年寄りの漬物歴史散歩

 東京つけもの史 政治経済に翻弄される
漬物という食品につながるエピソ-ド

医学・洋学・本草学者の研究

2012年09月10日 | 宅老のグチ
医学・洋学・本草学者の研究 
吉川芳秋著作集から
先日大垣に行ってから、偶然飯沼慾斎の旧跡を知り、本草学の本を集中的に読み出した。
 吉川芳秋さんの本から徳川後期に尾張を中心とした地域で本草家、博物学者、自然誌研究家が輩出した。宇田川 榕菴(大垣藩医の子)、宇田川興斎(慾斎の3男)などから、医学洋学本草学が地域を越えて行動していたようだ。このことが福神漬とどう結びつくか今のところ不明だが最近の新聞紙上に(なたまめ茶)の広告が目立つので何か昔からの効用があったのか気になり始めた。図書館にある薬草関係の本からもナタマメが劇的な効果効能があるとは書いていない。さらに江戸時代の文献にはどのようなことが書いてあるのだろうか。
 上野池之端酒悦は寛永寺参詣者のための香煎を商っていた。ナタマメにはどのような用途があったのだろうか。
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