 

『デジタル大辞泉』によると「鯱」は想像上の、魚に似た海獣のようです。

 

「鯱」は、インドの巨大魚神「マカラ」に由来するそうです。

このマカラ、魚とも獣ともつかない伝説の怪獣で、水を操る神の遣いとのこと。

ただ、言葉として「マカラ」が「鯱」になった経緯は分かりません。

「鯱」の「ほこ」部分については、武器の「鉾」に由来するとも言われています。

鉾は古い武器で、槍の登場によって実戦で使用されることは少なくなり、その後は神事的行事に使用されるようになりました。

「鯱」も「鯱」の元となった「マカラ」も、水に由来する怪物、「水を呼ぶ」ということで、火事除けのために屋根につけられるようになりました。

時代を追ってみてみると、まずは鴟尾(しび)がありました。

鴟尾の歴史は古く、奈良の東大寺大仏殿や唐招提寺の屋根につけられています。

 

その後、インドからシルクロードを通って中国に伝わってきた「鯱」が禅宗とともに日本に伝来します。

このため、禅寺では鴟尾ではなく「鯱」が使われています。

禅宗といえば武士ということで、お城には鴟尾ではなく「鯱」をつけるようになったのでしょう。

 

ちなみに、「鯱」を初めて使用したのは、織田信長の安土城だそうです。本来は、寺院堂塔内にある厨子等を飾っていたものを織田信長が安土城天主の装飾に取り入り使用したことで普及したといわれています。

それを成り上がりの秀吉が、金ぴかの「鯱」にしたというわけです。

 

「鯱」は、頭が虎に似て、体は魚という想像上の動物で、見た目は「大きな魚」です。「鯱」は雨を降らせる力を持つとされています。顔は前方に向け、背中をそらせて、尾を天に向けているのが特徴です。この「鯱」は、お城で一番高い建物である天守閣の屋根などに取り付けられました。

 

屋根に取り付けた意味は、火除けとされています。火事になったら、水の生き物である「鯱」が水を吹き出して、延焼を抑えるといわれたからだそうです。

一字で鯱(しゃちほこ)・鯱鉾とも書かれます。江戸時代の百科事典『和漢三才図会』では魚虎(しゃちほこ)と表記されています。

この「鯱」という漢字、先日の「鞄」に似ています。「魚虎(しゃちほこ)」が「鯱」になったようです。

したっけ。

 

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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (きままなマーシャ)
2018-04-22 08:00:04
海獣なんですね(*^^*)
勇猛そうで取り付けてると安心できそうですね。
金の鯱を付けた秀吉は鼻高々だったのでしょうね^^
鞄語。
つい先日のことなのでしっかり覚えてます♪
返信する
こんにちは♪ (柴犬ケイ)
2018-04-22 10:28:25
都月さん  こんにちは♪

いつもありがとうございます♪
想像上の魚に似た海獣頭は虎に
似て背に鋭いとげがあり尾は空に
向かって反り返っていますね。
城の上に置いているのは怪物
「水を呼ぶ」ということで火事除けの
ために屋根につけられるようになった
んですね。

今日も朝の散歩から暑くて何℃まで上がる
か気になります。

返信する
★きままなマーシャさん★ (都月満夫)
2018-04-22 11:23:30
想像上の海獣だったんですね。
なんでも金ぴかが好きだった秀吉らしいですね。
鞄語、偶然でした^^
したっけ。
返信する
★柴犬ケイさん★ (都月満夫)
2018-04-22 11:25:21
そうですね。
火災のお守りだったんですね。
こちらは今日は17℃。
昨日は26.8℃。
毎日ジェットコースターのような気温です^^
したっけ。
返信する

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