この暑さは築地で40年以上仕事していても経験しない。閑散となった市場内を日陰を求めて歩く。用意してある水がすぐに体内から汗となって出る。試食の漬物で塩分を取る。この時期は冬季より塩分濃度が多くなっている。
新聞報道によると築地の人たちの引越しに関して危機感が薄いと思うとあった。そんな感じがする。ただ火事場のばか力が働くことを信じているようだ。何度もあった築地市場内の火事のあと何事も無く復活している。築地場外市場の火事後もいまは誰も気にすることもなく動いている。問題は引越しでなくその後の豊洲ル-ルというものが形成されるまでの時間だろう。どこに誰が車を止めるか、建物の略称とかが共通の理解が得られるまで配送位置を地図で説明するしかないだろう。
でも何とかなるんだ築地の引越し。仕事だから。