山や急坂を歩いて登るときホンの少し前しか見えない。そして登り切ったとき、特に峠などにたどり着くと先方の景色が開けて見えるようになる。元来た道を下ってゆくと遠くまで景色が見えることを感じる。
長い下り坂にある日本は暗い先が自分自身の老いとともに自覚していて、少しの政治のお年玉でごまかされことなく、消費を抑えて生活するしかない。子供手当でも結局ばらまいた検証がなされていなく、国の借金が増えることで終わり、さらに消費拡大を委縮させる。日本の行く末の地図を示さず、おいしい話でごまかす時間は少なくなった。