年寄りの漬物歴史散歩

 東京つけもの史 政治経済に翻弄される
漬物という食品につながるエピソ-ド

明治の大逆事件から福神漬を考える

2017年03月25日 | 福神漬

幕末から明治期に今は忘れ去られたテロ事件が日本では多発していた。福神漬のエピソ-ドにテロを意識していた人たちの交流があったことを既に知った。今の国会で審議されるテロ等共謀罪が大逆事件をどう裁くのだろうか。

 福島事件の七人は二人を除いて後の福島県の政治の発展に寄与した。もし断罪していたら福島県の歴史は変わっている。田母野と花香は若くして死去したが今は小林清親の福島事件の浮世絵で残る。明治の自由民権運動の弾圧を契機としたテロは福神漬の資料集めに何かと障害になっていると感じる。

 今国会で騒いでいる大阪の国有地の安価払い下げ問題で政治家が手のひらを返したように付き合いが無いと証言している。都合の悪い過去は記憶から消される。語るのは子孫しかない気がする。

コメント
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