中央区の本のもり図書館郷土資料室で立教学院の資料を読みに行く。
安政の条約で横浜が開港となり、遅れて明治2年に築地居留地というものが出来た。この居留地に外国人商人とキリスト教宣教師が住んでいた。お雇い外国人は日本政府が居住地を手配していて、居留地には住んでいない。築地には初期は商人も多く住んでいたが居留地は隅田川の河口に近く、土砂が貯まっていて水深が浅く、はしけに乗ってゆかないと蒸気船に乗ることが出来ないので鉄道開業すると商人は横浜に移転した。すき間の出来た築地居留地に西洋の知識を得ようとした学生が来て繁盛しつつあった。度重なる火災で英語を学ぶ学生とキリスト教を教える宣教師の苦難があって、経営が裕福な人に支えられていた様子が判る。
立教学院関係の文献が図書館横断検索すると都立中央図書館より中央区の方が圧倒的に文献量が多い。この疑問があって、本のもり図書館へ行く。郷土資料室の本を眺めていると、キリスト教系学校の発祥地でもある。横浜はどちらかと言うと貿易系の発祥地の様だ。そして気がついたのは今でも築地居留地の痕跡が残っていて、そのため文献が集まっていることに気がつく。それは聖路加病院と聖路加看護大学である。聖公会と言うキリスト教宣教師の日本への派遣から始まる。立教学院の学院史で医学部の設置問題があって、聖路加看護学院を吸収し、発展させる計画があったがとん挫した経緯が書かれている。そして聖路加の発展に苦労した人の祖先がポカホンタスの子孫でもあった。ポカホンタスはアメリカ原住民の女性で、イギリスから来た人と交際した様子が伝説として残り、ディズニーの映画にもなっている。
自分は1999年の『ノッティングヒルの恋人』という映画を見ていて、これはアメリカ女優が役を演じるための下調べで、イギリス訪問中に素朴な本屋さんの男性と知り合い、恋に落ちる物語で、過剰なスキャンダル報道で住む世界が違うということに男性が気がついたが男性の周囲の説得で、帰国会見の場所を探す時にホテルのフロントマンから守秘情報を密かに漏らす場面があった。
「ミス・ポカホンタスが1時間前に出発を。ご帰国前にサヴォイ(ホテル)で記者会見があるとか。」 ザ・リッツ(カ―ルトン・ホテル)に駆け付けたウイリアムにホテルマンが小声で言った .。
映画を観て、このポカホンタスと問う言葉は何だろうと今でも頭の中に残っていた。英国人にとってはアメリカとの関係の常識なのだろう。
こんなところにイギリス国教会系の話が繋がっていた。それにしてもキリスト教伝道師の虎視眈々として中国・日本への布教計画をしていた様子が判る。日本は国境開放を狭くし、独自の文化が江戸時代の発展した。家康から始まる宣教師排除がオランダの人達の讒言で鎖国となった。長崎口・朝鮮交易、北海道口となる。学校の歴史ではイギリス等の西洋の凶暴を恐れていたがそれはアヘン戦争で大国清があっけなく敗北して、領土を割譲されたことから始まる。従って本当の幕末は清国の敗北情報が日本にもたらせた時から始まる。
今の日本は平和ボケで80年もの惰眠中。核を持っているロシアが隣国に侵攻するとは思っていなかった。その平和ボケ日本に一時滞在の観光客が平穏を楽しみ来ていて、ゴミを出しまくっている。もう都営浅草線は電車の座席の高齢者優先席の半分を旅行カバン置き場としたほうが良いとおもう。
安政の条約で横浜が開港となり、遅れて明治2年に築地居留地というものが出来た。この居留地に外国人商人とキリスト教宣教師が住んでいた。お雇い外国人は日本政府が居住地を手配していて、居留地には住んでいない。築地には初期は商人も多く住んでいたが居留地は隅田川の河口に近く、土砂が貯まっていて水深が浅く、はしけに乗ってゆかないと蒸気船に乗ることが出来ないので鉄道開業すると商人は横浜に移転した。すき間の出来た築地居留地に西洋の知識を得ようとした学生が来て繁盛しつつあった。度重なる火災で英語を学ぶ学生とキリスト教を教える宣教師の苦難があって、経営が裕福な人に支えられていた様子が判る。
立教学院関係の文献が図書館横断検索すると都立中央図書館より中央区の方が圧倒的に文献量が多い。この疑問があって、本のもり図書館へ行く。郷土資料室の本を眺めていると、キリスト教系学校の発祥地でもある。横浜はどちらかと言うと貿易系の発祥地の様だ。そして気がついたのは今でも築地居留地の痕跡が残っていて、そのため文献が集まっていることに気がつく。それは聖路加病院と聖路加看護大学である。聖公会と言うキリスト教宣教師の日本への派遣から始まる。立教学院の学院史で医学部の設置問題があって、聖路加看護学院を吸収し、発展させる計画があったがとん挫した経緯が書かれている。そして聖路加の発展に苦労した人の祖先がポカホンタスの子孫でもあった。ポカホンタスはアメリカ原住民の女性で、イギリスから来た人と交際した様子が伝説として残り、ディズニーの映画にもなっている。
自分は1999年の『ノッティングヒルの恋人』という映画を見ていて、これはアメリカ女優が役を演じるための下調べで、イギリス訪問中に素朴な本屋さんの男性と知り合い、恋に落ちる物語で、過剰なスキャンダル報道で住む世界が違うということに男性が気がついたが男性の周囲の説得で、帰国会見の場所を探す時にホテルのフロントマンから守秘情報を密かに漏らす場面があった。
「ミス・ポカホンタスが1時間前に出発を。ご帰国前にサヴォイ(ホテル)で記者会見があるとか。」 ザ・リッツ(カ―ルトン・ホテル)に駆け付けたウイリアムにホテルマンが小声で言った .。
映画を観て、このポカホンタスと問う言葉は何だろうと今でも頭の中に残っていた。英国人にとってはアメリカとの関係の常識なのだろう。
こんなところにイギリス国教会系の話が繋がっていた。それにしてもキリスト教伝道師の虎視眈々として中国・日本への布教計画をしていた様子が判る。日本は国境開放を狭くし、独自の文化が江戸時代の発展した。家康から始まる宣教師排除がオランダの人達の讒言で鎖国となった。長崎口・朝鮮交易、北海道口となる。学校の歴史ではイギリス等の西洋の凶暴を恐れていたがそれはアヘン戦争で大国清があっけなく敗北して、領土を割譲されたことから始まる。従って本当の幕末は清国の敗北情報が日本にもたらせた時から始まる。
今の日本は平和ボケで80年もの惰眠中。核を持っているロシアが隣国に侵攻するとは思っていなかった。その平和ボケ日本に一時滞在の観光客が平穏を楽しみ来ていて、ゴミを出しまくっている。もう都営浅草線は電車の座席の高齢者優先席の半分を旅行カバン置き場としたほうが良いとおもう。